KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 修善寺温泉で修禅寺に参拝しよう!(2019年01月13日)

今回は、近場にしたいと考え、目的地を修善寺とした。

昨日は、早く寝てしまい、3時に目が覚めてしまった、

早起きすぎて『これは健康的なのか?』と自問自答したが・・・。

『まぁ、いいや。』と思考停止した。

 

始発までには時間があるので、のんびりしながら、計画を考え、5時過ぎには自宅を出発した。 

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横浜駅・5時48分の東海道線に乗車した。

車窓は真っ暗であり、次の停車駅・戸塚ではホームの電光がとても眩しく感じた。  

 

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湘南の海を横目で見ながら、東海道線は西へ走る・・・少し雲は多いかな。

 

三島近くから少しづつ青空が見えてきた、熱海に到着すると、函南・三島と停車していく。

 

 

三島からは、伊豆箱根鉄道に乗り換えるのだが、PASMOSuicaは使えない為、一旦JR線の改札を出なければならない。

そして、なにも考えずにSuicaをタッチすると、赤ランプが点灯、止められてしまう。

 

三島はもうSuicaではなく、TOICAの国なのだ。

駅員に申し出て、運賃を引いてもらうことになる、駅員も慣れたものであった。

全国でSuicaを使用できれば良いと思うのだが、なかなかハードルは高い。

 

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三島には、7時22分に到着する、伊豆箱根鉄道・三島発7時34分に乗り換える、

この路線には、もう十何年も乗っていない。 

 

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三島は始発駅だ、終点は修善寺である、距離としては短い部類だ。

 

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伊豆箱根鉄道のこの路線は駿豆線というらしい(初めて知った。)

小田原を発着している大雄山線も同グループである(これも初めて知った。)

 

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修善寺には、8時9分に到着。

隣りのホームには特急踊り子号が停車しており、よくわからないテンションとなる。

やはり休日の修善寺、それなりの人数が降りたのだが・・・。

両車両ともに昭和の製造だろうか、レトロさを感じざるを得ない。

 

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バスのりば案内。

これを見ると修善寺とは伊豆半島の中央・上部に位置している。

ここからは中伊豆・西伊豆・東伊豆とどこにでも行ける選択肢を持つ。

 私は①修善寺温泉バスに乗る。

 

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そして私は東海バス修善寺行きのバスを探すのだが、一番手前に修善寺行き8時26分発が停車しており、迷うことは無かった。

 

3番乗り場には、修善寺経由のバス・20分発が停車していたが、無駄な経由の危険があり、26分の修善寺温泉行きに乗ることにした、

その判断が正しいかは、わからない。

 

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バスには一人の客しかおらず、ガラガラ状態で発車する、いくら時間が早いとはいえ、観光地行きのバスがこれでよいのか、と空に疑問を投げかけるが、当然答えは帰ってこない。

出発直前に女性が一人乗ってきたのだが、たぶんホテルに勤務している人で

出勤のために乗ったのだろうと勝手に解釈した。(笑)

 

修善寺温泉修善寺駅から徒歩では少し厳しい、その為バスで移動することになる、昨日まで修善寺駅から歩いていけるものと考えていた。

 

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 9時前なのでお店は開いていない、かろうじて開店準備をしている人がいるぐらいだ。

 

 

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 歩いていると右に日枝神社が見えた、もちろん計画に入っているので参拝実行!!

やはり未明まで雨が降っていたのか、参拝道は湿っている。

 

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日枝神社(ひえじんじゃ)』

 

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『信功院跡(しんこういんあと)』

1193年、源範頼は兄の頼朝の誤解により、この地にあった信功院に幽閉された。

昔は、誤解を解くのは難しい・・・・。

 

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滔々と水がでている。

 

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拝殿。

御祭神は大山咋神(おおやまくひ)である、弘法大師の建立といわれている。

 

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境内には誰もいない、休日の観光地は・・・さ。

『こう、もっと人がいるのではないかい・・・』

 

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『子宝の杉』と境内。

 

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かなり広い、ここで行われる例大祭も気になる。

 

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では次の場所へ。

  

日枝神社修禅寺

 

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修善寺らしい赤い橋が見えてきた、

修善寺には過去2回ほど来ているが、あまり記憶がない。

 

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そして修禅寺に到着。

修善寺温泉に来たからには、修禅寺に行くのは使命だ。

ここに来ないのは、カレーライスのカレーを抜くようなものだ。

 

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弘法大師の石柱が見える、

807年、弘法大師空海により創建された古刹なのだ。

『福知山 修禅寺』という。

 

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ここで注意をしておこう、

私は修善寺修禅寺に来ているのだ。

『禅』と『善』だ。

簡単にいうと、紛らわしいので書き分けているという。

『しゅうぜんじに行こうぜ!』と言えば、『修禅寺に行こうぜ』の意味だ。

 

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 桂谷霊泉 ・大師の湯

修善寺温泉らしく、源泉かけ流しの温泉だ、冬場にはとても心地よい・・・。

 

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見えるだろうか・・・屋根にいるのを。

唐獅子だ。

 

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修禅寺

書聖といわれる政治家の副島種臣の筆によるもの。

 

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立ち入り禁止前に番犬が!

かわいい、御犬様だ。

 

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修禅寺 寒桜』

修善寺は桜の季節、または紅葉の季節には全く異なる姿を見せる、

でも混むんだよね・・・・。

 

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参拝客は5・6人ほどいて、さすが修善寺の中心地だ・・・。

 

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こちらは『百度石』。

百度参りはここをくぐり、参拝を百回繰り返すのだ。

 

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御朱印を頂く、その横にも御犬様がいる、修禅寺には2匹の犬がいた。

 

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観光案内板でわかるようにこの町はそれほど大きくない。

 

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修禅寺前には北又川が流れている。

 

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修善寺と言えば、 独鈷の湯(とっこのゆ)だ。

修禅寺の目の前にあり、修善寺温泉の中心地である、

今では入浴することはできず足湯となっている。

 

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修禅寺前の虎渓橋を渡ったところだ。

町中には看板があり、あまり迷うことはないだろう。

 

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温泉街の定番だ、射的!!

スマートボールもあるだろう。

 

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少し坂を上がる、この先にも源氏ゆかりの地がある、

今日は源氏ゆかりの地を巡る旅である。

 

 修禅寺⇒指月殿へ(十三士の墓・源頼家の墓など含む)

 

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これから向かうのは指月殿と源頼家の墓。

そしてもう一つあるのだが、それは後程・・・。

 

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『十三士の墓』

北条氏との確執で伊豆に配流になった源頼家は、1204年に暗殺された。

頼家の家来は謀反の企てたが、失敗に終わったという。

ここは本来の場所ではなく、移設された場所である。

 

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源頼家の墓』

1199年頼朝の跡を継ぎ、二代将軍になった源頼家は、北条氏との政争に敗れ、

伊豆に配流となり、この地で暗殺された。

 

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『お伺い石』

これは持ち上げることができる、持ち出されないことを祈る。

 

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社もあり・・・。

 

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隣りにある指月殿へ。

 

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『指月殿』

北条政子が息子である頼家の為に建立したもの、伊豆最古の木造建築だ。

 

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中には釈迦如来坐像が安置されている、

こちらのお釈迦様は右手に蓮を持っており、珍しいお姿をしている。

 

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そして、近くにはこの看板が!!!

『おしゃぶり婆さんの像』350mとある。

「気になるよね? 絶対に気になるよね??」 

皆、この名前に興味を持ち、好奇心にかられ、旅立つのだ。(笑)

 

こちらがおしゃぶり婆さんの像の場所だ。 

 

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では行動開始だ!!

同じ後悔なら、行って後悔しようぜ。

 

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奥へ、奥へ・・・。

 

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途中、石板も出てくる。

 

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まだまだ先だ・・・。

 

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まだ登っていく・・・。

 

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また石板がでてきた。

ものすごく長く感じる、そしてかなりの階段がキツイ・・・。

 

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見えた!!

看板から約7分ほどで到達した、心が逸るため体感時間はもっと長く感じた・・・。

 

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こちらが『おしゃぶり婆さん』か・・・・。

『おそらくは中央手前の像がおしゃぶり婆さんだろう』と考えていた。

※皆もそう思うだろう!!

しかし近くの看板を見ると、どうも違うらしい。

 

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こちらが『おしゃぶり婆さんの像』と思われる。

※違っていたら教えてください。

子宝子育ての神として祀られていると近くの看板に書かれていた。

赤ちゃんが口にするオシャブリが語源という、この形が似ているからかな・・・。

 

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中央の方は違うのね・・・。

こちらの石仏は母乳に恵まれるように豊かな胸をしている。

 

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『桂谷八十八か所・四十番の石碑』が正面にある。

 

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こちらが案内看板である。

『岩谷観音とおしゃぶり婆さん』

 

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『まいったぜ・・・。』

 

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さらに上へと続く、『源義経像60m』とある、

少し悩んだが、ここまで来たからには行くしかない、

『なんかの義務感が私を上へと誘う・・・(笑)』

 

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最後のひと踏ん張りだ。

 

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到着だ・・・・。

 

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獅子に跨った義経像。

 

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案内看板には、義経の像ともチンギスハン像ともいわれていると書かれていた。

 

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では戻ろう、やはり行きも帰りも誰ともすれ違うことはなかった・・・。

この階段、間隔が一定ではないのでとても疲れる、しかも雨で湿っているので、

普段より注意が必要となり、気を遣うことになる。

 

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途中、木々の間からは修禅寺が見える。

 

おしゃぶり婆さんの像⇒竹林の小径へ。

 

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修善寺でここの場所も有名だ、竹林の小径。

 

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思っていたより短い・・・。

 

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竹林の小径から少し歩けば、修善寺の老舗旅館・あさばがある。

高校生の頃かな、ここに宿泊したことがあり、能舞台が見える二階建ての部屋であった、その時はカメラを持っておらず1枚も写真が無いのが残念だ・・・。

 

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こんな旅館で泊まりたい!!

そして伊豆の踊子川端康成著)でも読みたいな~。

 

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そしてふつうのそばやでカレーライスを食べるんだ・・・。

(おいおい・・・。)

 

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修禅寺前の橋まで戻ってきた、本当にコンパクトな町で助かる、

散策だけなら、それほど時間はかからない。

 

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ではバス停に向かおう。

 

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時刻は9時40分、修善寺温泉駅(バス停)に着くとちょうどバスが到着がした。

修善寺の滞在時間は、1時間10分ほどであった。

今回の旅は修善寺が本命ではなく別にあるのだ。

  

修善寺温泉修禅寺に参拝しよう! 完

 

これから修善寺駅に戻り、次の散策路へ!!

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 【作成中】

 

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