とうとう来てしまった・・・・この日が。
神奈川県の奇祭の日、いざ川崎大師へ!!
湯河原から特急踊り子で川崎へ!
本日はお祭りダブルヘッダーだ、
AM:土肥祭り
PM:かなまら祭り
二兎追うものは・・・・なんとやらだ・・ ・
相模湾を見ながら車内で食事、桜が景色に色を添えてる。
『期待と不安を抱きながら・・・川崎へ!』
『満開だな~。 』
川崎駅に到着、大師線乗り場へ。
『おいおい、いつもと雰囲気がちがうぞ。』
大師線車内は、いつもと雰囲気が違う、違いすぎる。
川崎大師は参拝客が多いのは知っているが、半端ない混み具合だ。
しかも外国人が90%を占めそうな勢いだ。
日本人の私が場違いと錯覚してしまうほどに・・・外国人が多い!!
多すぎる!!!
ここにいる外国人観光客は川崎大師に向かうのではない、
今日は・・・・・そう。
『かなまら祭りの日なのだ!』
いわゆる・・・『ちんこ祭りだ!!』
4月第一日曜日開催だ。
百聞は一見にしかず、では行こうか!
川崎大師駅を出て左にいけば川崎大師、右方向に進めば、若宮八幡宮・金山神社だ。
普段なら気がつかない場所なのだが、この日だけは川崎大師を凌駕する、
いや、世界の中心となるのだ!
『世界の中心で、ちんこと叫ぶ!』
駅に着くと川崎大師への参道に人があふれかえっている。
『これは何か、ある!!』
早速、行ってみよう!!
まず、ここで足を止めてしまう。
飴を買うとお祓いをしてくれる、いやお祓いをしてくれて、おまけで飴をくれる?!
どっちでもいいや。
とうとう視認できた。
『目標捕捉、これから追尾します!!』
まずは『花魁道中』が目に入る。
花魁が歩いているのだが、ギャラリーが多く一瞬隙間からしか見れない。
左手前の男性が被っているモノ・・・・形からして『アレ』だな。
御神輿の速度はそれなりに早い、普通に歩いていると絶対に追いつけないのだ。
人の間をすり抜け、先頭へ!!
ピンクの一際異彩を放つ御神輿は『エリザベス神輿』という。
※こちらは女装クラブ・エリザベス会館の寄贈だ。
しかも掛け声がスゴイのだ。
(書くのもためらわれる・・・。)
この門を越え右に曲がれば川崎大師は近い、三台のマラ神輿が通過していく。
かなまら舟神輿にようやく追いついた。
台座は舟の形をしており、日立造船寄贈ということだ。
これを聞いた時の意外さ、そして『安心感』を感じた(笑)
舟形は縦に長くバランスが悪そうだ。
ここの御神輿は全て縦型であり、天のそそり立っている。
こちらはかなまら大神輿だ。
一見、他の2つより落ち着いて見えるが・・・。
男根であることに変わりはない!
ついに花魁をしっかりと視認できた。
こちらも外国人に大人気。
『これが日本だ!!』?
こちらでもお祓いが行われている。
皆さん喜んでおり何よりだ。
日本の良い思い出になるだろう?!
ここではまとめてお祓いだ。
御神輿から離れ、若宮八幡宮前に来た。
ここでも人が溢れかえっている。
境内は入場規制がされており、大行列ができている、それも即諦めるほどの賑わいだ。
外国人観光客はこれを見に(?)わざわざ来日したのだから当然並ぶのだ。
かなまら祭りは江戸時代にさかのぼり、
川崎宿の飯盛女たちの性病除けや商売繁盛の祈願が始まりという。
時は平成が終わりをむかえ、参拝客は外国人が大多数を占めている、
江戸幕府も一寸たりとも想像できなかっただろう。
中には列に並ばずに、乗り越える輩もでてくる。
こういうのは、いただけない。
幟が複数立っている、もちろん書かれているのは・・・。
ち〇こだ!!
青空の桜の下で良く映える・・・。
『天下の奇祭』に恥じない祭りだ。
こちらの鳥居では警備員ががっちりとガードしている。
奥ではなんかやばそうなモノが売られてている雰囲気だ。
頭に被っているエリザベス神輿風のモノが見えるが、
本日・この地区限定でゆるされる被り物だ。
だんだんと違和感を感じなくなる、さらにそんなことを気にすること自体がおかしいのでは・・・と感じてしまうのだ(笑)
(なわけないな・・。)
境内への列は、さらに伸び続けている、来年は早く来てみようかな。
しかし熱気がすごく、いるだけで疲労してくる・・・・・・・。
こちらではちんこ飴を売っている、
ちんこの被り物をしている人がちんこ飴を買う・・・。
『みな、ち〇こ好きだな。』
飴ェ・・・・・。
10時から始まり17時までスケジュールが組まれている、
面掛行列を見たかったのだが、願い叶わず。
大根による男根削りも披露され、オークション形式で購入できるという、
これも見たかった、まさに芸術だろう、買わないけどね。
この祭りは江戸時代から始まり、とても切実な理由から生まれたのだ。
『祭り』と『フェスティバル』は全く違う。
複雑な思いを抱くのは間違っているのだろうかと一考・・・。
今度別の日に参拝にこようかな。
川崎大師駅前ではスターウォーズのコスプレをした人たちがいた。
ダースベーダ―かな。(詳しくないので白い人の名はわからない・・・)
外国人のこの笑顔!!
『そう外国人はスターウォーズとち〇こが好きなんだ!!!』
(間違った偏見)
暑さもあり、精気を吸い取られた感じだ・・・・。
帰ろう。
『かなまら祭り』は、人は選ぶし、日本の『祭り』らしさはない。
でも一度ぐらいは見にきてもよいかもしれませんよ・・・。
私も神奈川県人ながら初めての訪問、圧倒されました・・・・・・・・・・。
かなまら祭りに行こう! END