新年初の旅日記は、箱根駅伝を見ることにした。
最近では直に観戦をしていなかったので、行ってみよう・・という気になった。
正月スポーツといえば、関東人の多くの人は箱根駅伝を思い浮かべる、
ニューイヤー駅伝という人も、サッカー天皇杯という人も中にいるだろうとは思う。
駅伝観戦は無料だし、観戦場所は箱根から大手町まで多岐にわたるフィールドだ。
でも、選手の通過は一瞬だ、それが少し物足りなさを感じることもある。
今回はKIT流として、箱根駅伝観戦の楽しみ方を紹介していきたい。
1月3日・朝6時58分、横浜駅ホームに立っている、これから向かう先は箱根湯本駅だ。
7時00分発の東海道線・熱海行きに乗車する。
185系踊り子車両を見ながら、順調に西に向かい走っていく。
本日は晴天、富士山もばっちりと見えている、
箱根駅伝の観戦日和といってよいだろう、ということは当然観戦客も多いということ、
どれほど見ることができるのか、少し不安であり、楽しみでもある。
国府津駅だったかな・・・・。
スーパービュー踊り子車両が見える、サフィール踊り子号に出会いたいのだが、
それは難しそうだ。
でも、この間の移動でサフィールっぽい車両が通過したと思ったのだが・・、
スピードが速く確証までは至らなかったのだが。
東海道線でも富士山を見ることはできるが、しかしどれも中半端感がでてしまう。
次の箱根登山鉄道への乗り換えは少し時間があき、8時14分発となる。
8時07分発のロマンスカー箱根湯本行があったので、座席指定券を買い乗ればよか
ったかな~と少し後悔した・・。
終点・箱根湯本駅には8時28分に到着した。
このロマンスカーVSEは先程の登山電車の先に到着したものだ。
(ロマンスカーに乗ってきたわけではない。)
箱根登山鉄道では、小田原駅から多くの乗客が乗り込み満員となった、
そのほとんどが箱根駅伝の観戦客と思われる。
多くの人は風祭駅で下車した、ここは鈴廣かまぼこの里に直結しており、その前には小
田原中継所があるからだ。
私は箱根湯本駅周辺を選択した、
小田原中継所は激込み・戦場となっているはずだ、そんな場所にはいかない!
君子危うきに近寄らず・・・。
改札を出た陸橋では、
橋上からは観戦できないように幕がかけられている。
とりあえず、登山鉄道の沿線に向かおう!
沿道にはすでに多くの人達が待ち構えていた。
しかし注意をしてほしい、あまり駅側(バス停側)で観戦しようとしてはいけない。
小田原方面から路線バスなどがどんどんやってくるからだ、
そうするとバスが壁となり、全く見えない。
バスが来るたびに人が大移動をする・・・。こんなことを何回も繰り返していた。
私も2回にわたり、大移動をした。
そんなことをしているとロマンスカーGSEが入線してきた、赤が映える!
観戦には反対側に移るのがよいのだが・・・。
もう少し早めに来たほうがよかったかもしれない。
そして中継車が通過していく、もう来るぞ!!(ザワザワ・・・)
TOPでやってきたのは、青山学院大学。
時刻は8時46分。
8時46分、トップ青山学院大学通過!!
8時48分、國學院大學通過。
8時48分、続いて東海大学通過。
明治大学が通過していく。
マラソンといえど、速度は速い、あっという間に目の前を通過していく。
8時59分頃、全校通過、そして解散!!
まだ6区目なので、それほど差はひらいていない、これからトップと最後尾が離れてい
ってしまう。
ロマンスカーGSEからも箱根駅伝の鑑賞ができることに気づいた。
各所の通過時間は毎年それほどの大差はない、来年は考えてみようか。
では観戦後のモーニングを頂こうか!!
その前に、順位の確認をしておこう。
では喫茶店を探そう!
といっても、もう決めているのだが。
喫茶室ルノアールだ。
川沿いにあり、景色を楽しむことができる場所だ、とても立地がいい!!
アイスコーヒーとトーストだ。
少ししょっぱい気もするが、美味しい!
青山学院は今どこを走っているのだろうか・・・。
早川と山々を眺めながら優雅な時間を過ごす・・ではそろそろ出発しようか!!
9時56分、箱根湯本発・箱根登山鉄道に乗り込む。
【箱根湯本⇒小田原】
10時15分、小田原着。
東海道新幹線は空いています!
ここで一気に新横浜にワープして、青山学院を追い越す。
10時36分、小田原発・新幹線こだま512号に乗車。
【小田原⇒新横浜】
10時52分、新横浜駅到着。
ここからさらに乗り継いでいく。
・新横浜:10時59分発⇒東神奈川:11時09分着(JR横浜線)
・東神奈川:11時15分発⇒鶴見着:11時22分(JR京浜東北線)
11時30分、鶴見発・JR鶴見線に乗車。
【鶴見⇒海芝浦】
11時41分、海芝浦駅到着。
ここで疑問に思った人がいるだろう。
なんで海芝浦に来てんの???
これがKIT流ということだ!
ただ選手を追いかけて、何が楽しいの?
とKITは逆問題提起をする。
正月から海をみて、心を豊かにしよう。
どうですか? 鶴見線と海、癒されませんか?
様々なオプションをつける、それがKIT流だ!
この木製の塀の向こうは海、なんか華奢に見えなくもない・・・。
木が腐っているかも・・・。
などと想像すると、なにか心もとなく思いませんか?
あれは鶴見つばさ橋だ、さらに奥には横浜ベイブリッジも見える。
なんか落ち着く、海芝公園。
みんなもレッツ海芝浦!!
この日は7・8人ほどの見物客がいたかな。
おそらくはこの頃には、青山学院は鶴見に迫っていたのだろう。
12時01分発の折り返し鶴見行きに乗車する、
これに乗らないと次の列車は14時01分となる、これは要注意だ。
新芝浦、ここも味がある駅。
しかし一度も降りたことはない駅であり、いつか来なくてはならない駅でもある。
こう見ると、絵画のようにみえないか・・・・・・・。
国道駅に12時10分に到着した。
そして鶴見線をお見送りだ。
この国道が次の箱根駅伝の観戦場所だ。
PT KIT流箱根駅伝を見よう!【前編】 完