KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

【奈良旅】音羽山観音寺に行こう!!(2017年10月1日)

 音羽山観音寺に行こう!!

 

NHK・Eテレで「尼寺 精進日記」という番組がある、

そこでは音羽山観音寺に住むご住職・副住職・見習いの三人の日々の生活を描き、

様々な料理をつくり、地域住民との交流を楽しむことができる番組だ。

初めは何気なく見ていたが、回を重ねていく毎に三人のやり取りが楽しくなってきたのだ。

 

そんな中、

週末、奈良のお寺巡りをしようと考え、吉野・法隆寺などを候補としていた。

「いや、待て! 音羽山観音寺があるではないか!!」

 

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そして、同週の水曜日からプランを練り上げていったのだった。

(そんなたいそうなものではない!)

 

土・日の2日間の内、早朝から訪問することにした、

朝の涼しいうちに行きたい、なんせ今週末は暑いのだ、

しかし朝早くては、お寺は開いていない可能性もあり、9時到着を目指す。

 

音羽山観音寺への訪問の注意。

1、音羽山は山である、1.8kmであるが急な坂道を上る。

  ある程度の体力が必要。

2、帰り道は急な坂道を下る、靴には注意しよう、

  靴裏がのっぺりした靴は滑る、しっかりとグリップのある靴を履いて行こう。

3、公共交通機関で行く場合、バスで行くのだが、本数が少ない。

 

 では、KITの訪問日記スタート!

 

 場所は、奈良県桜井市音羽にある。

最寄り駅は、近鉄大阪線・桜井駅である。

 

京都・大阪からアクセスしても、近鉄線・大和八木駅を経由して桜井駅に行くことになる。

 

 桜井駅・南口にお目当てのバス停がある。

 

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 階段を下りて、目の前にバス停がある。

 

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 奈良交通・1番乗り場・談山神社(多武峯線)に乗る。

日曜日ダイヤでは、8時12分が始発となる、本日はこの便に乗る。

 

詳細は奈良交通のバス案内システムで確認しよう。

奈良交通バス案内システム

 

乗客は、大阪から来た4人の男女混合チーム(山登りの支度・年配者)と地元の御婦人のみであった。

 

上記マップは、イメージであり、バスの本来のルートとは多少異なります。

乗ってしまえば、15分ほどで到着する、

車内では、大阪4人組が里山の景色で盛り上がっている。

 

バス停は、桜井駅バス停から下居バス停(おりい)となる。

乗車賃は330円である。

 

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 バスが去っていく・・・。

談山神社もとても魅力だが、今日は音羽山観音寺だ!!

 

バス停からバスを撮る、

白い軽トラックが停まっている橋を渡り、右手方向に登っていく。

 

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 しっかりと看板がでています、

お手製の看板がお寺まで誘導してくれる、これだけ見ても、音羽山観音寺の人の良さを感じることができる。

時刻は、8:26である。 

 

 橋から音羽山観音寺へのルート、

表示されている距離と時間は参考にならない・・・。

 

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橋を渡った先に看板がある、地図だけみると簡単そうにおもえるが・・・。

 

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 いきなり坂道が始まる、

張り切って、速足で登っていく!

(山登りの極意をまったく理解していないKIT)

 

どんどん標高を上げていくが、同時に息も上がっていく。

 

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最初の丁石である、

これとのぼり旗が目安となり、「励み」となる。

ここもハイペースで通過!

 

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 まだまだ、舗装されている、

あまり道幅は広くないので、車でのすれ違いの際は、多少の注意が必要となる。

 

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まだまだ、行けるぜ!

足が重い気もするが、気のせいだ・・・・・。

 

f:id:turumigawa915:20171001204558j:plain時刻:8:32。

駐車場に到着した、車で来た場合、ここで停めての山登りとなる。

杖であるので、必要に応じて使いましょう、行きはいならないが、帰りは必要かも・・、坂があまりにも急なため、どんどん進んでしまう、それを抑える為に必要になるかもしれない。

 

こんな看板があるお寺があるだろうか、いやない。

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 「うきうき わくわく ウォーキング」

ここからがリスタートだ。

 

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 来た道を振り返る、下に駐車場が見える、

すでに車1台が停まっていた、しかしお寺にいくまで誰ともすれ違っていない・・。

 

f:id:turumigawa915:20171001211731j:plain時刻:8:35。

集落の中を通り抜けていく。

 

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時刻:8:37。

新たな看板が見えてきた。

 

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音羽山観音寺百市と分岐ポイントが現れる。

 

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分岐出現!!

 左側の道を登って行こう。

それにしても、百市とはどのような所でしょうか。

 

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ウェルカムの看板が出てきた。

犬と猫、犬は飼っている番犬だろうか、番組を見ている人はわかるだろう。

 

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御地蔵様に合掌、

「観音寺に行って参ります!」

時刻:8:39。

 

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時刻:8:41。

ここから道が舗装から未舗装にかわる。

 

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道の横に細いながら川が流れている。

 

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 謎の岩があると一瞬思ったが、逆から見なくてはならない。

時刻:8:36。

 

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ここにも、お地蔵様とのぼり旗があった。 

 

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 たしかに息が上がっている・・・、

お茶を飲み水分補給だ。

 

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こんな感じの良い林道が続く。 

 

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 時刻:8:57。

索道が出現した、索道も静岡・由比以来だ。

 そして、わかりずらいが、橋がある!

この橋の名前は無常橋という。

そして、「もうすぐ観音寺」とも書かれていた。

 

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時刻:8:58。

左にいるのは鹿かな、

降りる時に会った人から、「鹿を見た」と聞いた。

 

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 時刻:9:00。

もう少しだ。

 

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階段が現れた。

時刻:9:01。

「この上がお寺だ~」と思いながら、1段1段かみしめて登っていく・・・、

しかしまだ先があった・・・・・。

 

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この苦しい登りとお別れするのが寂しくなった。

もう終わる。・・・。

 

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 とうとうここまで到達した、この上には建物があると確信する。

そして最後の看板だ。

「ようこそ おまいり」と書かれていた。

 

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階段を上っていく、緑のいい感じの空間がある、

まずは本堂に行こうではないか。

 

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「終わりは唐突に」、テレビで見た光景が目に入る。

時刻:9:08。

 

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手を洗い、参拝をしよう。

その時、白い軽トラックが本堂横に着いた、

「もしかして住職かな~」と思いながら見ていると、

5・6人の若目の男女が機材やバッグなどを持ち、自宅に入っていく、

それは、NHKの取材陣であった、私と同タイミングでの到着だ。

 

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 本堂の横に鐘付き堂があった。

 

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その奥には、犬がおり、吠えまくる。

こちらがたじろぐほどだ、番犬の役割を完璧に果たしていた。 

 

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撮影とバッティングしたが、ここで帰っては意味がない、

御朱印をもらわなければ!!」

しかし犬にほえられる・・、たまたまNHKのスタッフが家から出てきたので、

御朱印を頂きたいのですが・・・」と伝えると、

「今、呼んできますね。」とさわやかに応対してもらった。

住職の後藤密栄さんが登場、こちらの受付まで来て頂きました。

 

テレビで見たまま、とても温かみがあるご住職でした。

御朱印を書いて頂きながら、そして片づけをするまで5分ほどかな・・、会話をした、その中で「聖林寺に行ったらどう?」と進められた。

初めは「少林寺?」と思ったが、そういえばバスで「聖林寺」があった事を思い出す。

国宝があるという・・。

 

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音羽観音寺・御朱印 【妙智力】

 

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御朱印を頂いていると、バスで同乗していた4人組が登ってきた、

私も本堂に入り、お参りをさせていただく。

そのうち1人と、2・3会話をしていると、まっちゃんが登場。

紫色のジュースを持ってきてくれた。

5つ用意してもらい、5人で飲む、酸っぱく冷たく、そして美味しかった。

 

 まっちゃんと会話をした、

「横浜から来たの~」とびっくりしていた。

横浜から遥々来た甲斐があったというものだ。

「男の人が見ても楽しいの?」

それはもう、楽しいですよ。

 

本堂には、手作りのお土産などが置かれていた、

・麩

・ジャム(ブルーベリー)

・ぎんなん入り最中

を購入した。

 

手造りの小物入れ、テッシュ入れなどもあった。

 

 せっかくなので、まっちゃんと記念撮影をすることになった。

まずは、4人組とまっちゃんを私が撮影、

その後、私とまっちゃんで撮影してもらった。

 

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次に庭を散策させていただく、

大阪の御婦人1人と2人で庭を散策する!

1つ1つ、花の名前を確認しながら、庭を歩いていく、そして、この実はなんだろうと

話していたところ・・・、

家の中から「〇〇〇や」と答えがかえってきた(笑)

※名前は忘れた。

声の人物が玄関から顔を出す・・・、慈瞳副住職だ!

思わぬ登場に感激のあまり握手をした。

 

これで3人全員と会うことができた。

 

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凛々しい犬、

このお寺を守っている立派な番犬だ。

 

ちなみに本日撮影しているのは、今月末の放映分という。

楽しみに待とう。

 

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時刻:9:49。

大阪4人組にお別れを告げ、下山を開始する。

この時間であれば、予定の一本前のバスに乗ることができる。

 

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絵がとてもかわいい、

うさぎさんのようにならないように!

登っている時には気づかなかったが、急すぎる道だ、足がどんどん進んでしまう

杖またはストックがあったほうが安定するだろう。

あと、ハイキングシューズなど凹凸がある靴がいい。 

 

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帰りは、超ハイペースで降りていく・・。

 

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分岐点に到着した。

時刻:10:05。

 

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次に駐車場に到達。

時刻:10:11。 

 

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 県道37号線に到達。

時刻:10:15。

 

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これで音羽山観音寺の参拝が終わった。

 

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道の向こうには、来た時に降りた下居バス停がある。

 

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時刻:10:20。

下居バス停(桜井駅行き)に着いた。

時刻表を見ると、10:23発であった、よかった~。

 

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 バス停の中にあるローン会社の看板。

センスのある絵柄だ、なつかしさを感じる不思議な感じ。

 

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素晴らしい!

定刻通りに到着、奈良交通万歳。 

 

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 時刻:10:39。

桜井駅に到着。

 

今回の旅のおさらいをしよう。

08:12 桜井駅発

08:25 下居バス停着

09:08 音羽山観音寺着

09:49 音羽山観音寺発

10:20 下居バス停着

10:23 下居バス停発

10:39 桜井駅着

 

■往路:43分

■復路:31分

 

これから「尼寺 精進日記」がより面白く見ることができるだろう。

そして、復路では、多くの参拝客とすれちがった、

皆、あの三人に会ってみたいのだ、

「わかる、わかる!」

もう、奈良旅行に満足してしまったが、最後の締めと行こうではないか!

 

これから、

唐招提寺西大寺に参拝する。

 

第1部 完「音羽山観音寺に行こう」

  

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