さてと、今回のドライブの題名には迷った、メインがないのだ。
しかし結果として、一番印象に残り、最後の訪問先となった大聖寺を題名にもってきた。
それだけでは芸がないので、近場の神社・お寺等を周ることにした。
ではスタートだ。
東名高速道路を走り、大橋ジャンクション経由にて、東北道路に入る、
降りるICは久喜ICである。
鷲宮神社は今年2回目の参拝だ。
前回は電車で来たが、今回は車だ。
駐車場はかなり空いており、参拝客もパラパラだ。
明日は例大祭ということもあり、それらの準備をしているように見えた。
関東最古の大社といわれており、由緒正しい神社である。
境内には時折、鶏の鳴き声が聞こえる。
いつもながら、御朱印を頂く、ここは500円であり、
一般より少し高いがステッカーと巫女さん手作りの御朱印帳しおりがつく。
鳥居前には猫が寝ていた・・、とても気持ちよさそうだ。
この鳥居が古めかしく趣きがあるのだ。
では次に行こう。
杉戸町の永福寺に来た。
杉戸町の施餓鬼寺(せがき)と言われている。
関東三大施餓鬼の1つというが、このことを初めて知った。
「どじょう施餓鬼」を呼ばれ、毎年8月に執り行われている。
画像をみると、本物のどじょうを使い、それを龍に見立てて、流している。
静止画だけでは、よくわかならいので、一度この目で見てみたいものだ。
裏に専用駐車場がある、お墓の中をお邪魔して、本堂に向かう。
今日は閑散としている、8月22日・23日はそうではないだろう。
閻魔堂、中には閻魔様が鎮座していた。
やはり閻魔様、迫力がある。
静かな参拝を終え、裏手の駐車場に戻る。
憶えていれば、来年8月に来よう、どじょう施餓鬼をこの目で見てみよう。
神社・お寺ときて、次は道の駅である。
永福寺から車で20分ほど、道の駅アグリパークゆめすぎとにきた。
先ほどとは異なり、大混雑。
駐車場に車がいっぱい停まっているが、駐車場はさらに大きいのでまだまだ余裕がある。
オレンジ屋根がメルヘン調だ、
野菜が安かった!!
なんと、10分以内の場所にもう1つの道の駅があるのだ。
道の駅 庄和である。
5月に春日部で大凧あげ祭りがある。
それにちなんだ造りとなっている、ここも100%の駐車率であったが、
運よく入れ込むことができた。
ここでも野菜が安い、埼玉は野菜が安い県であると認定しよう。
そして、 本日のメインでる櫻木神社に来た、
道の駅庄和から30分もかからず到着、神社前は少し道が狭いが対向車に会う事なく、駐車場に入れることができた。
池になにやら、不思議なものが・・・。
ご神水である、どこから来た水だろうか。
本日は、七五三で参拝にきている人が多かった
御朱印を頂く、
道路から門を見る。
ここの御朱印には桜印のスタンプがおされ、これがまた良いのだ。
埼玉県越谷市で最も古いお寺である。
道路に面しており、とても入りやすいお寺だ
駐車場も広くとられており、駐車しやすい。
意外にも大きな敷地を持つお寺であった。
駐車場に車を停め、参道を歩く。
もうめっきり秋の装いとなっている。
このお寺はとても雰囲気が良い。
参拝客は2組ほどであった。
横をみると、ぴんころ地蔵がいた。
なんか、かわいらしい風貌をしている。
そして、狛犬。
躍動感を感じさせるいい面構えだ。
この狛犬はいい!!
そして今、
12年に1度の御開帳、とても運がいい。
9月1日(金)~12月28日(木)の期間である。
御朱印をもらおうと思い、本堂横の社務所にて、尋ねたら「今呼んでみるのでまってください」とのこと、そして本堂に案内をしていただくことになった。
そして御開帳のことをお聞きしたのだ、そして写真撮影もよいと許可を頂いた。
3体の不動明王像である、12年に1度しか見ることができない、そう考えると・・、
この巡り合わせに感謝するしかない。
この3体の迫力がすごい、両脇の不動明王の力強さと中央の不動明王の神聖さ。
なんとも言えない強さ、そして威厳を感じる。
さらに奥に案内される。
これが徳川家康の夜具である。
関ケ原の戦いに向かう途中、ここ大聖寺で戦勝祈願をしたという、
そして宿泊した際に着用した着物がこれである。
この夜具も普段では見ることができない、12年に1度の御開帳時に見ることができる、
普段はレプリカが展示されているという。
横には奉納刀も展示されている。
※こちらも許可を頂き撮影させて頂きました。
大聖寺という名前もその時にいただいたものだという。
参道を歩き戻る、そしてもう1つのお目当てがあるのだ。
とその前にネコとの遭遇、黒猫だ!!
こちらも良い面構えだ。
お目当ての前に、山門を見る、とても絵になる山門だ。
この山門の山号額に書かれているのは、「真大山」である。
なんと、老中・松平定信の直筆と言われている。
山門には御開帳と落語会の案内が掛けられている。
そして、もう1つのお目当てを紹介しよう。
虹だんごである、大聖寺の境内にお団子屋があり、ここで食べることもできるし、持ち帰りもできるのだ。
あまだれしょうゆ団子、そしてよもぎ草団子である。
これができたてで暖かく、おいしい!!
最後の最後でいいお寺に出会うことができた、
御開帳ももちろんであるが、この境内の雰囲気と参拝した後の団子による食の満足と、
申し分が無い。
是非、越谷近くに来た際には寄ってほしい、
隠れた古刹・大聖寺、このようなお寺があるからお寺巡りは楽しい!!
そんな醍醐味を感じさせてくれた大聖寺に感謝!!
大聖寺に行こう! 完