島根の旅3日目・最終日、浜田から出雲までやってきた。
そろそろ旅の終わりが近づいてきた。
最後の訪問先は出雲大社であるが、その前にちょっとだけ寄り道を。
寄り道先は旧大社駅だ。
(たいしゃ と読みます。)
何かのイベントの準備をしており、少し残念な光景かも・・・。
もちろん、出雲大社の参拝を目的として造られたものだ。
ここから出雲大社は少し遠い・・徒歩で15~20分ほどか。
今では国の重要文化財として保存されており、無料で見学ができる。
出雲大社の最寄り駅にふさわしい重厚な造りとなっている。
窓の向こうにいるのはマネキンたちだ。
ホームもしっかりと保存されている。
当時は相当な人数の参詣客が来たものと想像できる、それほどまでに長く大きい。
こちらはD51の展示だ。
昭和初期には東京駅と大社駅を結ぶ急行列車が運行していたという。
今ではサンライズ出雲がそのDNAを引き継いでいるといえるかもね。
旧大社駅⇒出雲大社(駐車場)
もう面倒なので鳥居近くの有料駐車場に停めた(おいおい)
『勢溜の大鳥居』
スゲー堅そうな鳥居だ、さすが出雲大社だ。
ちなみに「いづもおおやしろ」と読む。
では行こう!!
鳥居を抜けるとゆるやかな下り坂となる。
ここは忘れずに寄りたい。
四柱で協力して、参拝者の罪や穢れを祓っていただける場所だ。
『野見宿禰神社』(のみのすくねじんじゃ)へ
ご祭神の野見宿禰命は怪力の持ち主であり相撲の神ともいわれている。
拝殿の脇にはまわしを付けた二匹の白兎がいる。
次の鳥居が見えてきた。
第三の鳥居である、松の保護のため両脇を歩いて行く。
こちらは『因幡の白兎』の一場面だ。
大国主神(おおくにぬしのかみ)が傷ついた白兎に手を差し伸べている。
第四の鳥居。
こちらは青銅製だろうか。
正面には拝殿がみえてくる。
(立派なのでここで帰ってしまう人もいるかもね。)
この注連縄(しめなわ)は「大黒しめ」といわれており、重さ1.5tもあるという。
(大黒しめ:左方を上位、右方を下位となっている)
しかし、近くにはさらに大きな注連縄がある。
御本殿の正門「八足門」
(拝殿の裏にあるので忘れずに参拝したい )
ここでは『二拝四拍手一拝』となる、出雲大社は特別なのだ。
地面には円形の印があるが、これは古代の御本殿を支えていた柱の出土跡だ、
かつては15階ビルに相当する高さがあったという。
手前に拝殿、奥に御本殿。
御本殿の後ろには八雲山がそびえたつ。
10月は神無月といわれるが、出雲では「神在月」といわれている、
八百万の神が出雲に集まり、出雲以外の土地からはいなくなる。
お隣りには神楽殿があり、ここの注連縄が大きいのだ。
拝殿の倍以上、重さ4tを超えるという・・・。
銭を差し込めないように特殊な加工がされている。
全てにおいてスケールが大きく、すこしばかり人が増えても混雑感はない。
さすが日本を代表する神社の一つだ。
島根の旅・1日目で美保神社を参拝したが、遠い過去のようにも思える、
でもこれで『両参り』が完成した!!
では参拝を終えよう、
向こうには第一の白い鳥居が見える、日曜日の17時にもなるとさすがに人は少なくなってきている。
ではJR出雲市駅に行こう!!
山陰を走ろう!出雲大社へ!! 完