伊豆急行線の沿線の旅。
といえば聞こえばいいが、深みは全くない・・・。
あまり知られていないが、伊豆急行は東急グループの会社である、
各駅停車用車両には東京・神奈川ではおなじみの東急のロゴが入っている。
久々の伊豆半島・電車の旅で思い出した。
伊豆急行は、
JR線も乗り入れしており、踊り子号・ワイドビュー踊り子号・マリンエクスプレスなどが伊豆急下田駅を終点としている。
伊豆半島の南端・その終着点といだけで旅情を誘う、そして南国である。
始発の踊り子号に乗り、横浜駅を出発。
始発といっても、7:57横浜発である。
今日は、ゆっくり出発の旅である。
かなり早く着いてしまい、駅のベンチで時間をつぶす。
今日は比較的に暖かいにしても、寒いことにはかわりはない。
かなりの空席状態で列車は伊豆急下田に向けて疾走していく。
車内には南伊豆町のポスターが貼られている、
しかしこれから行くのは東伊豆町である、
伊豆半島には、東伊豆町・南伊豆町・西伊豆町・中伊豆町がある。
8:41 根府川駅を通過。
先週と同じようにここから見る景色は車窓であっても素晴らしい。
8:45 真鶴駅を通過。
先週の妙来寺跡の訪問を思い出す、不思議な空間だった。
9:15 伊東駅に到着。
サン・ハトヤが見える、今でも海底温泉は健在なのだろうか。
9:45 伊豆熱川駅に到着。
横浜から2時間ほどで伊豆熱川を結ぶ。
伊豆急熱川駅。
温泉地らしい雰囲気を醸し出す、
駅前には温泉湯けむりを上げている櫓が1塔ある。
駅至近から海が見える、遠くに見えるが坂を下っていけば、ほどなく到着する。
熱川温泉櫓である、
温泉のある生活を送ってみたい。
めちゃくちゃ熱そうだ。
日本仮面歴史館が正面に・・・、ここを右折していく。
川に温泉が流れこんでいる、もう海は間近である。
これが熱川か?!(大嘘・・・)
熱海があり、熱川がある・・・、う~ん。
熱川湯権現。
良い旅になりますように。
太田道灌とお猿。
この二人(?!)にどのような関係が?!
猿の目線の先が道灌に向かう。
熱川温泉は大田道灌が発見したという、
怪我した猿の湯浴みをみて発見したのが発祥というが・・・。
まあ、猿もかわいいし、いいか。
このまま海沿いを歩いて行く。
静かな海であるが、それなりに風がある。
反対には、温泉櫓が見えるが、帰りに寄ろう。
目的地がはるか先に見える、あとは一本道だ。
海の彼方を見ると、伊豆大島が見える。
今は椿祭りの真っ最中だ。
「この先行き止まり」?!
こんな看板がおおいが、目的地には行けそうだ。
今度は「落石注意」の看板が出てきた。
海岸線を歩いて行く。時間的にはもう少しで目的地だ。
あの岩だろう、ものすごい存在感を出している巨石だ。
伊豆熱川駅から徒歩15分ほどである。
あの巨石を弧を描き、先に進めば約6分ほどで行き止まりだ。
車を停められてるスペースがあるので、ご安心を。
でも私の目的地はここではなく。
これである。
地元では「くぐり岩」「岩くぐり」と呼ばれている。
その穴に、地蔵菩薩が祀られている。
説明板が埋め込まれている。
戦時中の悲しいお話しが書かれている。
せっかくだし、くぐってみよう。
岩を抜けた先には、ガードがない道が続く。
夜は走りたくないな~。
裏から巨石を見る。
こちらにも文字がかかれている。
では熱川の町に戻ろう。
ここの滞在は、1時間と決めている。
先ほどの分岐まで戻ってきた、
右は熱川ほっとぱぁーくであり、足湯と七福神とご対面があり、
左は先ほどの地蔵菩薩への道である。
旅館前で猫と遭遇。
互いに足を止め、見つめ合う(笑)
お湯かけ七福神という、
温泉をかけてご利益を頂こう。
駅に向かって坂を上がっていく。
お土産屋はここと駅前に少しだけである。
熱海は人が多すぎるが、落ち着いて温泉と海を楽しむなら、熱川であろうか。
駅に向かう途中に、大量の湯けむりを発見。
寄り道をしてみる。
湯気に連れられ、弁財天参りである。
土地の所有者が夢のお告げにより温泉を掘り当てた、
その感謝の気持ちから設立したという。
温泉旅行が当たりますように。
温泉をあてても困るしね。
御湯かけ弁財天由来記
ここの湯櫓は、湯煙が半端ねぇ~。
伊豆熱川駅が見えてきた。
仮面歴史館の隣りが熱川駅であった。
ここの湯櫓の手前の器具がものすごい速さで回転している・・・。
そして上部から御湯が四方に降り注いでいる。
なんなんだこれは?!
「熱い川が海に流れ込む・・、そうだ、この地を「熱海」と名付けよう!! 」
と大田道灌が言ったら、ここが熱海となっていた・・・・。
なわけないか・・・。
タクシーの運転者が暇そうにしている、
これも穏やかな熱川の風景だろう。
ホームから海が見える。
伊豆大島とは一旦のお別れだな。
頭に伊豆を付けるのは、風習だろうか・・・、
「伊豆白田」になぜしない。
おっと! 電車が来たようだ。
では、次の駅で会いましょう!