陣屋跡にて、偶然にも発掘説明会があり、これに参加させてもらった、
当初の計画から1時間以上も遅れることになった、
でも慌てることなかれ、
土曜日は気持ち的に余裕がある、帰りが遅くなっても大丈夫だ(笑)
埼玉県の横移動はかなり面倒である、
一旦、ニューシャトルで丸山駅から大宮駅に戻る、
無駄なく乗り換えが成功すれば、約1時間ほどでいくことができる。
志木駅東口に降り、バスターミナルに向かう。
「志21」の下南畑行き、または冨士見高校行きに乗る、※ららぽーと行でも良い
1時間に3本ほど出ているので、それほど時間を気にする必要はない。
降車バス停は、富士道となる、歩いても20分ほどで着くのだが、敷島神社に参拝後、
再び、富士道バス停から東武バスに乗車しなければならない、
その為にはバス停の位置は知っていなければならない。
バスであれば10分ほどの乗車時間となるが、この日は道路が大渋滞しており、
倍以上の時間がかかった。
これが慢性的なのか、師走だけのことかは私にはわからない。
バス停を降りれば、徒歩3・4分ほどで行くことができるが、住宅街の間にあり、道が複雑に曲がっている、1回だけ袋小路に入ってしまった・・・。
スマフォのマップを見ながら、裏口を見つけることができた。
第2部の目的は、「田子山富士塚」である。
この富士塚を知ってから、つねに興味を持っていた、
ここの富士塚はかなりの大きさを誇り、保存会なるものがあり、大事に保存・信仰されているという。
そして、その富士塚に登山できるようになり、(整備され登れるようになった)
その登山日が大安と友引の日限定となっているのだ。
12月16日は、その友引なのだ!!
「今日しかない!!」
だからこその今日のプランであり、比較的近い伊奈氏史跡の旅がセットとなった。
田子山富士塚 御胎内 とある。
右の口から、かつては中に入ることができたという、
そして2ルートあるというのでさらに驚きだ、是非胎内巡りができるまで整備して頂きたいものだ。
富士塚の裏手から入り、横を通過していく。
松尾神社の鳥居がある。
立派な富士塚だ。
立派な富士塚だ!!!
これほど立派な富士塚をみたことがない、
もしこれ以上の富士塚があったら、連絡をください!!(笑)
階段横には保存会のスタッフが2名がいた。
「登れますか?」
「今、登れないんでよ~」
「!?」
一部の溶岩が崩壊して登山禁止となったという・・・。
かなりのショックを受けるKIT。
気持ちを落ち着けて、行けるところまで行ってみる。
この狛犬の躍動感がいいね。
浅間下社で参拝する。
ここまでである。
崩落地点の修復後に登ることができる、それはいつになるのか。
このように様々な石像・石碑がこの富士塚にはあるのだ、
今日はその一部しか、目の前で見ることができない、無念さ・・・。
良い猿様だ、良く見ると隣に子猿がいる、とても趣きがある。
横に回り、上を見てみる、構造物が多く祀られている、石の山のようにもみえる。
富士塚とは、江戸時代中期以降、富士山信仰が広がり、富士山崇拝が盛んになった、
しかし様々な理由で気軽に富士登山ができない人の為に、富士山に似せた富士塚をつくるようになった。
神奈川県内にも富士塚が複数あるが、このような大きい富士塚はない。
ここの富士塚は明治5年に造られたという。
高さ8.7km、直径約30mの規模を誇る。
富士塚には石碑・石像が多数あり、2400人以上から寄進を受けたという、
なるほど、2400人以上、様々な石碑など、この大きさになるわけだ!
本当に素晴らしい富士塚!!
それに登山できない残念さ・・・、まぁしょうがない。
「また、来い!」ということか。
では敷島神社に参拝しよう。
祭神は、木花開耶姫大神である。
では、境内の社をめぐってみよう。
鷲宮神社。
敷島稲荷神社。
ずいぶん変わった形だ。
護国神社。
水神社。
何かが置かれている、なんだろう。
志木といえば、カッパである?!
このカッパの名前は、たごちゃんという名前である。
正面の鳥居まで移動してみる、ここからみても田子山富士塚の大きさがよくわかる。
春になればまた違った雰囲気となるだろう。
暴風雨などで倒壊しないか、心配になるほど・・。
富士塚の前には案内板がある、
富士塚のマップがあるのだが、石碑などが多いことがよくわかる。
名残惜しいがそろそろバスの時間となる、
今日は富士登山をする予定であった、「この日しかない!!」と思ってきた為、
奈落の底に落とされた思いであったが、そこから復活するのがKITである!!
境内端には、お不動様と庚申塔が6基ほどならんでいる。
よい神社であった、また桜の花が咲く頃に・・・・か。
帰りも裏口から降りていく、隣りには公園が整備されていた。
すこし迷いながら、道路に出ることができた、
また渋滞にはまっていそうだ、気長に待とう。
富士道バス停は東武バスと国際興業バスの2会社が乗り入れており、
国際興行バス2台が通りすぎ、次に東武バスが来た。
国際興業バスが2台とも停車してドアが開く、しかしKITは乗らない・・、これが2台連続で続く、すこし申し訳ない気持ちになる・・・。
東武バス・下南畑行きに乗る、
先ほどよりスムーズにバスは進む、降車バス停は、寺下団地となる。
富士道バス停から寺下団地バス停、所要時間8分ほどである。
バス停から少し上がると、神社への入口がある。
摩訶山般若院 水宮神社。
神仏習合の名残である。
入口からこれである。
変わった門構えである、これを鳥居と言っても良いのだろうか。
この顔を出すパネル・・・、名称はあるのだろうか。
かなりのインパクトがあり、時代に合った神社と言えるのかもしれない。
この神社最大の見所、狛蛙である。
吽の狛蛙は、頬を膨らませている。
2000円でミニチュアの狛蛙があった。
こちらの拝殿は平成18年に建て替えをしたという、
確かに新しさを感じる。
水宮の御神水。
神社の名の通り、古来より多くの湧き水があったという、
水質を調査したところ、良質なものであったという。
蛙の形をした蛇口を回すと水が出てくる。
なかなか、凝った作りをしている。
稲荷神社が入り口近くにある。
こちらは、日本神話のカレンダーである、こんなのがあるのか?
そろそろ帰らないと夕飯に間に合わなくなる、
帰りは、みずほ台駅まで歩いていく、約20分ほどだ。
水子貝塚公園が少しだけ気になるが、みずほ台駅に向かうことにする。
水宮神社の御朱印。
敷島神社の御朱印。
みずほ台駅である、
駅がマンションなのか、マンションが駅なのか・・、わからなくなってきた・・。
あとは寝て待つだけだ。
これは東武・地下鉄・東急の路線を乗り入れ、一気に横浜駅まで行くという
すぐれものである。
富士山の登頂の1回目は失敗した・・・・、
2回目は、より事前準備を行い、確実に登頂しようではないか!
水宮神社では、蛙から御利益を貰ったので、この願いは叶うだろう、
櫻の咲く頃に。
田子山富士山に行こう!! 完