KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 鴻巣に行こう!!(2017年11月26日)

鴻巣は江戸時代に多いに栄えた鴻巣宿中山道日本橋から第7番目の宿場町である。

その鴻巣に行き、神社巡りをする。

と言っても、以前から気になっている三ッ木神社に行きたいだけなのだが・・・。

 

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三ッ木神社は北鴻巣にある神社であるが、

それだけではモッタイナイので、鴻神社と勝願寺に行くことにする。

 

 

横浜駅から上野東京ラインで乗り換え無しで行くことができ、とても便利になった。

1時間30分ほど乗車時間となり、結構な長旅だ、はやてなら仙台まで行ってしまう時間だ。

7時42分横浜発、9時11分北鴻巣駅着。 

 

北鴻巣駅から三ッ木神社は徒歩10分。

 

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三ッ木神社に到着。

ケヤキの木が異様に大きい!

 

 

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フレームにおさめることが難しいほど、大きいのだ。

 

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では参拝しよう。

もちろん参拝者はいない、御朱印を頂いている途中に1名の参拝者が来ただけだ。

 

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手水舎。

 

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再度、撮影を試みるがはみ出してしまう。

 

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鳥居の先には燈篭があり、その先には山門のような建造物がある。

あまりない建物だ。

  

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拝殿に向かう、緊張する瞬間だ。

何があるか知っているから・・・。

 

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もうすでに視界に入っている、

こんな神社は初めてと言わざるを得ない。 

 

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猿の石像である。

猿の惑星」のように言ってしまったが、

これが見たかったのだ。

 

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赤い粉がかけられた猿の石像。

大猿と子猿である。

 

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ご祭神は大山咋神であり、猿はその使いとされている、

そのため猿ということだろう。

この赤い粉は御朱と呼ばれ、社務所でいただくことができる。

治癒したい場所に粉をつけるため、このような姿になっている。

皆の願いがこの猿にかけられているのだ。

 

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だんだん仲の良い親子に見えてきた。

 

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そして横に目を向けるとよだれかけがかけられており、その前に赤い猿が並べてある。

台風の時は大丈夫だろうかと余計な心配をしてしまう・・・。

 

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初めてみる光景に目を奪われる。

ここは安産祈願の神様ということもあり、出産の折、願いをかけ赤ちゃんのよだれかけに思いを書き込み奉納するのだろう。

 

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ほとんどの猿は股を開いている。

安産の願いを込めてということか。

 

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猿の表情が様々であり、1つ1つ違う、

皆いい顔をしている。

 

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その後ろの祠にはさらに無数の猿の石像が奉納されている

 

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拝殿横に境内社氷川神社がある。

 

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この彫刻にも目を奪われる、それほど立派なのだ。

 

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とても風格を感じさせる造りだ。

 

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山門は社務所となっており、中に人はいない。

いつものピンポンである。

 

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御朱印を頂く前にケヤキを仰ぎ見る。

 

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そしてケヤキの木がパックリと割れており、中に猿の石像が奉納されている。

こちらにもおりました、ここなら暴風雨は防げるなどと余計な事を考える・・・。

 

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小さいながら、こんなに興味を惹かれる神社も珍しい、

とても濃い、として不思議な感情を抱かせる。

 

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では御朱印を頂こう。

濃い神社とは反対にとてもさわかやな宮司がでてきた、このギャップはなんだ?!

 

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御朱印は2種類あるという、

でも吹上神社にはいかないので、いただくわけにはいかない。

 

そして鴻巣三社巡り御朱印について紹介される。

こちらは頂くことにした。

三社巡りがあることをこの場で知ってしまった、これはプランをBに変更だな、

(プランAしかないくせに何を言っているのだ!!)

 

鴻巣三社とは、三ッ木神社、これから予定に入っている鴻神社、

そして氷川八幡社・・・・、この神社は知らなかった。

地図を見てみると最寄りの駅は同じ北鴻巣駅であるが、三ッ木神社とは反対方向である。

 

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七福神巡りにはやったことがない私であるが、

鴻巣三社巡りは周ってみたくなった・・・、

決して三つ周った後の満願守が目的ではなく、鴻巣と言う町を知る上で良い機会になるのではと思ったからだ。これも縁だ。

こちらの御朱印は500円となる。

 

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三ッ木神社の御朱印

 

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鴻巣三社巡りの御朱印・三ッ木神社。

 

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では、三社巡り・鴻巣編開始である!! 

 

 氷川八幡社へは徒歩20分ほどかかる。

 

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さっそく中山道の石碑に出会う。

さっそく三社巡りの褒美だ。

 

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初めて知る知識が多い、勉強をせねば。

 

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これは武蔵水路といい、なぜか2つに分けれられている、どのような効用があるのか。

 

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このような道をひらすら進む、

交通量はそれなりに多く、慎重に歩く。

 

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景色が少し開け、目的地・氷川八幡社に到着。

 

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虫封祈願である。

 

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郷社 氷川八幡神社

右に見えるのが社務所である。

 

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境内は必要以上に広いのか、手打ち野球を余裕をもってできるほど広い(笑)

 

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鴻巣はこのように観光名所としてアピールすることを忘れていない、

この看板は他でも見ることができる。

市の観光課は良い仕事をしてますね~。

 

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三社巡りのノボリ旗が風になびく、

さぁ私は何人目の参拝者となるのだろうか、

ここにも人いない、少し寂しい。

後程、地元のおじさんの参拝と七五三1組が来ただけだった。

 

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賽銭箱の家紋に目が惹かれる。

では御朱印を頂きにいこう。

社務所に行くと、中から「こちらへ!」という声が。

礼儀正しいおばあさんと若手の宮司さんに対応して頂く。

こちらでも通常の御朱印と三社巡りの御朱印を頂いた。

 

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氷川八幡社の御朱印

 

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鴻巣三社巡りの御朱印・氷川八幡社。

 

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帰りは武蔵水路横を通り北鴻巣駅に向かう。

 

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高崎線の線路にぶつかり左折する、駅は約140m先だ。

 

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曲ると北鴻巣駅が見える。

 

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北鴻巣駅に到着。

朝は反対側の口から出た。

 

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列車の本数はそれなりに多いため、心配はない。

これから向かうのは隣の鴻巣駅である。

氷川八幡社から歩いていけるかなと考えたが、そんな距離じゃなかった・・・。 

 

 氷川八幡社から北鴻巣駅まで徒歩15分。

 

鴻巣駅に到着。 

鴻巣駅から9分ほど歩く。

 

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鴻神社(こうじんじゃ)に到着。

もともとは鴻巣宿にあった氷川社・熊野社・雷電社の三社を合祀したのが始まりである、その後さらに合祀され明治40年に鴻三社からこの鴻神社となった。

 

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この神社ははなやかであった、そして参拝客が大勢いた。

これまでの2社とは全く違っていた。

 

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ここにも観光用の案内板がある。

 

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鴻神社の御由緒。

 

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鴻神社は、名の通りこうのとり伝説が伝えられており、

子授け・安産などにご利益があると言われている。

 

昔々、この地にこうのとりがやってきて大木に巣をつくり卵を産んだ、

それを狙いに来た大蛇をこうのとりを追い払い平和な日々が続いのでお宮をたて、

「鴻の宮」とされ、後に『鴻の巣』となる、

これが鴻巣の由来である。

 

f:id:turumigawa915:20171126234738j:plainこうのとり伝説のノボリ旗がある。

 

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境内に御神木の夫婦銀杏がある。

樹齢500年と言われており。子授け・安産・夫婦円満にご利益があるといわれている。

 

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では本殿に行こう。

 

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珍しい提灯、赤がアクセントなり、良い感じ。

 

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鴻の宮とかかれている。

こうのとりのシルエットがいい感じだ。

 

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黄色のノボリに目がいく。

 

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 三狐稲荷神社

天狐、地狐、人狐の三狐を祀る、そして悪縁を断ち切り、良縁を結ぶご利益がある。

社務所の前にある。

 

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本殿の隣にある。 

 

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旧鴻の宮。

 

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幸宮弁財天。

 

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この神社、全体的に赤い。

 

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かわいらしい鳥居、これはくぐれない。

 

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こちらは、なんじゃもんじゃ稲荷である。

「あなたの願いはなんじゃ?」

 

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駐車場を周り、裏手に周るとされに社がある。

浅間社。

 

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合祀社。

 

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では御朱印を頂こう。

 

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鴻神社の御朱印

 

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鴻神社の御朱印

 

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三狐稲荷神社の御朱印

 

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鴻巣三社巡りの御朱印・鴻神社。

 

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では鴻神社を離れよう。

 

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次の目的地へ。

鴻巣宿のペナントが商店街にかけられている。

 

勝願寺まで徒歩14分ほど。 

 

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こちらが入口である。

 

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勝願寺は徳川家康ゆかりのお寺と知られ、

三つ葉葵の使用を許されている。

 

 

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家康は1601年・1604年に鷹狩でこちらの勝願寺に訪れている。

 

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立派な狛犬である。

 

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 とてもどっしりしている様相の本堂だ。

 

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では本堂横に行き、参拝をしよう。

 

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左から小諸城・城主 仙石秀久

真田信重の正室・鳥居忠政娘、真田信重、真田信之の正室・小松姫のお墓である。

 

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仙石秀久、江戸から小諸に戻る際、この地で病死する、

中山道を通り、北国街道に入ると小諸にいくことができる、

その途中に鴻巣宿があるのか。

 

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 凛々しい小松姫本多忠勝の娘、そして真田信幸の妻である。

 

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では静かな参拝を終え鴻巣駅に戻る。 

 

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駅到着、こうのすショッピングセンターが見える。

 

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そして鴻巣駅

時間は12時近くである、さぁ横浜に戻ろう。

鴻巣は免許センターで有名であるが、これからは三社巡りの鴻巣として認知しようではないか。

派手さはないが、そこはかとなく宿場町の面影を残す鴻巣

そしてこうのとりの伝説が残り、それは地名に伝えられている、思いの外奥の深い町だ。

 

少しは鴻巣のとらえかたも変わっていくだろう。

そういえば、鴻巣宿の次はどこだったか?

 

鴻巣に行こう! 完