年末企画旅をとして、こんなことをしている。
それは、一度の旅で3つのフェリーを乗り継ぐという旅だ。
そこに意味があるか無いかは関係ないのだ、やりたいからやる!
それが人の原動力となる!!
昨日は三重県のルーブル彫刻美術館・鳥羽のミキモト真珠島で観光して、15時には鳥羽を出発して横浜に帰るという工程だ。
そこでただ帰るのではつまらないので、3つのフェリーを乗り継ぎ帰ることにした。
そのため、静岡で宿泊することになったのだ。
本日は2つ目のフェリー・駿河湾フェリーに乗る、
フェリーターミナルは清水港にあるため、昨夜は清水で宿をとったというわけだ。
清水駅からフェリーターミナルは、徒歩では距離があり、送迎バスを使わせて頂く、
そのバス停はJR清水駅・東口のバスターミナルの一角にある。
余裕を持って行くとすでにバスは早い時間から待っている。
これは有難いです!
真冬の早朝、囲いがあるだけで、寒さの質が全く違う。
とはいえ、ドアは開いているので、寒いことには変わりないが、
車内と車外では全く違うし、外をレベル5とすると、中はレベル4といえる。
7時25分、2人の客を乗せて、静かに出発した、
「出発します」と言う運転手さんの声には聞き覚えがあった、それは11月の企画旅で乗
っていたからだ。
早朝で道も空いており、10分もかからずフェリーターミナルに到着した。
〔JR清水駅⇒(送迎リムジン)⇒清水マリンターミナル〕
清水発から土肥へのルートは初めてだ、
進行方向が変われば、印象はかわる、これはこれで楽しみだ。
そもそも、海を見飽きることは無い、という人が多いのではないだろうか。
船賃は一般2,300円、
今回乗車したフェリーで最も高い料金だ。
乗船するのは、何時でも楽しい気分になる。
雲は多いが、良い船旅になる予感、富士山が見えるかは微妙かもしれないけど。
駿河湾フェリーは車と同じ入口から入っていく。
今回もトリックアートは順調だ。
カメなんて、浮いてみえるよ!
中に入ると、海上保安庁の人が巡回をしている、何かあるのだろうか、訓練か?
7時55分、出発の時!!
エンジンがかかり、海水が荒ぶる、これがとてもキレイなのだ。
三保の松原を眺めながら清水港を出航する。
本来ならば富士山が見える位置なのだが、厚い雲で覆われている。
船長はワンチャンあるかも、といっていたが、それに期待しよう。
(実際には、そんな言い方はしていないけど)
離れゆく港、この旅情がくせになる。
富士山に雲がかかっているので、「県道223(ふじさん)」で我慢するか・・・。
今回は前回の旅で気になったアレを買ってみたい、それはたこポンだ。
たこ焼きに酢をかけて食べるというものだ。
値段は540円、普段は高いと感じるかもしれないが、旅では財布の紐が緩くなる。
そして、このたこポンがうまい!
酢をかけただけなのに、なぜこんなにうまいのか?!
これはおススメだ!
しかしその後、悲しい事故が起こる、
事故はいつ起こるわからない、それは背後に迫ってくるものなのだ・・・。
船は時折、大きく揺れるのだ・・・。
(半分食べていたことが唯一の救い、何が起きたかは察して下さい)
『駿河湾の悲劇』と私の心に刻まれた。
最後の方では、富士山はどうにか、「なんとか富士山!」というレベルまで見えてき
た、よかった、よかった。
陸地が見えてくる、では下船の準備をしよう。
接岸の瞬間を見よう。
船体とタイヤが擦れる音が聞こえる、キィ・キィ・・・と。
土肥港の雰囲気がいいよね、
秘境とまでは言わないが、徒歩で来ると陸の(準)孤島となってしまう。
土肥港バス停、
これから9時18分発の修善寺行きに乗る。
少し遅れてバスは到着、しかし土肥港へと下っていく、このバスはターミナル近くまで
いくことに気づいた、
前回のバス(修善寺発⇒土肥港着)は港には下りず、道路脇のバス停にしか停まらなか
った。
「なんで?!」
あんまり変わらないので、問題ないけどね。
修善寺駅、10時10分に到着。
駅構内には修善寺透子(しゅぜんじ とうこ)のパネルが置かれている、これは何?
※ネットで調べてみた。
「温泉むすめ」の内の一人という、全国各地に温泉むすめがいてびっくり!!
我が神奈川県の温泉むすめは4人いたぞ!!
温泉に鉄道に・・いろいろとあるもんだ。
鉄道むすめFANのためにも拡大しておこう!
画像では見切れているが、ライブライブサンシャインの黒澤ルビーのパネルもあった。
修善寺発10時21分。
駿豆線は意外にも乗客は多く、80パーセントほどの座席率となっていた。
修善寺の次の駅は「まきのこう」
そうか、だから「修善寺 まきの」なのか!!
三島に降りる人は多い、
さすが年末といってよいのか、わからないが・・・。
次に新幹線で新横浜駅に向かうのだが、新幹線はJR在来線の改札を通らねばならない。
スマートEXで購入しているので、いつもなら新幹線改札にスマフォをかざして入場する
のだが、今回はその前に在来線改札を通る必要がある。
「大丈夫だろうか・・・エラーになるのではないか」とドキドキしたのだが、
結果は問題なく通路を抜けることができた。
なんか、パワーアップしているぞ!!
前回はこんな竹細工はなかった・・・期間限定だよね。
『美味しい!』というものではなく、ごくごく普通なのだが、ご当地モノには弱い、
本当にすごくおいしいというわけではないのだが、買ってしまう不思議。
新幹線ホームの桃中軒では、駅弁(ラスト1)を買った。
11時21分発、こだま号に乗車。
当然ながら入線時刻はもっと早い、なぜならのぞみ様のお通過があるからだ。
そして富士山は雲で隠れている、ほんの少しだけ見えているのだが・・・。
これから新幹線ワープを使い新横浜に一気に距離を縮める、
ワープといってもこだまだけど・・・・・。
この旅で3回目のこだま号だ、
距離を刻んでいるので、総距離は少ないが回数は多くなってしまった。
ここでも、のぞみ様の通過待ちをおとなしく待ち、私たちはのぞみ様のご勇姿をしっか
り眺めさせて頂いた。
そしてすぐさま、駅弁を出す!
「こだわりの焼き魚弁当」桃中軒
二重になっており、左が桜えびめし、
右が銀鮭の西京焼き、桜えびのかき揚げ、煮物、春雨サラダ、大根の桜漬け、玉子焼き
だ。
これがうまい!!
次も是非、買いたいと思います!!
焼き魚をちんたらを食べていると、いつしか小田原を通過していた、
少しペースを上げないと!
11時58分、新横浜駅に到着、
次に乗り換えるのはJR横浜線(12時09分発⇒横浜駅12時21分着)だ。
「横浜に帰ってきた! 今回の旅は終わったぜ!! 」
とはならなかった・・・。
12時26分横浜駅を発った・・・・・・・。
フェリーを乗り継ぎ横浜に帰ろう! 完