出雲にてレンタカーを返却してJR出雲市駅に向かって歩いて行く。
正面の鉄道の高架には特急いづもが走っている。
実質的には島根の旅(2泊3日)が終わった。
今回の旅ではレンタカー移動が多かったので、バッグの重さが肩にのしかかる・・・。
JR出雲市駅に到着。(時刻17時30分頃)
夏はいい、この時間でもまだ明るい。
駅舎の反対側、こちらは出雲大社を意識した造りとなっている。
旅の全工程を終えて出雲市駅に着いた、これから関東に帰らねばならない。
1時間半ほどの空きがあり、乗車が待ち遠しい。
まずは腹ごしらえに駅構内のレストラン?に入るが大失敗・・・。
出雲市の人はどこかはわかるよね?
隣りのラーメン屋にすれば良かったと激しく後悔、幸先が悪いぞ!
構内のセブンイレブンで夕食と朝食とおやつを購入した、酒は控えよう・・・。
駅弁は売り切れ、同じような境遇の人が多くいたのかな・・・。
まだ時間があるので待合室でちびまる子ちやんを強制視聴。
(たまにはいい経験だ・・。)
18時30分、ホームに上がろうか!
『特急 サンライズ出雲 18:51 東京』
島根の旅の締めはサンライズ出雲、寝台電車で東京へ帰るのだ!!
出雲から会社に出勤・・・。
(少し暗い気持ちにもなりそうだが、それ以上にワクワクする瞬間だ)
サンライズ出雲について少し話そう・・・。
【料金について】
出雲〜東京間では、
①乗車券11,990円
②特急券3,240円
さらに車中泊となるので寝台券が必要となる。
(部屋のグレードにより料金が異なる)
③寝台券(下記 ↓ )
(1)シングルデラックス13,730円
(2)シングル7,560円
(3)シングルツイン9,430円
(4)ソロ6,480円
(5)サンライズツイン15,120円 (1人利用時×2)
(6)のびのび座席(別途料金はかからない)
6種類がある。
≪ シングルデラックス≫
≪シングル≫
≪サンライズツイン≫
≪のびのび座席≫
KITの希望としては、
唯一のA寝台・シングルデラックスをとりたかった、
そして第2の希望のサンライズツインもダメだった。
ソロは部屋数が多いので予約できるのはわかっていた、
そして私が予約したのはシングルツインとなった。
予約するのは至難といわれているサンライズ、
ではどう予約をすべきか?
少し書いておこう。
(1)みどりの窓口の予約
もっともオーソドックスだ、
窓口では1ヶ月前10時から予約開始となるが、開始とともに良い席は売り切れる。
だから普通に買おうとすれば即座に敗退だ。
いわゆる10時打ちをするほかない。(指定券の事前受付というらしい)
みどりの窓口のスタッフに当日の早くから10時打ちを依頼する、
発売時間と同時に予約ボタンを押す!
しかし全国の窓口で同じことをしている場合は、本当に運かもしれない。
東京駅に・丸の内側のみどりの窓口では、
時折、早朝から列ができている。(たぶん、それだろう)
(2)JR西日本会員サービス・電話購入
J-west 会員は専用の電話番号にて指定券の購入ができる、それも10時から。
電話してから予約手続きとなるので10時打ちには負けるだろう。
私はこれで購入した!!
(その日は出勤日で朝からみどりの窓口にはいけなかった・・・。)
チケットの受け取りはJR東日本ではできず、
関東圏なら東京駅のJR東海の窓口で受け取れる。
サンライズはJR東海管理の線路を走るので購入ができるという。
(3)旅行会社で購入・近畿日本ツーリストにて購入
ツアーで販売している、行きはサンライズ・帰りは飛行機など。
この欠点は宿泊ホテルの選択肢が少ない、出雲地区の指定ホテルが多く、
私のように浜田に泊まるなどの場合には向かない・・・。
ホームに上がると雨が降るがすぐに止む。
今回の旅ではほぼ雨に濡れることはなかった・・・スーパーラッキーだったな!
サンライズ出雲 6号車 B個室だ。
私はシングルツインの予約をとることができた。
18時46分、「サンライズ出雲」入線。
サンライズは、
よく品川の車両車庫では見るが、出雲で見るのはまた考え深い。
乗車してすぐにシャワーカードを買いに行く。
これは枚数が限られており、自販機か車掌から買わねばならない。
シングルツインは二階建ての部屋となっている。
(一人で2つのベットを使うのは贅沢だ)
1階には荷物を置き、2階のベットで寝る、2階のブラインドだけは自動で開閉ができる。(なんで?!)
この黒バンドは転落防止のため、たしかにこれが無いと危険だ。
パジャマは用意されている、折角なので着よう!
【運行ルート】
山陰線(出雲市駅~米子駅間)⇒伯備線(米子駅~岡山駅間) ⇒
山陽線(岡山駅~姫路駅間) ⇒JR神戸線(姫路駅~大阪駅間) ⇒
JR京都線(大阪駅~京都駅間)⇒琵琶湖線(京都駅~米原駅間) ⇒
東海道線(米原駅~東京駅間)
サンライズ出雲は、7路線を跨ぎ東京に向かう。
出雲市駅を18時51分出発して、東京駅には7時8分に到着する。
由比を通過、東海地方まで戻ってきた。
時刻は4時55分。
横浜駅に到着。
『普段の通勤風景だ・・・気分が悪くなってきた・・・。』
時刻は6時44分。
東京駅だ、急いで降りる準備をする。
07時09分、東京駅に到着した。
これで島根の旅は終わった、3泊4日あっという間だった気もするし、
1日目の美保神社の記憶が遠い昔のようにも思える・・・。
荷物をコインロッカーに入れて会社へ出勤する・・・。
さぁ、現実に戻ろう!
2019年夏・島根の旅 完