KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

西尾熱池 てんてこ祭りに行こう!(2019年01月03日)

新年初のお泊り旅行となった。

※注意:ラブキュンの話しではない(おいおい)

 

行く先は東海地方である、

なぜ東海地方と行ったかというと、1日目は愛知県、2日目は三重県に行ったからである。

1日目は、愛知県西尾市、2日目は三重県伊勢市旅行記だ。

正直なところ、2日目は大失敗に終わったので、記事にする必要がないと思ったのだが、皆さんが同じ失敗をしないように書いておきたいと思う。

 

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ということで、1日目スタートしよう。

  

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突然の行き止まり、ここは東京駅東海道新幹線ホームの最後尾である、

いわゆる『行き止まり』の場所だ、その向こうはビルであろうか。

そう、私の2日目はこのように袋小路となったのだ。

 

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のぞみ159号 8時40分博多駅である、実際には半分も乗らないが・・。

最近、電車の遅れが多いのでかなりの余裕をもって横浜を出発した、そのせいもあり、

8時10分過ぎには東京駅に着いてしまい、ホームをプラプラすることになった。 

 

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 本日乗車の新幹線が入場する、

大井の車庫から来たのだろうか、すでに清掃されており、すぐに搭乗できた。

 

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 久しぶりに販売を確認した。

『朝のおむすび弁当』だ、それにお茶をつけ、500円のワンコインだ。

朝はこのぐらいがちょうどいい!!

 

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富士山がよく見える! 幸先がよいぞ!

 

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富士川で富士山とはお別れだ、あとは名古屋駅に着くのを待つだけだ。

 

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定刻通り10時19分に名古屋に到着した。

コンコースは人で溢れている、名古屋・京都・大阪・横浜も同じ光景だろう、

まずはコインロッカーに荷物を放り込み、名鉄名古屋駅に向かう。

新幹線改札口から名鉄名古屋駅ホームまでは10分ほどかかった。

 

名鉄名古屋10時52分発、名鉄名古屋本線・急行 吉良吉田行に乗車する、

しかし電車到着まで、かなりの時間が空き、イスに座りボーッと見ていると、次から次へと列車が来るわ来るわで驚きだ、東京では見ない形態の編成が来る、普通車と特別車が同じ連結でくる、

なんだか馴れないと面倒くさそうだ・・・。 

グリーン車のような扱いか?!

 

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11時46分、福地駅に到着、約1時間の長い列車の旅であった。

駅はとっても素朴であり、踏切を渡り改札に向かう形の田舎風駅(?)であった。

 

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名鉄・福地駅である、とても小さく、かわいらしい駅舎だ。 

 

これから福地駅から熱池八幡社(にいけはちまんしゃ)に向けて歩いていく。

徒歩12分ほどだ。

 

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少しだけ線路沿いを歩いていく。

 

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途中から県道12号線に合流、かなりの交通量がある。 

 

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しばらくすると熱池町交差点にぶつかる、横断歩道を2回渡り、対角線上の道に進む。

赤い旗が見えるので、進むべきルートがわかる。

ここでようやく祭りのノボリ旗が登場する。

 

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赤いノボリ旗に『愛知西尾 てんてこ祭』とかかれている。

 

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ノボリ旗が一定間隔にたててあるので、もう迷うことはない。

 

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ついに登場した!!

『てんてこ祭』のポスターだ。

午後1時から祭りは行われる。

 

そしてポスターをよくみてほしい・・・

赤い着物を全身に纏った男が太鼓を担ぎ、お尻には男根の形をしたモノをつけている。

ある人は言う・・「ケツにチ〇コ?!」

またある人は思う・・「なんて、ふざけた祭だ?!」

 

答えよう!!

『ふざけてません!!!とてもまじめな祭りです!』

『ケツにチ〇コ・・・・・はその通りです、見たままです。』

 

ポスターの右下を見ると、驚愕な事実が??

てんてんこ祭の発祥は、なんと859年である!!

1859年ではない!

それは平安時代であり、清少納言が生まれる前であり、また紫式部も生まれていない!!!

そんな時代から『てんてこ祭』は行われているのだ。

 

この祭のすごさがわかったか!!!

(誰に言っているのか・・・) 

 

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辺りは畑が広がっている、はるか前方に木々が密集している場所がある、

あそこしかない!!

 

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先程とは別の『てんてこ祭』のポスターだ、なんとも男らしい猛々しさがあるぜ。

なぜ?  『てんてこ』というのか?

先頭の太鼓を持つ者が太鼓を叩くと、てんてこてんと聞こえるからだ。

 

f:id:turumigawa915:20190105231619j:plain風が吹き、ノボリ旗がバタバタと泳ぐ、かなり寒いのだが、それを忘れてしまうほどに歓喜する(笑)

『てんてこ祭の神社に着いたぞ!!』

 

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ここにも別バージョンのポスターが掲示されている、

全てのポスターに共通するのは、顔を見せないということだ、それがこの祭り特有のカッコよさを醸し出す・・・おわら風の盆、西馬音内盆踊りもそうだ。

 

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12時10分ほどに到着、祭り開始まで残り50分だ。

お店がでており、多くの人が群がっている(笑)

私も急ごう!!

 

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右からいこう・・・

太鼓鈴 1000円:〇購入

てんてこ鈴 800円:×

てんてこおこし 600円:〇購入

由来書 400円:〇購入

 

合計2,000円となった、これから、お祭りを見せて頂くのだ、

お祝い金では大げさなので、モノを買うことで協力をしたい。

しかし、『てんてこ鈴』だけはダメだ!!!!!

形があまりにも、アカン!!!!!!!!!!!!!

 

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太鼓鈴。

 

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てんてこおこし・箱。

 

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てんてこおこし・中身。

  

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そして一気に人がいなくなった・・・。

 

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てんてこ祭のルートマップ、そして駐車場が示されている。 

 

熱池公民館(にいけこうみんかん)を中継地として、熱池八幡社に向けて歩いていく。

 

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まずは参拝をしなくてはならない、その為にここに来たのだ。

 

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正月飾りがされており、中央には橙がつけられている。

境内には参拝客・見物客で7・8人ほどいた。

 

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これは灰だろうか、最後とんでもないことになると聞いている・・・気をつけねば。

 

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拡大だ。

 

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大変シンプルで真新しい拝殿となっている、最近造り変えられたのだろう、

(経費的な問題でシンプルなのかな・・・と余計なことを考えてしまう・・・。)

 

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狛犬たちはなんだか窮屈そうだ。

 

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こちらもお縄状態になっている・・・。

 

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天神社、御鍬社が拝殿横にある。

 

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こちらにも橙が飾られている。

 

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清和天皇悠紀斎田舊蹟傳説地』の石碑

 

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天神社とは反対側には、秋葉社がある。

 

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境内にはトラックに紅白の横断幕がつけられており、即席のお立ち台がつくられている、ここから餅撒きが行われる。 

 

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神社入口にある『てんてこ祭』の石碑である。

西尾の誇りだ。

しかし!

西尾観光協会のホームページを見ると、

『天下に誇る伝統の祭り』として、様々なお祭りが紹介されているのだが、

三河一色大提灯まつり

・鳥羽の火祭り

・西尾祇園祭

と続き、次に来るのかなと考えていると、

・ハワイアンフェスティバル!

 

『なんでやねん!!』

いや、『なんだて!!』

関係者でてこい!!(笑)

 

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愛知県無形文化財 てんてこ祭。

 

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12時20分頃の熱池八幡社の境内であるが、かなり閑散としている、

50分後には人で溢れかえるのだが、カメラマンは公民館へ、その他の見物者は自宅で待機しており、開始10分前には大集合するのだ。

 

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神社の正面の道を進んでいく。

 

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神社から徒歩5分もかからない、 距離にして300mほどだ。

 

行進はもう少し先から行われる。 

 

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熱池町公民館に到着。

 

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多くのカメラマンが集結していた、

皆暖かい格好と高そうなカメラを持参している、私も買おうかな・・・と変な誘惑にかられる。

 

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赤い着物を着た人が数人いた、赤い着物など見る機会などはほとんどない、

笑点山田隆夫ぐらいか。

ケーブルテレビだろうか、取材にきている。

 

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廊下に無造作に置かれている、これは?!

 

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そう、大根で作った男根だ、ん?! 似たような響きだ・・・。

造りとしては、少し控えている節がある。

ここに置かれているのは、これは見物客へのサービスだろう。

 

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奥の部屋にも、大根の男根が置かれている。

 

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由来でも話しているのだろう、見た目で判断すると痛い目にあうぜ・・・。

 

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12時40分から準備が始まる、

頭巾を巻き、目と手以外は赤い装束で覆われる。

 

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赤い装束を着ている者は厄年の男たちである。

 

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次は男根の取り付けだ、

『なぜお尻に??』という疑問はあるが容易に想像がつく、位置を間違えると

祭りとはいえ、とんでもないことになる!!(笑)

(あくまで想像であり、合っている保証はないですよ・・)

 

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角度が大事なんだろうな~。

 

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どうや!!!

 

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サービス精神旺盛の厄男だ。

 

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ポーズの要望にも応え、記念撮影にも応じていた、いい祭だな〜。

 

 

 

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笹の両端には桶が付けられており、後ろにはボラが2匹下がっている。

 

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なぜ、ボラなのかは、わからない・・教えて!!

 

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法被にあるようにこの祭は『田植え神事』である。

 

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公民館前に集結した。

 

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出発地点に移動していく、見物客もぞろぞろとついていく、

沿道には見物客がスタンバイしている。

 

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県道12号線との境目がスタート地点だ、正面に見えている建物は和菓子屋・丸富末広さんだ。

さきほどのお菓子を作っているお店だ。

 

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先頭には、塩を持つ男性、次に宮司がつく、その後ろはこの地域にお歴々だろうか。

そしてその後ろに赤装束の厄男たちが並ぶ。

 

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13時、定刻通りに行進が開始される、塩で清めながら神社へ向かう。

 

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塩をまく男性、神職二名、お歴々勢九名(区長・氏子総代など)、赤装束厄男が列をつくる。

 

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では見ていきましょう、

先頭は太鼓を肩に乗せた者、

次に赤い風呂敷に包んだ飯ひつを持つ者、

神酒樽を持つ者、

竹箒を持つ者で構成されている。

 

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神酒樽を持つ者の次には、竹箒を持つ者が3名続く。

 

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太鼓が叩かれると、少し腰を落として、前後に振る。

 

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公民館前を通過中・・・。 

 


てんてこ祭2019①

 


てんてこ祭2019②

 

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この姿勢である!!

 

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お歴々たちも止まる、なんとも言えない阿吽の呼吸か・・・。

 

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鳥居前で一行が来るのを待つことにした。

 

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13時16分、熱池八幡社の鳥居前に到着した。

 

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鳥居前で太鼓を叩き腰を振る。

 

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神職によるお祓いがおこなわれる。

 

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次々と鳥居の笹をくぐっていく。

 

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厄男たちが通過していく。

 


てんてこ祭2019③

 

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拝殿につながる列、周りを囲む見物客、おもしろい光景かもしれない。

 

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一行は拝殿に吸い込まれていった。

 

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こちらの三人は直立でじっとしている。

何をしているのだ?!

 

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境内を3人(太鼓・飯ひつ・神酒樽)だけで周回する。

 

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憶えていないが、2・3回は周ったかな・・。

 

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鳥居をくぐり、周ってきた。

これはサービスなのか、昔からの進行内容のままなのだろうか。

 

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たしかに奇祭だ。

 

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『うん、奇祭だね♡』

 

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子どもが満面の笑みである!!!

この祭は歴史があり、笑もある、素晴らしい祭だ。

 


てんてこ祭2019④ 

 

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13時33分頃、藁灰を掃き、まき散らしていく!

先程まで静の姿勢であった3人が行動をする。

 

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先程までの澄み切った空気が一転、埃まみれとなっていく。

 

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このスピード感。

 

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スズーッ、ザッ、ザッ・・・・!!といった感じであった。

この灰をかぶると厄除けとなるため、進んで浴びよう!!

 

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13時35分、拝殿に入っていく。

 

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拝殿横の柱には、男根の大根? 大根の男根? どちらでもいいや。

あと、ボラが巻き付けられている。

ここには皆が殺到して写真に収めていた。

 

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これだ!

 

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再び拝殿内をみていこう、

多くの人は次の餅撒きに興味があるらくし、拝殿周りにいる人は少ない・・・。

またこの時間をつかって参拝する者もいた。

 

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祝詞の奉上、神降ろしの太鼓、田植えの謡、千秋万歳楽へと続く。

 

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『 謡 』が掲示されている。

 


てんてこ祭2019⑤

『 謡 』動画

 

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これから千秋万歳楽が始まる。 

 


てんてこ祭2019⑥

 

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次々と千秋万歳楽と言いながら扇を仰ぐ、

見物客からは松が投げ込まれる。

 

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14時に拝殿内の神事は終わる。

 

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最後に酢飯が配られる、前にほうにいたので、難なくもらうことができた。 

 

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トラックを見ると、厄男が上がり、餅撒きの準備ができていた。

急いで陣地を選ぶ。

 

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近くに、遠くに投げこまれる。

 

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青空に放物線を描く白い餅。

 

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最後には、笹に巻かれている餅も投げられる。

 

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餅には番号が入っている当たり餅があり、番号に応じて景品と交換できる。

わたしは、番号付きはなかった。

これで、『てんてこ祭』は終了となった。

 

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神社の周りは畑が広がる、そして皆は歩きや自転車などで帰っていく、

横浜から来た者など、いないのだろう・・・。

 

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では私もそろそろ駅に向かおうか・・・。

 

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帰る途中、別の神社に寄らせて頂く。

 

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八劔宮はかなり寂しい。

 

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しかし拝殿は趣のある造りだ。

 

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熱池町交差点にはてんてこ祭のポスターがあった、来るときは気づかなった。

 

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途中、福地バス停を発見、ここを入ると線路沿いとなる。

 

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次の行動について悩んでいた、

まだ名古屋のホテルに帰るには早い、もう1カ所ぐらい周れそうだ。

 

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近くに西尾城がある、しかし三が日はお休みである、

ほとんどの博物館・展示館などは休みとなってしまい、選択肢が狭くなる。

 

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 そうだ、大須観音に寄ってみようか。

 

 少し面倒なのだ、金山から地下鉄を2つ乗り継ぐ必要がある。

 

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大須観音駅から降りるとすぐにつく。

 

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やはり行列である、まぁこうなるわな・・・。

 

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名古屋観光にはここは外せない・・・。

 

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そして続々と人が入っていく。

 

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名物の商店街なのだが、ここも人が多く歩いているだけで疲れてくる・・・。

もうホテルへ帰ろう・・・。

 

JR名古屋高島屋の食品街でお弁当などを買い、ホテルへ。

ここでも人があふれ、さらに疲れた・・・。

 

明日の伊勢参拝に備えて、早く寝よう!

 

西尾市熱池 てんてこ祭に行こう! 完