今回はレトロ自販機の旅に出る、KITの旅日記では、初めての案件だ(笑)
では、スタートしよう!
レトロ自販機とは、昭和時代に生まれた、もう巷ではお目にかからない自販機のこと
だ。
百聞は一見にしかず、あとは旅日記にてご確認を!
とうとう来ました、大晦日。
何か特別なことをしたい!!
「じゃあ、鉄剣タローで昼食を食べよう!」
ということになった。
ただ「鉄剣タロー」に行くだけではもったいないので、
西小泉経由の鉄剣タローとした。
横浜駅もまだ日が明けていない、横浜発5時35分の上野東京ラインに乗車する。
大宮駅(6時51分着)
久喜駅到着(7時14分着)
ここで異変が!!
見て下さい、霧ですよ!!! 真っ白の世界が広がる・・・・。
(久喜駅:7時21分発)
もちろん車内はガラガラ状態で出発進行!
このまま進んでよいのだろうかと身の危険を感じ始めた(笑)
そんなことを考えながら列車は館林駅に到着してしまった。
( 館林駅:7時51分着)
ここが引き返す最後のチャンスだったのだ・・・。
(館林駅発:7時53分)
小泉線の車内も、またまたガラガラだ。
8時11分、西小泉駅に到着。
ドアが開くと待っていたのはブラジル人、券売機にいるのもブラジル人、
駅員さんは・・・残念ながら日本人。
ここは日本のブラジル、ブラジリアンタウン西小泉だ。
町は霧で覆いつくされていた、乗ってきた列車は折り返しとなり、霧の中へと消えてい
った。
ここまで来たからには、もう前へ進むしかない。
西小泉駅は群馬県だ、熊谷は埼玉県、それを繋ぐバスが走っているのだ。
このバスが運行していたので、西小泉経由で鉄剣タローに行こうと考えたのだ。
西小泉駅から正面の道路を真っすぐに進む、ここはハナミズキ通りと書いてあった。
大泉町役場を横目に進む、最後の直線だ。
「とりでん」という24時間のお店があった、神奈川県の私には全く馴染みがない。
本当はこの通りに「止まれ」の標識が10つほど並んでいるのだ、
それがとっても壮観な光景となるのだ。
今日は霧により先が見えない・・・。
この一風変わった光景が見たい人は「西小泉 止まれ 標識」で検索を!!
町役場の庭園を抜けてバス停を目指す。
元々、わかっていた負け戦、あまり精神的ダメージはない。
大泉保専前バス停から乗車。
(朝日バス・熊谷北口行き 9時05分発)
※9:11発と勘違いして、バス停には9:10に到着した、たまたま来たバスに飛び乗り
時刻を思い違いしていたことに気づく、遅れてくれてありがとう!
利根川を抜けると、いつしか霧は無くなっていた。
おそらくは埼玉県に入ったからだろう(笑)
3分ほど遅れて熊谷駅に到着( 9時50分)
今なら西小泉の空も青空が広がっているかもしれない。
そうであるなら、本来の光景が見ることができたはずだ・・・。
少しばかり残念だ、しかし全てがうまくいってもツマラナイというのもまた事実。
10時05分の小田原行に乗車、2つ目の駅・吹上駅で下車する。
(吹上駅:10時12分着)
吹上駅から朝日バスに乗る、乗り換え時間が無かった為、写真はない・・・。
吹上駅バス停:10時15分発。
下忍上分バス停で下車(10時20分頃到着・乗車時間5分)
バスでは5分だが、歩くと30分はかかるという・・・。
『しもおしかみぶん』と読む。
※このバス停名、読めん!! 『下、上・・どっちかにして!』
セブンイレブンの脇道を入り、進んでいくと・・・。
見えてきた!!!
「鉄剣タロー」
住所:埼玉県行田市下忍315-1 (24時間営業)
すごい名前だよね!
ここが本日の昼食(レストラン)だ。
埼玉のレトロ自販機の聖地だ。
「鉄剣タロー」
バス停はセブンイレブン行田下忍店近く。
「HOT SNACKS」
ハンバーガーの自販機だ、値段は220円/個だ、安い!!
お隣りには、
「トーストサンド」が並ぶ、こんなのも一般的な生活を送る限りにおいては、
お目にかかることはない。
こんな感じでレトロな自販機が一直線に並ぶ。
こちらもおなじみの「うどん・そばの自販機」だ。
こちらは「ロッテ アイスクリーム」
アイス自体に珍しさはないが、この自販機が珍しい。
故障していたらしいが、部品が見つかり修理されたと書かれていた。
この販売機の真骨頂はルーレットだ、当たりがでればもう一本!!!
ロッテのキャラクターが微笑ましい。
夏なら絶対に食べていた!
そして、最大の目的・チーズバーガーを購入!!
こちらは裏面(?)だ。
しわしわのパン、その間にはハンバーグが挟まっている。
見た目は美味しそうに見えないが、まずくはない!!!
この味だったら、3日連続で食べれるよ!!!
あと決してパッケージの写真とは全然違うじゃないか!!
と憤慨しないように!!(笑)
製造元は(有)マルイケ食品( 群馬県伊勢崎市 )
美味しかった。
こちら側にはゲーム筐体が並ぶ、麻雀を中心としたレトロゲームがある!
1年間で何人がこのゲームにコインを投入しているのか?
ここ、狭いよね!!
このスペースには
『〇〇に紹介されました・・・』というコーナーになっている。
ノート39冊目、
何が書いてあるのだろう、見るのが怖い・・・。
「モーターサイクリスト」「声優パラダイス」が取材に来たという、
聞いたことのない雑誌だな~。
こちらでは、
壊れたクレーンゲームが再利用されています。
そこは、花や種のプレゼントコーナーとなっている。
店内の半分はこんな感じのフリースペース的なものになっている。
こちらにはカウンター席も完備されていた、
それにしても壁の圧が強い・・・。
両替機も完備、しかもこれだけではない、あと2つほどあった。
しかもすっごくマイナーそうな両替機だ。
こちらには「反射神経テスト」という機械がある。
絵からして、ザ・昭和。
店内を歩き回ったので、お腹が減ってきた・・・。
「そうだ、うどんを食べよう!」
どうですか?
美味しそうと思いますか?
皆さんの想像通りの味ですよ、
それなりに美味しい、テーブルが汚いのが減点だ。
もうお腹いっぱいだ!!!
外に出てみた、
隣りの工事現場にはこんなものが・・・どうしてこんなものがあるの?
工事現場の向こうにはアドバルーンが上がっている、
今時、珍しい・・・ここ何年も見ていなかったのに。
アドバルーン!!
正面には山々が見えるが、どこの山だろうか・・・
上州? 秩父? それともほかの山??
満足かどうかは別にして満腹になった。
では、横浜に帰ろう!
この旅の目的は昼食を食べることなのだ。
その目的を十二分に果たし大満足だ。
どうですか? 鉄剣タロー!
こういうレトロ系自販機の店は徒歩では厳しい立地にあることが多いのだが、
鉄剣タローは比較的アクセスしやすい場所ではないだろうか。
アクセスとしては、
(2)秩父鉄道・行田市駅から徒歩2分のバス停:新町一丁目から朝日バス利用
⇒降車バス停は下忍上分バス停
そこから徒歩3分。
「鉄剣タロー」
なかなかDEEPなお店だった、オートレストラン!
この言葉のレトロさも鉄剣タローによく合う、
それにしてもなぜ鉄剣? なのだろうか。
来た道を戻る。
近くには「さきたま古墳群」という場所がある。
気になる展示施設があるのだが、残念ながら年末年始のお休みに入っていた。
また別の日に行ってみたい。
古墳などは見れるので、行こうかと少し迷った。
徒歩で25分ほどで行けるのだが、今回は大晦日だ、
早めに自宅に帰ることを優先して、取りやめた・・・・。
降りたバス停に再び戻ってきた、そのバス停は、下忍上分バス停。
Uターンして吹上駅に戻るのも1つの選択であったが、未知のルートを行くことにし
た。
程なくして、新町1丁目バス停に降りた。
ここから行田市駅は近い。
鉄剣タローだけで帰るのは、どうももったいないな・・・という人は。
(1)さきたま古墳
(2)忍城
(3)古代蓮の里(季節限定)
も併せて検討してみたらいかがだろうか。
「足袋蔵のまち行田」とかかれている。
人が全く歩いていないのも、もう慣れたものだ。
埼玉県名発祥の地・行田。
埼玉観光をするなら、まずは行田から!!?
もうここが埼玉県の県庁所在地でいいよ!
『忍城を押すぜ!!』という意志がひしひしと感じる。
決してゼリーではないので、そこは安心して。
ここもレトロで昭和を感じるさせる駅だ。
いいね〜、この感じ。
秩父線の駅はどこもこんな感じなのかな?
階段にも味がある。
当然、ホームにも。
2019年大晦日、いいものを見せてもらった。
よし! 秩父線の旅へ行こう!
とはならない・・・。
熊谷駅で下車、ここから上野東京ラインで横浜に帰えろう、
しかし、ものすごく混雑していた。
熊谷駅では、十万石まんじゅうを購入、
これが美味しいのだ、おススメできる饅頭です!
鉄剣タローで昼食を食べよう! 完