本日は、富士吉田に来ている。
最初の訪問先は、新倉富士浅間神社だ。
この景色は有名だろう、日本人より外国人のほうが有名かもしれない。
その証拠に、来ているのは外国人が圧倒的に多い。
参拝を終えて、鳥居を出る。
では次の目的地へ。
(ここからこの記事が始まる。)
富士山が見えるだけで最高の気分だ。
富士急行線の踏切にさしかかる、もうすぐに列車が通過する。
外国人観光客とともに待つことにする。
今度は普通そうな列車が来た。
富士山に向かって走っていく。
路肩の雪はまだ溶けていない、転びそうになりながら進むことになる。
もっと靴底がしっかりとしたものを買わないと。
神社前には、名もわからない小さな川が流れている。
小室浅間神社に到着。
これは、「おむろせんげんじんじゃ」と読む。
先程とは全く異なり、こちらの境内はとても静かだ、参拝客は1組のみ。
この季節は水が冷たいので水に触れるのはつらいのだが、辛抱だ。
拝殿。
もちろん、御祭神は、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)だ。
征夷大将軍・坂上田村麻呂が東征のおり、この地より富士山に戦勝祈願。
戦勝後、その神恩に感謝して、社殿を造営したのが始まりとされている。
(よく耳にするお話だ)
雪化粧をしている池だ、やっぱり春か夏がいいな~と思う。
池の近くには、地下からバナジウム水が湧き出ている。(ご神水だ)
大塔宮桂之古跡(おおとうのみやかつらのこせき)
南北朝時代に、鎌倉にて討たれた「大塔宮護良親王」の首級を雛鶴姫が持って、
落ちのび、この根本に葬ったといわれている。
この神社では、9月19日に流鏑馬祭がおこなわれる。
ここでは白馬を飼っているらしい。
では、鳥居を抜け、橋を渡り、139号線へ。
その途中のガレージには、流鏑馬が描かれている、
『カッコいい!!』
この前の道が流鏑馬の馬場になるという。
『縁結びの御神木』
よく見て欲しい・・・・。
♡の形をしている。
というだけの話である。
ここが正面の第一の鳥居だ、背後には富士みち・139号線が走っている。
小室浅間神社⇒湧き水 (西町出水湧水)
転びそうになりながら、西町出水湧水に向かう。
雪に埋もれており、降りることを一瞬ためらうが。
湧き水がすごい勢いで出ている、無くなってしまわないか、不安になるほどに・・。
そんなことはないが。
なんでも、1923年の関東大震災の時から湧き出るようになったという。
富士の湧き水だろうか・・・なんだがもったいない気もする、
まぁ、循環するから問題ないのだが・・・。
貴船神社・水の神。
では、町へくりだそう!!
なんだか、良い感じの商店街だ。
もう閉じてしまったかどうかは、わからない。
この道の先には富士山が見える。
まずはそれに向かって歩いてみる。
月江寺駅550m
富士山駅1200mとあり、2つの駅ともそれほど離れてはいないことがわかる。
ここは139号線だ。
その先には、富士山がドーン!!だ。
そしてこのまま進めば、富士山駅にたどり着く。
少し脇道に入り、散策をする。
町の至るところで富士山を見ることができる。
西裏通り、行ってみようか。
振り返ると富士山が見えるが、西裏通りの看板・モニュメントとしっかりと合う。
ミリオン通り・・・。
昭和臭がするネーミングだ。
夜のお店が並ぶ・・・場末感がいいね。
こんなんが、いっぱいあるんだよ。
先程の月江寺通りだ。
この街灯がとっても昭和だ、夕暮れ時に点灯などしたら、やばいぞ・・・。
いいね!!
お店の人がの軒先で雪かきをしている、ご年配の方が多い。
少し気を使いながら歩く。
この町を歩いていて、気づくことがある、歩いている人が少ない。
なんだが、私が歩いているのが、いけないような錯覚をおぼえてしまう。
2・3分歩いても、人と遭遇しない・・・、私の町では、一瞬たりともない。
(なんだが、不思議な感じがする・・・。)
日陰はやばい、足が顔まで上がるほど、バランスを崩した(笑)
人がいなくてよかった。
月の江書店、とても昔ながらのお店だ。
もちろん、入る勇気はない。
月江寺駅。
目の前には、月江寺駅が見える。
パッと見、駅には言えない、センスの悪いファンシーショップといった感じだ。
すいません。
「富士山駅」、よくよく考えるとすごい名前だ。
ホームからは富士山が見える。
「次の駅は富士山(駅)」
なるほど!!! とこの光景をみれば理解する。
入ってきたのは、トーマス号。
『またお前か!! トーマス。』
終点・富士山駅。
富士急行大月線の終着駅だ、そして河口湖線の始発駅だ。
次が富士急ハイランド駅であり、その次が終着・河口湖駅となる。
駅の入口が鳥居とは・・・。
その隣りが魚民とは・・・。
Q-STA
富士急の駅でQスタかな・・・と。
成田エクスプレスが入線する、
オンラインでチケットを購入、改札では駅員に携帯のチケット画面を見せて入場する。
成田エクスプレスと富士山。
車内は外国人観光客がやはり多い、
ということはこれが日本旅行の最終日なのだろう・・・。
今日は日本晴れ(古い表現)、日本一の富士山も拝めた、フィナーレとしては良いはずだ。
『よかった、よかった・・・。』
しかし、イヤフォンをつけずにそのまま音楽を聴くという形は、外国では当たり前なのか・・・、それが2組ほどいた。
乗務員が、人差し指で口に当て、スマートに注意をしていた。
途中、富士山ビュー特急とすれ違う。
通過する全ての駅では、駅員が特急に手を振っている。
なんだがいいよね。
飛行機でも、誘導員が手を振っているが、それに近い『よさ』がある。
海外の天気予報が表示されている、
横浜の天気はもちろん表示されるはずもない・・・。
新宿駅に到着。
終点・東京駅までもう少しだ、これまで富士急行線内を走り、中央本線内を走り、
ものすごく、アウェー感を感じるぞ。