本日はホリデー快速鎌倉号に乗車する旅日記です!
そして少しだけ鎌倉散策をしようと思う。
早朝の横浜駅、これから南越谷に向かいます。
それはホリデー快速鎌倉号の始発駅は南越谷駅であり、本日はそれに乗るからだ。
ホリデー快速鎌倉号は、東所沢・西国分寺などいくつかの埼玉、西東京の駅に停まるの
だが、せっかくなら始発駅から乗りたい。
ホリデー快速鎌倉号の指定券だ。
以前は自由席もあったのだが、今では全車指定となり平穏な車内となった。
えきねっとで当日購入したのだが窓際はほぼ満席、私のが最後の窓際だった・・はず
だ。
高島屋タイムズスクエアを見ながら新宿駅に入線、まだまだ南越谷は先となる。
まだ不思議な光景に思えてしまう。
結構遠いな〜。
そして着きました、南越谷駅!!
時刻は7時45分頃。
南越谷といえば、阿波踊り?
そう、高円寺とならび、南越谷も一応は有名だ、
元祖はもちろん徳島なのだが、町おこしの一環で始めたと思われる、
それには否定しないが、なんか腑に落ちない思いもあるのもまた事実。
ついに、南越谷・1番線にホリデー快速鎌倉号が入線する、
ホームには乗り位置が表示されており、それなりの頻度があるとわかる。
これから約1時間40分ほどの列車旅となる。
いざ、古都・鎌倉に向けて出発!
これは房総特急のリニューアル車両だ。
近年、房総半島の特急の需要は衰退、いまや埼玉や山梨などでも活躍している車両だ。
列車で房総半島に行くとなると・・東京湾に沿って行かねばならない、
アクアラインであれば、房総半島中央から直線で入れる、
横浜から房総へと移動ではJRは部が悪い・・というわけだ。
これは房総カラーではなく新色となっている、遠目で見るとかなりカッコいい。
車内はガラガラ状況での出発となった。
西国分寺までにはほぼ席は埋まった、しかし1人の利用客も多いので、空席率はそれな
りに高い方かもしれない。
埼玉県民に神奈川に来てもらうための列車、ここに紛れたエセ埼玉人・KIT。
まだまだ座席は空いている、
車内は古さは全くなく、逆に洗練されているようにも感じる。
東北新幹線の高架下をパスしていく。
西浦和駅を通過、向こうに見えるのは首都高5号線(池袋線)だ。
昭和水門が見える、この無機質さがいい!
そしてここは荒川だ!
コンテナ車が見えてきた、ここは新座だろう・・・。
東所沢駅を過ぎると富士山が見えてきた。
府中本町駅を過ぎると、武蔵野線ルートから外れ南武線と並走する。
それも束の間、多摩川を渡り終えると貨物線ルートに分岐する、ここからひたすらトン
ネル区間を走ることになる。
ここは旅客線が走らないルートであり、特別な臨時便などしか走ることはできない。
だからなんだというのは一般人、鉄道好きにはたまらないルートに違いない。
トンネルは長く、しかも携帯は圏外となり、スマートフォンで時間を潰すことはできな
くなる。ここは音楽を聴きながら、トンネル内の虚空を眺めていよう。
次にトンネルを抜けると、そこには見慣れた光景が飛び込んでくる、
東海道線(上野東京ライン)をパスする、向こうに森永製菓の工場が見える、
ということは、ここは鶴見川手前となる。
そして、他の在来線が多く走る区間に入っていく、
そして、鶴見駅近くの貨物線ルートにとどまる、これは分岐のタイミングを待って
いるのだろうか。
ここにかなりの時間停まっており、特急踊り子・京浜東北線・鶴見線を次々と見送っ
た。
再び動き出すと東海道線ルートに入っていき、そのまま横浜駅・東海道ホームに入線し
ていく。
噂では、ここで乗務員の交代をしているらしいが、どうなのだろう。
確かにJR関連の施設が隣りにあったが。
横浜で降りる人も一定数いた。
考えてみれば、鎌倉号となっているが、埼玉・西東京から横浜への移動でも利便性が高
い。
横浜を出ると、右方向には相鉄線の平沼橋駅が見え、西横浜駅で相鉄線とはお別れとな
る。
下のホームは横須賀線の停車ホームだ、本来は鎌倉行きはこのルート・横須賀線を通る
ことになる。
横須賀線・鎌倉ルートに無事入った。
とうとう、鎌倉駅に入線した。
南越谷からの車窓の眺めは目新しく飽きることなく、あっという間に鎌倉に着いたとい
う感じだ。
見慣れた鎌倉駅であるが、いつもと異なるルートを通ってきたこともあるのだろう、
印象が全く違うように感じたのはおもしろい発見だ。
かつての房総特急とは思えない、洗練された車体だ。
ヘッドも他の特急車両にはない印象を受ける。
連結部の「ビロビロ・・・」はあまりカッコよくない。
向こうには小町通りの入口の鳥居が見える。
特急車両のフロント部のイエローが房総の名残を少しだけイメージさせる。
しばらくしてホリデー快速は回送となり、鎌倉駅を去っていった。
夕方には再び鎌倉から西東京・埼玉へ観光客などを送り届ける。
では鶴岡八幡宮に行こう!
ホリデー快速鎌倉号に乗ろう! 完