KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 金沢文庫・運慶展行こう!!(2018年03月11日)

神奈川県立金沢文庫運慶展3月11日で最終日となる

駅のポスターなど見て、かなり気になっていたのだが、

気づけば最終日、これは行くしかない!

 

金沢文庫とは京急線の駅名と思っており、詳しく知らない人がいるのかもしれない、

北条実時鎌倉時代中期に設けた日本最古の武家文庫である、

そして、金沢流北条氏がこの地をおさめ、称名寺などを建立していく。

 

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現在の神奈川県立金沢文庫は、歴史博物館として役割を担っているのだ。

 

 

京急金沢文庫駅から徒歩12分ほどの距離だ。

車で行く場合、金沢文庫所有の駐車場はないので、周辺の民間駐車場を探すことになる。

何か所かあるので、事前に確認しておけば問題ないだろう。

今回は車で向かい、金沢文庫から徒歩5分ほどの場所の駐車場を確保した。

 

運慶展はAM9時開門の為、5分前までに到着するように出発した。

ほぼ計画通りである。

 

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称名寺の赤門に到着。

真言律宗別格本山のお寺であり、山号は金沢山である。

 

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9時前の為、参拝客はほぼいない状態。

 

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この四脚門、明治に入って再建されたものである。

 

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赤門の隣には、「特別展・運慶」のポスターが貼ってある。

称名寺の中から金沢文庫に行くことができるのだ。

 

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 (咲いていない)桜並木の参道をいく。

 

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参道脇には、光明院の表門がある。

 

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称名寺・仁王門に到着。

 

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金剛力士像が立派である。

 

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2体ともバランスがよい造形だ。 

 

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称名寺周辺は称名寺市民の森」として整備されている。

 

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称名寺および公園は無料開放されている、

そして金沢文庫称名寺の庭園を通りいくことができる。

 

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庭園内にはお手洗いも完備されている、では写真正面に向かう、

本堂を正面にした場合、左方面である。

 

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曇りながらも、これから晴れそうな天候となってきた、

運慶展を見た後、称名寺を散策するのだが、その時には青空になって欲しいものだ。

 

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「!!」

金沢文庫へ続くトンネル、すでに行列ができている!!

人数は35人ほどであった。

 

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大人800円である、では行こう!!

  

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※これは帰りに撮影した図。

 

展示ルームは2層に分かれており、

メインの展示ルームは2階のため、階段を駆け上がる(うそ)

 

まずは、ポスター1面にある梵天立像を見に行く、これは運慶・湛慶作である。

360度ガラス張りされており、横からは見れないが正面・後ろから見ることができる、

愛知県、滝山寺から来たものだ。

 

十二神将立像にも目がひかれる、これは慶派仏師の作品だ。

神奈川県・曹源寺から貸与されているものだ、当然ながらもっとも大きなスペースをとっておりインパクトもでかい、そして自身の干支を探すことになる!

注目すべき点はその躍動感だろう。 

 

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最終日ではあるが、大混雑はしていなかった、

適度に人がいて、じっくりと見ることができた。

 

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では称名寺を散策する為に「金沢八景トンネル(勝手に命名)」を抜ける。

 

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トンネルの中には金沢八景のパネルが貼られている。

 

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 すこし陽が差してきた、いい傾向だ!

 

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八角への看板がある、運動の為に登ってみようではないか。

 

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称名寺百観音。

 

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かなりの石仏がある。

 

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ここが周遊コースの出発点だ、もちろん反対側にもあり、称名寺の背後をぐる~と

周るコースとなっている。

 

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ほとんど階段を上がることになる、降りて上がることも若干あるのだが・・・。

 

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 道脇に百観音様がおられる。

 

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赤ん坊を抱いた観音様を通過。

 

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まだまだ階段を登っていく、

上りで疲れるのは、疲れるペースで登るからである、

疲れないペースで登って行こう!

 

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奥の「台の広場」に向かう。

 

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これはなんだろうか・・、

説明書きがないのでよくわからん。

 

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こちらが八角である。

金沢山の標高76m地点にある、昔はここに長浜観音様が据えられていたのだが、

戦後には称名寺金堂に移されたという、

昔はここが人でにぎわったというが、不思議な感じだ。

 

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八角堂の正面は景色が開かれており、八景島を望むことができる。

 

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海へ飛び出るジェットコースターが見える。

 

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 現在地はここである、

周遊するとまだ距離があるので、来た道を引き返すことにする。 

 

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称名寺・本堂を参拝する。

 

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本堂隣りの屋敷で御朱印を頂くことができる、

しかし今回はもらわず。

 

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こちらは本堂隣りにある釈迦堂である。

 

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本堂前には池が広がり、浄土式庭園となっている。

 

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池には鯉がいっぱいおり、亀が甲羅干しをしている。

観察するのも楽しいものだ。

 

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めがね橋を渡る、本堂と仁王門をつなぐ橋である。

 

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めがね橋の最高地点から本堂を撮影。

天気も晴れてきたし、よかった・よっかった。

 

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先ほどまで、あの山の上まで行ってきた、さすがに1周する気力はなかったが・・・。

 

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では駐車場に戻ろう、晴れてきたので景色も明るく見える。

 

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赤門、先ほど団体客とすれちがう・・・、金沢文庫に行くのだろうか、

ぶつかんなくてよかった~と安堵する。

 

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三つ鱗紋が赤門につけられている、

ここは北条実時の邸宅であった土地をお寺にしたものである。

 

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では車へ。

 

次に、 伊藤博文金沢別邸に向かう、車で約10分である。

 

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野島公園駐車場に停めることにする、第1・第2がある。

 

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伊藤博文金沢別邸には駐車場はないので、近くにある有料駐車場に停めよう。

野島公園第1駐車場である。

 

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海が近い、行ってみよう。

 

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がっかりな海である、

ゴミが海に漂っている・・・、これは遠くから見るのが吉だ。

 

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先には八景島シーパラダイスが見える、手前の筏はのりの養殖と思われる。

 

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園内案内図。

2,100坪の広大な敷地である、入口の反対側から来てしまった。

 

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敷地に入ってみる、よく整備された庭であることがわかる。

さっきの案内図では牡丹園と書かれたいた。

 

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敷地からも海を見ることができる、

今度は反省をいかし、遠くから海を眺める、綺麗だ!

 

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最高の立地に別邸がある、

伊藤博文の時代であればもっと海はきれいだったはずだ。

 

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屋敷が見える、純和風建築である。

 

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入口正面にまわってきた、入場料は無料である。

すばらしい!!

 

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受付の奥に人がいるので、軽く会釈をして邸宅内にはいる。

建坪は110坪であり、これも自宅としては広大である。

 

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この邸宅には大正天皇昭和天皇も訪れているという。

 

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中庭のある家にはあこがれる。

 

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こういう廊下っていいな~。

窓ガラスが昔風であり、クリアではない・・、でもそれがいい!!

 

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もちろん海も見える。

 

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客間ではお金を払えば、海を見ながら、お茶を頂くことができる。

600円だったと思う。

 

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天皇以外にも政府高官の多くも訪れている。

 

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客室の展示物。

 

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客室の展示物。

 

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昔の神経衰弱である。

貝だと形からも推測できそうであるが・・・。

 

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こちらがお風呂、よくわからない造りであった。

 

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茅葺きの木造家屋にて、海を一望できる別邸である、

一度は解体調査をされたが、平成21年に当時と同じように復元された。

ここだけで来るのはもったいないので、称名寺金沢文庫・瀬戸神社などをセットにして来て頂きたい。

 

では横浜に戻ろう!!

帰りは朝比奈ICから乗ったのだが、鎌倉方面は大混雑であった、

これからの鎌倉は混んでくる、次の鎌倉散策は電車だろうか・・・・。

 

自宅には12時頃に着き、ほんとうのプチプランであった。

 そして、滝山寺に心惹かれる運慶展であった。

 

金沢文庫・運慶展に行こう!! 完