KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

能登旅・あえのことを終えて(2019年12月05日)

 

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無事、あえのことを見ることができて、満足ゲージはマックスとなっている。

和倉温泉駅でレンタカーを返却して、これから本日のホテルへ向かう、

残念ながら、駅から温泉街は遠い、今の体力で行ける距離ではない。

 駅前の客待ちタクシーにのり、

「あえの風へお願いします!」と少しテンションがあがる。

また、『近くにコンビニがありますか?』とも尋ねた。

「あえの風の目の前にセブンがありますよ。」との返答だった、これはいいぞ!

 

フロントでチェックインを済ませる。

明日の朝食について説明を受けたのだが、明日はその時間には出発している為、

朝食は不用との旨を伝えた。

 

マイクロバスで駅まで送迎してくれるという、また、朝食の代わりに、

コンビニとなるが、おにぎりを用意するという、なんて、気がきくホテルだろうか!

 

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こちらが私の夕食だ。

おにぎり2つ(日高昆布・ツナめんたい)とこだわりのタマゴサンドというメニュー

だ、ある意味豪華といえるかもしれないが・・・。

 

他の宿泊客たちは、シアターダイニングで優雅に食事を始めようとしているのだろう。

名前だけでも、凄そうに思えるが、実際もスゴイのだ!

中央に円形の舞台ではショーが行われ、その周りで食事をとる、

さらには、壁周りには個室があり、そこからも鑑賞ができるという造りになっている。

 

その演目の中には、あの御陣乗太鼓がある、これは見たいよね!

 

でも私が予約したのはビジネスプラン、1万円ほどの宿泊費、もちろん夕食無しだ!

個室などの夕食付きは3万を超える、まあ、時間と空きがあればグレードアップし

ようと考えていたのだが・・・。

( 言うのはタダ! )

 

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チェックイン時に館内で使える1,000円クーポンをもらった、

これでお土産が買える、キャッシュバックといった感じだ、これはお得だよね。

 

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テレビでは、あえのことが紹介されていた、さすが地元の放送局だ。

 

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各家庭により、配膳されるものは多少異なる。

でも、だいたいは同じような食材を使っているので、

広義的には同じと言っていいと思う。

 

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重要無形文化財ユネスコ無形文化遺産にも指定されている。

外国人観光客も興味津々なのだ。

 

昨日の「あえのこと」を少しだけ振り返ってみよう。

 

(1)合鹿庵(能登町

11:00~12:00

丁寧なご説明、初心者には大変有難い「あえのこと」だった。

 

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(2)田中さん個人宅(珠洲市

14:00~15:00

個人宅でおこなわれる本来の「あえのこと」の形。

 

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(3)三井の里 档の館(輪島市

16:00~17:00

子供たちも参加、地域でおこなう「あえのこと」

 

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どれも、すばらしい「あえのこと」であり、「田の神様まつり」でした。

リンクを貼りましたので、よろしければご覧下さい。

 

では「あえの風」の続きを・・・。

 

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みなさんが優雅に食事をしている時に、私は温泉に入りにいく。

この絶好の時間を逃す手はない!

 

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エレベーターから景色を眺めることができるようになっているが、

外は漆黒の闇、何も見えない・・・。

一応、心の目(心眼)で見たが、やはり見えなかった(笑)

 

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感動したのが、エレベーターだ。

ボタンを押すとすぐに来る、何度も使ったが例外はなかった。

エレベーターの待ち時間がほぼ無いのだ。

四基あるのだが、それぞれ均等に各フロアに止まっており、最小限の移動でくるように

なっていると思われる、こういう配慮もスゴイ。

 

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ではでは、お風呂へ。

やはり、目論見通りお風呂は貸切状態。

終始一人で占有できた、中は広いので、数人いたところで変わらないけどね。

 

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内風呂と露天風呂の2つがあった、やはり、冬の露天風呂は最高だ!

(至福の瞬間・ベスト10に入ると言ってもいいだろう!!)

おそらく、風呂の先には海が広がっているのだろうが目に映るのは漆黒の闇だ、

遠くに見えたのは対岸の灯りかな?

 

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そしてロビーでは、ドリンクサービスが(22時までだったかな)あるのだが、

これがとても気に入った!

アイスコーヒー、アイスカフェオレが美味しい、しかも飲み放題。

 

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 ロビーの中央だ、円形の装飾が素晴らしい、

この周りの席があり、ドリンクが飲み放題だ。

 

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しかも貸切状態だ、温泉後のアイコ(アイスコーヒー)はうまい!

 

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地下にはお土産エリアが広がっている、これだけ広いお土産屋は初めてかも・・・。

「あえの風オリジナルのお菓子」があり、これは手に入れるしかない!! 

 

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そして、ホテルでおなじみ、アイスの王様(?)・ハーゲンダッツ

抹茶のクレームブリュレ、美味しかった!!

そうだ、氷結も買っておこう。

 

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この向こうには、ビジネスプランでは決して乗り越えることができないベルリンの壁

立ちふさがっている。

耳を澄ませてみても、御陣乗太鼓の音は聞こえない。

 

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そして20時になった、送迎バスに乗り込む。

3名でマイクロバスは出発した。 

 

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加賀屋に到着だ!!

あえの風は加賀屋グループのホテルであり、ここに宿泊すれば加賀屋本館の温泉に入る

ことができるのだ。

(時間は20時~22時限定) 

 

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「錦小路」

いわゆる土産街、旅館の中に土産街がある!?

 

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さすが加賀屋と言わざるを得ない・・。

加賀屋オリジナルお菓子があった、これは買ってしまうやろ・・・。

あえの風のオリジナル品と含め、かなり買ってしまった。

 

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 建物の中に川は流れているし、すげーなここは!

もう、すげーしか言いません(笑)

 

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 ここもすげーな。

(もうKITはすげーな・・しか言いません)

 

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「祭り小屋」

すげーなここも!(しつこいですが、KITはすげーな・・しかいいません)

この壁(ベルリンの壁)の向こうでは何が行われているのか?!

 

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ここもすげーけど、この灯は何かに見える。

カニのアレみたい。 

 

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ではお風呂に行こう!! 

いちいち装飾などが豪華だ、スゲーな!!

 

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ここまでは普通の風呂場の雰囲気だ。 

 

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ここも広いが普通といっていいだろう。

 

しかし中は普通ではなかった・・・。

 

風呂場が三層に分かれている??!

エレベーターがある!!!

普通じぇねぇぇ!!!! 

 

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温泉を目一杯楽しみ、ロビーに戻ってきた。

送迎バスが来るのをここで待つ、自動ドアに開く度に冷たい風が大変心地よい・・・。

しばらくすると運転手さんがやってきた、「あえの風行きのバスです」と。 

 

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「さらば、加賀屋」

だいだい一泊・60,000円以上だろうか・・・。

グランクラス2回ほど乗れそうだ、う~ん迷うな。 

 

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1日限りのマイホームに戻ったきたよ!!

ちなみに奥に見えるのがセブンイレブンだ。 

 

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これは「花嫁のれん」かな。 

 

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加賀屋で買ったお土産。

そして再びフリードリンクで一人乾杯だ。 

 

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そしてお茶菓子もフリー。 

 

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翌朝、4時起床。

6時40分にはロビーに下り、和倉温泉駅まで送迎してもらうことになっている。

その後のスケジュールは、

7時01発の特急能登かがり火2号で金沢駅へ。

8時15分発の北陸新幹線かがやき522号で東京へ向かい、会社に出勤する・・・、

という予定であった。

和倉温泉で朝風呂に入り、出勤する・・・こんなことする者はそうはいない。

出発準備は万端だ。

 

6時10分頃、フロントから内線が鳴る。

たぶん、駅への送迎についての確認だろうか?

 

受話器をとると 予想外の内容だった。

深夜に七尾線内でトラックの事故があり、運転見合わせになっているとの連絡であっ

た。

運転再開のめどは現段階では不明・・・・、JRにも連絡がつかないとのことだった。

 

これでダイナミック出勤の夢が消えて、強制有給消化となった。。。。

 

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焦っても仕方がないので、ロビーで北國新聞を読む。

なんて優雅な時間だろうか。 

 

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しばらくすると空が晴れてきた、この景色が見れたことは不幸中の幸いだろう。 

 

のんびりと過ごしていると、ふと気付いた。

金沢発の新幹線かがやきの指定券の変更をしていない!

気付いたのは出発2分前、

あわてて、えきねっとにアクセスして昼前のはくたか号に変更した。

危ない・・・強制的に自由席になるところだった。

始発駅なので、なんら問題は無かったのかもしれないけど。

 

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それにしても、素晴らしい!!

もう会社のことは忘れた!!(笑) 

 

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9時40分、送迎バスに乗り込み、和倉温泉駅に向かう。

 

駅に着くと人で溢れており、混乱の余波を感じる。

平日だからこれで済んでいるのだろう、

休日ならもっと人で溢れ大混乱していたに違いない。 

 

出発の30分前・・・

10時14分のサンダーバード(特急の名称ね)は通常通り動くと

ホテルフロントにて確認していた。

 

七尾線内の事故に伴い、

サンダーバートは行先を大阪から金沢に変更、全て自由席となっていた。

7時発の特急能登かがり火号の指定席券を持っていたので、サンダーバードの自由席に

変更をしてもらい差額を受け取った。

 

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無事、和倉温泉駅を出発、これで横浜に帰ることができる。

予定外のアクシデントにより、休みとなってしまった為、

どこかに寄って行こうかと考えたのだが、興味惹かれる場所は思い浮かばなかった。

曇りということも大きな要因だった。

 

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羽咋駅ではやはり宇宙人が見送ってくれていた。 

 

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上り路線には、花嫁のれん号が通過していく、さて乗車率はいかほどか。 

 

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風景が金沢っぽくなってきた、平日の金曜日の金沢駅に到着した。 

 

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平日であっても金沢駅はそれなりに混雑している、

さすが北陸一の都市といったところか。

 

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これをみれば金沢って感じがする。

金沢はかなりの回数来ているので、今回は観光はしないで横浜に戻ることにした。

少しもったいない気もしたが、少し疲れたかな・・・・・。

 

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金沢11時55分発、はくたか号で東京へ。

この時間帯、かがやき号が走っておらず、半強制的にはくたか乗車となった。 

 

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北陸新幹線は平日であっても、ほぼ満席となった。

私の隣りの席も長野駅から埋まった。 

 

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金沢駅で購入したお弁当とお茶。

「炙ります寿司と元祖鯛鮨」

 

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これが期待を裏切ってくれた!

炙ります寿司は美味しかった、炙りって本当にうまい!!

10個のにぎりが入っているのだが、1駅到着する毎に1つ食べれば東京に着く。

金沢駅で1つ食べないと、東京駅到着時に食べることになり、清掃員の方に迷惑が掛か

ってしまうので注意しよう。(笑)

 

金沢駅を出ると・・

新高岡・富山・黒部宇奈月温泉糸魚川上越妙高・長野・高崎・大宮・上野、

そして終点の東京に停まる。

 

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そして 横須賀線に乗り横浜へ。

長い旅が終わった!

これまで見たくて仕方がなかった「あえのこと神事」をなんと3度も見ることができ

た。

それぞれの特長や特色があり、どれも興味深いものであった。

前回(春のあえのこと)が全打席三振であったが、

今回(暮れのあえのこと)は全打席ホームランといった感じだ。

 

しかし、2ヶ月後には、「春のあえのこと」がある、

前回の失敗は、「春のあえのこと」だった。

ここで成功をおさめないと、リベンジにはならない!?

 

まぁ、いいか!!  来年、2月に考えよう。

 

 能登旅・あえのことを終えて 完