KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

遠山霜月祭に行こう!《3-2》(2018年12月01日)

遠山霜月祭の中盤戦だ、では行ってみよう!! 

 

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 本日12時40分に飯田についたKITは、レンタカーを借りて、中郷・正八幡宮霜月祭を見に来た、その後一旦離れ、遠山郷・和田宿にあるヨシマルヤストアーで飲食物を買い、再び中郷・正八幡宮に戻ってきた。

その時、時刻は15時少し過ぎを指していた・・・・。

【ここまでが、前半戦のあらすじだ】

 

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大宮に入ると、釜に水を足していた・・。

そういえば、この室内の湿度はどうなのだろうか?

この湯気なら、かなりの高湿だと思うのだが。

 

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15時20分頃、『釜祓い』が始まる。

太鼓を叩きながら、釜祓いをうたい、氏子数名がアトをとる。

まだ見物客は少なく、自由に動き回れる、

そして見物客と氏子の見分けもついてきた(笑)

 


『釜祓い』

 

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釜祓いの途中に『八丁字立て』が行われる。

以外に刺さるほど、柔らかいのか・・・今思えば竈に一度も触れていない。

※触っちゃだめなのかな・・・聞けばよかった。

 

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 八本の八丁字を釜柱に立てる。

 

釜祓いが始まると、『末社祭』『きしめ・お白餅・白飯の献上』が行われる。

※これらは、撮れていない。

 

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16時過ぎからゴザが敷かれる。

 

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へっつい(炊事場)からどんどん食べ物が運ばれてくる。

こちらはただ見ているのみ・・・。

 

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先湯の御神酒(御神酒開き・夕食)

先湯一に先立つ御神酒の宴であり、夕食を兼ねている。

竈の四方に敷いたゴザに、先湯一を務める式礼二人と願二人を正面にして、三方に氏子たちが座り、空いた場所に見物客が座る。

帳元が「先湯の御神酒を用意しましたので召し上がり下さい」と挨拶をする。

 

もちろんビールではなく、日本酒だ。

 

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夕食が始まる。

 

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では私も御相伴にあずかります。

 

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焼きさんまだ。

 

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けんちん汁、ごはん・・・と続く。

 

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エビフライ、漬物、お酒を飲み、おなかがいっぱいになった。

夕食を買う必要は全くなかった・・・・ということだ。

 

ここで隣りに座った浜松の御大と祭りの話をして、

三遠南信の祭り一覧とメールアドレスを入手、また会えそうな予感がするな・・・。

 

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17時15分には片付けが終わる。

 

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これから『先湯一』(湯開き)が始まる。

源王大神の湯立て『役湯』である、中央の二人が式礼、その両隣りが願ばたきである。

 

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丸膳には、大根の輪切二切・塩・御神酒・お白餅・祓幣・火打ち石・大豆だ。

 

『五大尊 印 呪文』(1)

 

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火花が散る。

 

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五方五座で繰り返される。

 

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鈴を鳴らしてから立ち上がる、竈の左の座へ移動して、同じことを繰り返す。

 

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 遠山氏の家紋だ、お茶碗に箸の図だ。

 


『五大尊 印 呪文』(2)

 

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『産土の舞』

五大尊と同じく、役湯・準役湯にのみ伴う舞である。

 


『産土の舞』(1)

 

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右手に鈴を持ち、左手には扇をもって舞い、竈を一回りする。

 


『産土の舞』(2)

 

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18時少し手前、『湯木舞』が始まろうとしている。

帳元二人が源王大神の祠から湯木を水干にのせて持ってくる、

竈を一周してから式礼二人、願二人に渡す。

 


『湯木舞』

 

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 湯木を両手で持ち、五方に対して行う。

『湯開き』という。

 

『湯開きの唱』

謹請中央の神の湯を 守り開かにゃ誰開く・・・。

 

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湯木に巻いてあった帯封を口にくわえる。

 

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氏子たちが集まり、アトをとる。

 


『湯殿渡し』

御白妙を もろ手に持ちてな ヤンヤーハーハ おがむ

おがむには 四方の神々な ヤンヤーハーハ

 

〔正八幡社〕は 湯殿へ渡るな ヤンヤーハーハ 湯衣

ァー湯衣や あやかにしきかな ヤンヤーハーハ

※〔   〕の中はかわる。

 

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『湯召し』

二本の湯木を揃えて、両手で持ち、湯殿渡しと同じ足取りで踏み出した時、

湯木を右手で持ち、その先で湯を軽くはねる。

 

『湯召し』

梵天帝釈〕へ御湯召 おみかげこーぐそ 雲と昇ぼれ

禰宜湯立ての神楽歌のモトをとり、周囲の者が鈴を鳴らしてアトをとる。

『御湯を召されたら雲となって上がって行ってください』 という意味である。

 

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湯木を合わせ持って、釜の上に水平にかざして振りながら唱え、最後に湯木で

手の平を叩く。

 

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まだ18時30分である、あと12時間以上ある、

『この祭り、半端ないって!!!』

 

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『先湯二』『先湯三』へと続いていく・・・。

 

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遠山霜月祭 中郷正八幡宮2018⑫

 

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『子どもの舞』

ここでも後継者不足は大きな問題だという。

 

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拝殿前では、初詣り(?)が行われる。

※合っているだろうか・・・自信ない。

 

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時刻は19時30分、残り12時間だ!!

 

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今が何の儀式がわからなくなってきた・・・『まぁ、いいか・・。』

このように夜は更けてく・・・。

 

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時折、外気が入り、体を震わす・・・・。

『外にはいきたくない!!!』とニート的なことを考えてしまう。 

 

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時刻は21時15分だ。


遠山霜月祭 中郷正八幡宮2018⑬

 

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21時30分、『神の子上げ』だろうか・・・。

 

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時々、瞼が重くなり、ウトウトしてしまうが、寝ることはなかった。

ボーッと見ていると、不思議な気持ちになる。 

祭に溶けこんでしまうような・・・・・・。

 

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22時25分、竈の清掃となる。

野球に例えると、7回かな・・・と芝整備を思い出すが・・・。

 

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まだまだ、舞は続く。

しかし私は少しだけ疲れ、この位置が定位置となってしまった。

 

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若い衆は元気がある!!

時刻は23時となった。

 

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23時10分、再びゴザが敷かれ、食事の準備が始まる。

 

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御一門の御神酒(夜食)の時間だ。

 

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ごはん、けんちん汁の他にも、おかずも多く勧められ、満腹となった。

夕食は0:00までとなった。

 

そして、12月2日(日)に変わった、

南信州遠山郷の地で、霜月祭の最中に、日をまたぐ・・・なんだか感慨深い。

 

そして、まだ7時間30分残っているという現実・・・なんという長丁場だ。

 

『遠山霜月祭・・・半端ないって!!』

                ※またそれかよ・・・・。

 

遠山霜月祭に行こう!《3-2》 完