7月18日(水)は久喜で提灯まつりが行われている。
仕事も定時で終わったので、『行ってみようかな・・』と考えたしまった。
会社を出てからも迷い、『明日も仕事だし・・・』と優柔不断に歩いていた・・、
最後は勢いで『そんなの関係ねぇー!』と上野から宇都宮行きに乗ってしまう。
東京駅から東京上野ライン宇都宮線で一本である、東武線でも行くことができる。
時間にして1時間弱である。
久喜駅を降りると、改札手前から大勢の人がおり、駅員による交通規制が敷かれている。
それほど難なく進み、駅舎を出ると陸橋に出る、久喜駅の改札は2階である。
駅のロータリーには警察が規制をはっている、
周りにはシートを引き、かなり自由に待っている人たちが見える・・・。
時刻は19時40分である。
ここで山車が来るのを待つつもりでいたが、アナウンスが流れ、
『山車到着は20時20分頃』と言われる。
プラスとなるか、マイナスとなるか経験がないのでわからない、
その場合はどうするか?
原則として、『動く』である。
背後には久喜駅と新幹線の高架線が見える。
時折、新幹線の光が流れていくのが綺麗である。
久喜提燈祭り「天王様」と呼ばれており、旧久喜町の鎮守・八雲神社の祭礼である。
1783年の浅間山大噴火により、桑をはじめとする作物が全滅してしまい、
豊作祈願のため祭礼の山車を曳きまわすようになったという。
歴史としては約230年となる。
祭りの斎行日は、毎年7月12日と7月18日の2日間である。
7町内・7台の山車があり、昼間は山車に人形を取り付け、夜間には提灯を四面に500個取り付け、町内を練り歩く、昼・夜で2つの顔をもっている。
開催時間は、12時20分から22時まで行われる。
16時に人形から提灯に変わり、
20時20分から久喜駅西口に提灯山車・全台が集結する。
今回は19時40分からの見物となるので、提灯祭りの一部分しか見ることはできない。
提灯山車を発見。
『東一』と書かれている提灯だ。
山車を運行する町名は、
壱・本二・本三・仲町・新一・新二・東一 となる。
引き役は、若手中心となる。
背後から撮影。
山車が高いので、あえて近くに来なくてもよいのだが。
ものすごい数の提灯であり、中はロウソクの火の為、提灯が燃えることもある。
今回の祭りで2回ほど提灯が燃えていたが、手慣れた感じでサッと消していた。
別の提灯山車に遭遇。
周りを見てみると多くの提灯山車が集結している事に気づく。
この先に進めば、さきほどの駅ロータリーにでる。
正面は久喜駅、ロータリーには続々と提灯山車が集結してくる。
そして突然、山車同士がぶつかる!!!
そして大きく揺れる提灯山車、山車のケンカが行われる。
前も後ろも人が何重にもおり、脱出には相当の労苦が必要となる。
提灯が燃えた場合は、人が登り、手で消す!
はじめての祭りは勝手がわからず困る、
あまり待つのも好きではないので、動いてみよう。
この陸橋の階段は警察が規制しており使うことができない。
隣りの駅ビルの階段を使い上下することになる。
駅ビルの2Fに上がってきた、こっちほうが見栄えがいい。
そして突然、回転する提灯山車。
回転する様は、一見の価値あり。
普通のカメラを持ってくればよかった・・・。
2Fと提灯山車の高さはだいだい同じである、ここに人が乗っているのは驚きだ。
乗ったまま回転!!
これが駅ビルであり、久喜駅から繋がっている。
この商業施設名はクッキープラザというらしい。
下を見ると見物客で埋め尽くされている・・・。
もうあそこには行きたいくないな・・・・・・・。
提灯山車が移動していく、時刻は21時少し前である。
ロータリーには1台の提灯山車だけが残るだけとなる。
また、ロータリー外に1台だけ停まっているので、電車が来るまでの時間、行ってみることにする。
まだ規制を張っているところをみると、まだ何かあるのだろうか?
こちら側は駅の階段を下り、降りることができる、でも上がることはできない、一方通行だ、反対側の階段が上り専用となる。
ここが久喜駅の入口である。
駅の端に停まっている提灯山車。
ロータリーに入っていき、2基の提灯山車が収まった。
最後はこの像で締め。
ではのんびりと横浜に戻ろう。
久喜提灯祭りに行こう! 完