前回は長野県・諏訪湖に行ってきた(2018年1月7日)
※だからと言ってこの2つに関係性はないのだが・・・。
もちろんあるのだろうが、地図で目立つ大きな湖は浜名湖しかない。
そして、浜名湖と新幹線は最高の組み合わせとなるのだ。
浜名湖は、かつて遠淡海(とおつあはうみ)と呼ばれていた、
琵琶湖は近淡海と呼ばれていた、そこから遠江国・近江国となる。
大和国(奈良)から近い・遠い・・という距離でそう呼ばれたいたという。
そしていつしか、浜名のうみと呼ばれ、「浜名湖」となったという。
かつては、浜松県と呼ばれたいた時代があったという、
「なるほど、なるほど、浜松は今も昔も重要な要衝であったのだな」
今回の旅は、
1部・新幹線・撮影編
2部・天竜川・河口編
3部・猪鼻神社・参拝編 の3部構成でいく。
ちなみに・・・浜松の旅は、第2部の天竜川・河口編の構想から始まり、
1部と3部を付けた形となる。
では、第1部スタート!
「新幹線・撮影編」とは、その名の通り、新幹線の撮影だ(おいおい)
多少、時間が早くても、2人席の窓際(A席)は空いていない・・・、
しかたないので3人席窓際E席にする、
3人席の窓際はトイレには非常に遠くなるのだ(笑)
しかも富士山側ではない。
のぞみが入線してくる。
これには乗らないし、乗れない・・・、
なぜならこれから行く先は「静岡」なのだから。
知っての通り、のぞみは静岡県の新幹線駅を全力通過するのだ。
車内の電光掲示版に「〇〇駅通過中・・・」などと表示されるのだ。
ネットで調べていたら、
かつて、のぞみが静岡県の駅に停まったことがあったという。
・車内にヘビがおり、捕獲の為、浜松駅に臨時停車。
・妊娠中の女性が乗車中に産気づき、静岡駅に臨時停車。
そんなことを考えていたら、駅に到着した。
「え?! 豊橋?」
豊橋は愛知県だよね・・・・・。
人物X「KITよ、浜松に行くのだろ? 新幹線を撮影するのだろ?」
KIT「だから、豊橋なのだよ、わかっていないな、人物Xよ。」
浜松駅と豊橋駅の間にはなにがあるのか?
そう、浜名湖である。
新幹線の車窓から浜名湖を見る これが初めのミッションなのだ。
新幹線から見る浜名湖はなぜか、テンションがあがる!!
弁天橋駅を通過してほどなく、浜名湖にかかる橋を走り抜けていく、
これが浜名橋梁であり、第1部の舞台でもある。
※新幹線から見える浜名湖を撮影しようとしたけど、失敗・・・・・。
では戻そう、
ボートレース側の口もあるが、今回は301号線側から行くことにする。
新居町駅から目的地まで徒歩で1.4kmほど。いつも通り人はいない。
県道301号線を歩いていく、ほぼ直線である。
目的地近くにバス停があった、
向島というバス停である、行先は浜松駅となっていた。
これは使えるかも? と思い時刻表をみる。
「!?」
ほとんど白い、ほぼバスが走っていない?!
半端ないローカル線のようであった・・・。
しかし時として奇跡は起きるものだ、「10:50発」があった!
今は10:05であり、ベストタイミングとなるだろう。
右前方には浜名湖が見える、その先には浜名バイパス・1号線が走っている。
そして、目的地に到着した。
ここは浜名湖にかかる橋である、頑丈な金網が張られたおり、
新幹線を撮影できそうもない、だめだ。
橋手前にちょっとしたスペースがあり、一段上がることができる。
新幹線が通過していく、少し遠い・・・、これでは満足ができない。
新幹線の手前にある東海道本線が通過していく。
満足したなら、ここで終えようと思ったが(おいおい・・)、
全く満足ができず、橋梁下に降りることにした。
降りる為には釣り船屋さんの敷地内を通る必要がある。
見ると民宿を兼ねているようだ、ドアを開け中に入る・・・、
人の気配がない、店内には魚拓があり、釣り船屋さんの雰囲気であった
(当たり前だ!)
改めて、「すいませーん」
ようやく私の声が届き(笑)、出てきてくれた。
KIT「新幹線の写真撮らせて頂いてもよろしいでしょうか」
女性「どうぞ、どうぞ」
快諾である、このような来客が多いのかもしれない、
いつものことのように受け答えも軽快である。
KIT「ありがとうございます!」
店の脇を通り、階段を降りていく、
目線が良い感じに下がった、線路が身近に感じる。
水辺に沿って歩いていく、
普段歩かない場所を通り、少しテンションが上がる。
足場が狭い!!
靴1つ分のスペース、しかし恐れることなかれ、底が見えており、それほど深いようには見えない、これが深いようであれば・・・進めなかったかもしれない。
同じ立地であっても、安心感・安全が担保されていなければ、全く状況は異なる、
当たり前の事であるが、大事なことだ。
頭上を東海道本線が通過していく、やはり迫力が違う。
そうこうしているうちに、新幹線が通過していく。
ここはさらに狭い、しかも直角に曲がっている。
なかなかスリリングだ。
まだ先に行ける。
ここは、道が切れている・・・。
足場を確認して、すべらないことを確認して進む。
さらに奥に進むことができる。
「お~!!」
なかなかお目にかけれない構図に感嘆だ。
そして川のように見えるが湖である。
ここが最奥である。
橋桁の中央部はかなりの水深がありそうだ。
よい光景だ。
一方手前は浅い、海藻のようなものが水底に見える。
新幹線・下りが全開で通過していく、ものすごい轟音である。
上りの場合、あまり良くは映らない。
かなりの頻度で通過してくれるのでとても助かる、
ローカル線ではこうはいかない。
浜名橋梁、素晴らしい場所だ、
これからは車窓がより楽しみになるだろう。
ここは浜松駅から約15km前後の距離といったところか?
またまた、下りの新幹線が通過していく。
見ていて飽きない、
しかし、そろそろバスの時間が迫ってきている。
ではこれを見納めとしよう。
先に見えるのは、大崎半島だろうか、第3部で行く先だ。
では戻ろう、第一の難所・・・・。
次の難所・・・、直角カーブ。
バス停は釣り船屋さんの近くにある。
この辺りは遠鉄バスが幅をきかせている。
ここは、向島バス停。
1日・4本です!
その法則性はなんだろうか・・・、10:50発のバスを待とう。
先に見える高層ビル群(笑)は弁天島温泉である、
歩いても2km、25分ほどでJR弁天島駅に行くことができる。
バスは数分の遅れで到着、今日は道も空いてそうだ。
弁天島駅前にて下車する。
遠鉄バスが去っていく、2駅だけど~ありがとう。
駅の反対側にきた、少し歩いてみよう。
またしても新幹線が全力疾走していく。
神社があり、ここで引き返すことにする。
この神社は、北辯天神社。
まだ時間があるので駅の向こうを少しだけ散策しよう。
地下を通り道路を越える、先には湖と赤い鳥居が見える。
手前から、乗船場・鳥居・浜名バイパスが見える、そして浜名湖。
なんとも言えない味のある簡素な駅である。
11:25発の掛川行きに乗り、浜松駅に向かう。
第1部 新幹線・撮影編
副題:浜名橋梁で新幹線を撮ろう! 完