KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 田子山富士山に行こう!!(2017年12月16日)

前半戦は、埼玉県北足立郡伊奈町で伊奈氏の史跡巡りをした。

陣屋跡にて、偶然にも発掘説明会があり、これに参加させてもらった、

当初の計画から1時間以上も遅れることになった、

でも慌てることなかれ、

土曜日は気持ち的に余裕がある、帰りが遅くなっても大丈夫だ(笑)

 

これから、東武東上線志木駅に向かう。

f:id:turumigawa915:20171217162630j:plain

そして、富士登山をするのだ。(富士塚登山をするのだ)

 埼玉県の横移動はかなり面倒である、

一旦、ニューシャトルで丸山駅から大宮駅に戻る、

大宮駅から埼京線武蔵野線と乗り継ぎ、

朝霞台駅北朝霞)で東武東上線に乗り換える。 

 

無駄なく乗り換えが成功すれば、約1時間ほどでいくことができる。

 

志木駅東口に降り、バスターミナルに向かう。

「志21」の下南畑行き、または冨士見高校行きに乗る、※ららぽーと行でも良い

1時間に3本ほど出ているので、それほど時間を気にする必要はない。

 

降車バス停は、富士道となる、歩いても20分ほどで着くのだが、敷島神社に参拝後、

再び、富士道バス停から東武バスに乗車しなければならない、

その為にはバス停の位置は知っていなければならない。 

 

 バスであれば10分ほどの乗車時間となるが、この日は道路が大渋滞しており、

倍以上の時間がかかった。

これが慢性的なのか、師走だけのことかは私にはわからない。

 

バス停を降りれば、徒歩3・4分ほどで行くことができるが、住宅街の間にあり、道が複雑に曲がっている、1回だけ袋小路に入ってしまった・・・。 

 

f:id:turumigawa915:20171217150803j:plain

 スマフォのマップを見ながら、裏口を見つけることができた。

 

 第2部の目的は、「田子山富士塚である。

この富士塚を知ってから、つねに興味を持っていた、

ここの富士塚はかなりの大きさを誇り、保存会なるものがあり、大事に保存・信仰されているという。

 

そして、その富士塚に登山できるようになり、(整備され登れるようになった)

その登山日が大安と友引の日限定となっているのだ。

12月16日は、その友引なのだ!!

「今日しかない!!」

だからこその今日のプランであり、比較的近い伊奈氏史跡の旅がセットとなった。

 

f:id:turumigawa915:20171217151717j:plain

田子山富士塚 御胎内 とある。

右の口から、かつては中に入ることができたという、

そして2ルートあるというのでさらに驚きだ、是非胎内巡りができるまで整備して頂きたいものだ。

 

f:id:turumigawa915:20171217151836j:plain

富士塚の裏手から入り、横を通過していく。

 

f:id:turumigawa915:20171217151848j:plain

松尾神社の鳥居がある。

立派な富士塚だ。

 

f:id:turumigawa915:20171217152317j:plain

立派な富士塚だ!!!

これほど立派な富士塚をみたことがない、

もしこれ以上の富士塚があったら、連絡をください!!(笑)

 

階段横には保存会のスタッフが2名がいた。

「登れますか?」

「今、登れないんでよ~」

「!?」

一部の溶岩が崩壊して登山禁止となったという・・・。

かなりのショックを受けるKIT。

 

f:id:turumigawa915:20171217152331j:plain

気持ちを落ち着けて、行けるところまで行ってみる。

この狛犬の躍動感がいいね。

 

f:id:turumigawa915:20171217152345j:plain

f:id:turumigawa915:20171217152544j:plain

浅間下社で参拝する。

 

f:id:turumigawa915:20171217152409j:plain

ここまでである。

崩落地点の修復後に登ることができる、それはいつになるのか。

 

f:id:turumigawa915:20171217152446j:plain

このように様々な石像・石碑がこの富士塚にはあるのだ、

今日はその一部しか、目の前で見ることができない、無念さ・・・。

 

f:id:turumigawa915:20171217152502j:plain

良い猿様だ、良く見ると隣に子猿がいる、とても趣きがある。

 

f:id:turumigawa915:20171217155904j:plain

横に回り、上を見てみる、構造物が多く祀られている、石の山のようにもみえる。 

 

f:id:turumigawa915:20171217154245j:plain

富士塚とは、江戸時代中期以降、富士山信仰が広がり、富士山崇拝が盛んになった、

しかし様々な理由で気軽に富士登山ができない人の為に、富士山に似せた富士塚をつくるようになった。 

神奈川県内にも富士塚が複数あるが、このような大きい富士塚はない。 

ここの富士塚は明治5年に造られたという。

 

f:id:turumigawa915:20171217154802j:plain

高さ8.7km、直径約30mの規模を誇る。

富士塚には石碑・石像が多数あり、2400人以上から寄進を受けたという、

なるほど、2400人以上、様々な石碑など、この大きさになるわけだ!

 

本当に素晴らしい富士塚!!

それに登山できない残念さ・・・、まぁしょうがない。

「また、来い!」ということか。

 

f:id:turumigawa915:20171217160152j:plain

f:id:turumigawa915:20171217155352j:plain

では敷島神社に参拝しよう。 

 

f:id:turumigawa915:20171217155430j:plain

祭神は、木花開耶姫大神である。

 

f:id:turumigawa915:20171217155456j:plain

では、境内の社をめぐってみよう。

 

f:id:turumigawa915:20171217155802j:plain

 鷲宮神社

 

f:id:turumigawa915:20171217160038j:plain

敷島稲荷神社。

 

f:id:turumigawa915:20171217160059j:plain

ずいぶん変わった形だ。

 

f:id:turumigawa915:20171217160131j:plain

 護国神社

 

f:id:turumigawa915:20171217160536j:plain

水神社。

 

f:id:turumigawa915:20171217160558j:plain

何かが置かれている、なんだろう。

 

f:id:turumigawa915:20171217160754j:plain

志木といえば、カッパである?!

このカッパの名前は、たごちゃんという名前である。

 

f:id:turumigawa915:20171217160928j:plain

正面の鳥居まで移動してみる、ここからみても田子山富士塚の大きさがよくわかる。

春になればまた違った雰囲気となるだろう。

 

f:id:turumigawa915:20171217161617j:plain

暴風雨などで倒壊しないか、心配になるほど・・。

 

f:id:turumigawa915:20171217160956j:plain

富士塚の前には案内板がある、

富士塚のマップがあるのだが、石碑などが多いことがよくわかる。

名残惜しいがそろそろバスの時間となる、

今日は富士登山をする予定であった、「この日しかない!!」と思ってきた為、

奈落の底に落とされた思いであったが、そこから復活するのがKITである!!

 

f:id:turumigawa915:20171217161014j:plain

境内端には、お不動様と庚申塔が6基ほどならんでいる。

 

f:id:turumigawa915:20171217161819j:plain

よい神社であった、また桜の花が咲く頃に・・・・か。

 

f:id:turumigawa915:20171217162913j:plain

帰りも裏口から降りていく、隣りには公園が整備されていた。

 

f:id:turumigawa915:20171217162940j:plain

 すこし迷いながら、道路に出ることができた、

また渋滞にはまっていそうだ、気長に待とう。

 

富士道バス停東武バス国際興業バスの2会社が乗り入れており、

国際興行バス2台が通りすぎ、次に東武バスが来た。

国際興業バスが2台とも停車してドアが開く、しかしKITは乗らない・・、これが2台連続で続く、すこし申し訳ない気持ちになる・・・。

 

東武バス・下南畑行きに乗る、

先ほどよりスムーズにバスは進む、降車バス停は、寺下団地となる。 

 

 富士道バス停から寺下団地バス停、所要時間8分ほどである。

 

f:id:turumigawa915:20171217202008j:plain

バス停から少し上がると、神社への入口がある。

 

f:id:turumigawa915:20171217202050j:plain

摩訶山般若院 水宮神社。

神仏習合の名残である。

 

f:id:turumigawa915:20171217201910j:plain

入口からこれである。

変わった門構えである、これを鳥居と言っても良いのだろうか。

この顔を出すパネル・・・、名称はあるのだろうか。

かなりのインパクトがあり、時代に合った神社と言えるのかもしれない。

 

f:id:turumigawa915:20171217201256j:plain

この神社最大の見所、狛蛙である。

 

f:id:turumigawa915:20171217201317j:plain

吽の狛蛙は、頬を膨らませている。

2000円でミニチュアの狛蛙があった。

 

f:id:turumigawa915:20171217201507j:plain

こちらの拝殿は平成18年に建て替えをしたという、

確かに新しさを感じる。

 

f:id:turumigawa915:20171217201224j:plain

f:id:turumigawa915:20171217201121j:plain

 

f:id:turumigawa915:20171217201423j:plain

水宮の御神水

神社の名の通り、古来より多くの湧き水があったという、

水質を調査したところ、良質なものであったという。

 

f:id:turumigawa915:20171217201553j:plain

蛙の形をした蛇口を回すと水が出てくる。

なかなか、凝った作りをしている。

 

f:id:turumigawa915:20171217201616j:plain

稲荷神社が入り口近くにある。

 

f:id:turumigawa915:20171217201657j:plain

こちらは、日本神話のカレンダーである、こんなのがあるのか?

 

f:id:turumigawa915:20171217201723j:plain

そろそろ帰らないと夕飯に間に合わなくなる、

帰りは、みずほ台駅まで歩いていく、約20分ほどだ。

 

水子貝塚公園が少しだけ気になるが、みずほ台駅に向かうことにする。

 

f:id:turumigawa915:20171217211351j:plain

水宮神社の御朱印

 

f:id:turumigawa915:20171217211401j:plain

 敷島神社の御朱印

 

f:id:turumigawa915:20171217223839j:plain

みずほ台駅である、

駅がマンションなのか、マンションが駅なのか・・、わからなくなってきた・・。

 

f:id:turumigawa915:20171217223950j:plain

あとは寝て待つだけだ。

 

 みずほ台駅から志木駅へ行き、特急に乗り換える、

これは東武・地下鉄・東急の路線を乗り入れ、一気に横浜駅まで行くという

すぐれものである。

 

 

富士山の登頂の1回目は失敗した・・・・、

2回目は、より事前準備を行い、確実に登頂しようではないか!

水宮神社では、蛙から御利益を貰ったので、この願いは叶うだろう、

櫻の咲く頃に。

 

田子山富士山に行こう!! 完