今回の旅は「海が見える駅 IN 神奈川県」とした。
言い換えれば、神奈川県内の海が見える駅に行こうということだ、同じだけど!
横浜を7時に出発して、前編では、
(2)海芝浦駅(JR鶴見線)
と周ってきた・・・・。
さて、残りはいくつか?!
ここでは、海の見える駅を通称「海駅」と呼び、
1日で神奈川県内の全てを巡ってみることにした。
漏れがありましたら、当ブログまでご指摘下さい。
危ぶまれたが、どうにか乗ることができた、このプチ達成感がたまらない!!(笑)
(大船発11時29分・熱海行き)
平塚駅で特急の通過待ちとなり、ホームをぶらつく。
来年春に引退が決まっているスーパービュー踊り子号が通過していった。
国府津駅には12時02分に到着、ここもれっきとした海駅なのだ。
わかるだろうか?
建物と建物のわずかな隙間から・・・。
湘南の海が見える!!
あれ、湘南はどこまでだったか?
茅ヶ崎という人もいれば、江ノ島までという人も、さらには平塚派もいるらしい。
うーん、さすがに国府津は違うかな・・、相模湾というのが一般的だろう。
海の手前には、西湘バイパスが見える。
こちらからも海が見えた。
少し歩けば、海に出れそうな感じだが、次のスケジュールが詰まっている、
それに列車は待ってはくれないのだ。
不思議と人がおらず、寂しい状態になっている。
国府津発12時10分の特別快速小田原行きに乗車、これは鴨宮には止まらない、
なかなかいい判断です。
そんな感じであっという間に終点・小田原駅に到着した。
小田原到着12時15分。
ここで接続待ちをしなければならない。
しかし次の工程を考え、一度改札を出て、特急の指定券を購入することにした。
もちろん、特急踊り子号の指定券だ、
来春には順次引退するだろう185系踊り子号、今は、絶賛乗り納めキャンペーン中。
小田原発12時26分の東海道線に乗車、これから根府川に向かう。
小田原を過ぎると、進行方向左側には、相模湾が広がる。
何度見ても飽きないこの景色。
根府川には12時34分に到着した。
ここでは、5分だったかな、かなり長い時間停車をした、しかし海は車体が壁となり、
見ることはできない。
多くの下り列車は、海側のホームに停まるのだが、1日数便はこのホームに停まる。
エメラルドグリーンの高架橋からは、素晴らしい光景が広がる。
根府川も何度来ても飽きない駅だ、
なんかプチトリップをしているという楽しさを感じることができる。
根府川駅舎。
ヒルトン小田原は、ここから送迎バスが出ている、根府川ヒルトンにしてはどうか。
あと、オススメなのが、早川駅から根府川駅への散策ウォーキングだ、
史跡・寺社仏閣と海と山を見ながらの楽しい時間が過ごせる。
どこを見ても絵になる。
私の腕ではこれが限界だが、それでも良い景色というのは、わかるでしょう。
東京方面の列車が入線する。
お猿さん注意ポスター。
熱海方面のホームに来た、ここからの景色がいいのだ!
これを見に根府川に来る人は多い、
それに次の東海道線はすぐに来るので、
ローカル特有の30分、1時間待ちが無いのが嬉しい。
撮り鉄さんがいましたよ、
たしかに絵になる光景だからね。
根府川発12時56分の列車に乗り湯河原へ。
湯河原着13時04分、
ここはまだ神奈川県、そして最西端だったかな。
湯河原温泉で疲れをとる・・・というフィナーレも捨てがたい、
しかも湯河原には、多くの日帰り温泉がある。
湯河原駅は最後の海駅でもある。
わかるだろうか?
何度も湯河原に来ている私だからわかる、この隙間海!
なんとも、愛おしい光景ではないか?
湯河原からは特急踊り子号で三島に向かう。
10分ほどの接続である。
特急踊り子号は湯河原駅を13時14分に出発した。
次の停車駅は熱海駅。
湯河原駅を出ると、小さな川が見えてくる、これが神奈川と静岡の県境となる。
踊り子号により、神奈川の県境は通過した!
では、静岡県の海が見える駅の旅へ!
しかし、体力・気力は無かった・・・それは別の機会に。
熱海では東京行きの踊り子が停車していた。
三島駅の直前、車窓には富士山が見えてくる。
今日何回目の富士山だろう。
不思議なことに、江ノ電からみた富士、モノレールから見た富士、どれも大きさに変わ
りがないように思える、三島はかなり近くに来ているはずだが・・。
錯覚か思い違いかな。
三島駅13時38分に到着した。
数分停車した後、踊り子号は修善寺を目指して駅を出て行く。
短時間乗車の特急踊り子号であったが、せっかく時間が合ったのだから、乗らない理由
はないよね、というか、途中から合わせたのだが。
かなりの空腹感を感じていると、駿豆線のそば屋が見えてくる、どうしようか。
そば屋の誘惑を振り払い、お隣りのお弁当屋へ。
三島に来た目的はこれなのだ。
どうか、売り切れていて!
(二律背反の感情・・・)
残念ながら、最後の1つを買うことができた。
夏目漱石さんが3人、旅立った。
三島発14時08分の普通列車に乗り熱海へ向かう。熱海には14時21分に着いた。
丹那ミルク味は外せない、次にティラミス味をとる、これは珍しい!
長いのっぽをカゴから抜くと、ラブライブサンシャイン仕様だった。
反射的にカゴに戻してしまったが、ここで妥協してはいけないと考え、ティラミス味を
購入した、少しだけ楽しみだ。
裏面にはラブライブの説明も書かれている。
近いうちに『にわかラブライブサンシャイン巡礼の旅』でもしようか。
熱海駅ホームには、特急踊り子号が入線する、
こちらは伊豆急下田からの単独便となる。
熱海発14時29分、最後尾車両に乗り込む。
えきねっと予約をしたのだが、その時もかなり席は埋まっていた、
伊豆帰りのちょうどよい時間なのだろう。
今回、三島に来た理由をお伝えしよう!
桃中軒の清流うなぎ重を買うことだ。
その価格は、駅弁の範疇をはるかに超えているのだが、一度食べる価値はあるだろう。
もちろん、富士山の伏流水で育てられた三島うなぎだ。
箱はかなりどっしりとしており重いのだ。
うなぎは暖かいのがよいというのが一般的な考えだろう。
だが駅弁として、うなぎ弁当を販売しているのだ、これは美味しく食べれるの工夫が
なされているに違いない。
列車に揺られ、海を眺めながらのうなぎ弁当、
うまいに決まっている、人間は脳で食べているのだ。
まあ、それを抜きにしても美味しいと思う、
少しタレがしみ過ぎているように感じたが、私としては⭕️だった。
これは、特急踊り子で食べるからこそ、価値がある!
と言っておこう。
本日の踊り子号は、多くのお客様を乗せて走る、
車窓には相鉄線が見えてくる、もう横浜が間近であることがわかる、
もう少し乗っていたいのだが、仕方がない。
反対には横浜そごうが見える、
このタイミングで外套を羽織り、荷物をまとめ、下車の支度をするのがちょうど良い。
次の踊り子号の乗車はいつか、来年になるだろうか・・・。
もう、来週は12月中旬、仕事も忙しくなりそう。
少し、寂しい気持ちになりながら、
神奈川の海駅をコンプリートできたことに、心は晴れやかだった。
神奈川の『海駅』に行こう!【後編】 完