今日から2日間、東北旅行を計画しており、新幹線チケット・ホテルも押さえていた、
しかしながら、直前になり、旅行2日目である日曜日の天候が雨となってしまった。
雨の中、山寺・立石寺、平泉・中尊寺を周るのはできれば避けたい。
迷った挙句、次週に延期を決断した、
会社帰りにみどりの窓口に行き、新幹線チケットを変更、即ホテルもキャンセルした、新幹線は発車時刻前であれば、1回に限り日程・時間変更がきるのだ。
来週の3連休の(金)(土)に日程を変更した。
晴れないまでも、曇りであってほしいのだ、でも次はもう変更ができない。
では、神頼みしかないだろう!
「どこの神社がいいだろうか・・・?」
「赤羽八幡社に行こう!!」
「なんでやねん!!」と一人で寂しく突っ込んでみる。
その理由は後からわかる・・・・。
「おいおい、赤羽だろう?!」
「寄り道です。」
増上寺に行こう!! スタート。
浜松町駅から徒歩13分である、
モノレール乗り場を横目に見つつ、後ろの女性2人の関西弁が耳にはいる、飛行機で遊びにきたのだろうか・・、「雨であっても旅行は行かなければならない、仕方がないことだ」と思い、私のように直前で中止にすることは普通は難しいのだ。
※とは言っても異常ではない(笑)
普段はサラリーマンが多い道も今日はいない、私もスーツで営業に出ているが、そのような場所にプライベートで、私服で来ると少し不思議な感じがする。
「外回りでここまで来るなら、増上寺になぜ行かなかったのだ!」
※以外にまじめな私の紹介でした(それが普通だろ!!!)
大門をくぐる。
大門は浜松町駅と増上寺の中間にあり、車も通っている、
大門から大殿本堂に至る道は、穢土から極楽浄土への道を表しているという。
三解脱門。
煩悩を解脱して大殿に向かうと阿弥陀仏が鎮座している。
大殿。
増上寺は、浄土宗であり、東国の拠点して重要なお寺であった、
小田原征伐後、徳川家康が江戸に移ってきた後、徳川家の菩提寺として選ばれた。
江戸幕府の開幕後、徳川家の庇護もあり、隆盛に向かったという。
安国殿にいく。
御朱印はこちらでいただくことができる。
御朱印帳が3種類あり、緑のものを購入、ここでは御朱印バンドも売られていた、
購入した御朱印帳が落ち着いたデザインでとても良い感じだ、
もちろん葵の御門がついている。
徳川家御廟に行く。
拝観料500円を支払い入場する。
ここからも東京タワーが見える、
大殿からも見えるが、東京タワーとのコラボレーション絵図となり、
この不似合いと思える2つがうまく融合しているのだ、
高さは違えど、増上寺の存在感も東京タワーに全く負けてはいない。
ここには徳川家の墓所があるのだが、もちろん歴代の将軍が全ているわけではない、
二代・秀忠公、六代・家宣公、七代・家継公、九代・家重公、十二代・家慶公
十四代・家茂公である。
あとの将軍は、上野・寛永寺、日東照宮、谷中霊園に眠っている。
家康は、生前に葬儀は増上寺と遺言を残したらしいが、それは叶わなかったという。
では、目的の御朱印帳も買ったし、(おいおい、御朱印帳目当てかよ!!)
赤羽に向かおう。
赤羽は、東京都北区の都市である、
北区は東京23区では11番目の人口を誇る地区である。
京浜東北線、宇都宮線、高崎線、埼京線、湘南新宿ラインなど、多くの鉄道が停車する、電車の発着はめまぐるしいほどだ。
まずは赤羽駅に人が多いことに驚く。
西口から線路沿い、新幹線の高架下横を歩いていく、道は至って単純であり、迷うことはない。
駅から10分ほどで到着する、歩いていると正面に急坂が見えてくる、
見たくなくても見えるのだ、それほど目立つのだ。
「この坂に鳥居?!」と言う感じだ。
ちなみに、正面の坂は車用の参拝路であり、右に行けば、歩行者用の参拝路になる。
「もちろん、坂を登っていくぜ!!」
ちなみに右に頭上にあるのが、東日本新幹線の線路の高架である。
末社が目に入る、
「正面にキツネがいる!!」
精悍な顔つきの狐様、にらみをきかせている。
因幡の白兎。
こんなところで出会えるとは!
「兎はラブリーである、ラブリーウサギである」※なんのこっちゃ・・。
さぁ、目的・目的!!
「これである!!」
「これの聖なるデルタ地区!!、赤羽トライアングル!!とでも言おうか。」
もちろん、神社の創建のほうが古く、その後鉄道の線路が造られた、
線路を通すにはこれしか方法が無かったという・・・、
そうしてこのような景観が生まれた。
新幹線は、赤羽八幡社の下を通る、正確には社務所の下を新幹線が通過しているという。
神社の下を通る新幹線、または新幹線の上にある神社ともいう。
JR線路は、赤羽八幡社で分岐している。
北陸新幹線が通過していく、
「なぜ、今日は望遠レンズを付けてこなかったのだ・・・、パンケーキとは・・。」
落胆して(笑)、横に目を向けると狐様の軍勢がいた。
みどりの東北新幹線が疾走していく、
はやぶさ号が函館北斗に向かっていく、数時間後には北海道に着くのか・・・。
日曜日が雨でなかったら、はやぶさ1号ですでに宮城観光をしていたのに・・・・・。
来週は、電車の中から赤羽八幡社を撮ろう、席が逆なら・・・、仕方がない。
静かな佇まい、今の神社は高確率で七五三と出会う。
この地は、坂上田村麻呂が東北への遠征の際、陣をはり戦勝祈願をした場所である、
その為、勝負の神様として信仰されている。
力強い形相。
拝殿の奥にもう1つの目的と出会う、
「赤いきつね」である、
もう一度書こう、これが正真正銘の「赤いきつね」である。
最後にもう一度書こう、「赤羽八幡社にいるきつね様である」
塗ってあげたい! 台座の裏に「塗装:KIT」と刻む。
また、お会いしましょう赤いきつね様・・・。
そして「緑のたぬき」を探す旅が幕を開けたのだ、
「あれ、小池百合子?!」
階段から降りずに斜面から降りていく、
この鳥居をフレームとした新幹線!
これぞ、赤羽八景の1つである!!
さっきのデルタ地区も赤羽八景の1つ、残りの6景は後世に託そう。
こちらは歩行者用の参道である、
鳥居を抜けると急な階段があり、それを上がると正面に拝殿が現れる。
今日は階段を見上げて終わりとする、
「腹八分目」
この言葉は旅行にも当てはまることがある。
これで赤羽の旅は終わった、
これは晴天の時、再訪決定だ、赤羽八幡社素晴らしい神社だ。
赤いきつねを見に行こう!