以前より気になっていた場所、それは富津展望塔!
富津とは房総半島の内房にある。
先々週の三浦半島・観音崎公園で見たあの巨大構造物を思い出し、行ってみようと考え
た。
ここは富津岬の突端、これ以上先には道路はなくU字を描いている。
その道路の行き止まりに今回の目的物がある。
【 富津岬 】
それは明治百年記念展望塔だ。
( 千葉県富津市富津2280 )
名前もスゴイが、見た目はもっとすごい!!!
1971年・昭和46年建設・最上階の高さ21.8m
このカタチは五葉松をイメージしているという、
そう聞くと「そうなのか・・・。」と少し感じる。
なんでも、建設後に構造上の欠陥があり、立ち入り禁止になっていたらしい。
そして2005年に復活した、その期間はただのモニュメントだったのだ。
塔の前にはしっかりとした案内板がある。
ここは小糸川が運んだ土砂により、滞積された砂州といわれている
(ということは埋め立て地ではないということか)
ここはかつての旧陸軍軍用地であり、昭和41年に公園として開園されたという歴史を持
つ。
この案内板には海堡の説明がされている、
ここから見える人工島は東京湾の首都防衛を目的として建設された。
展望塔からは、第1海堡、第2海堡を見ることができる。それぞれ建設には9年、25年か
かったという。
位置関係はこんな感じだ、富津岬の手前から第一海堡・第二海堡となる。
登って見てみよう!
この展望塔は宝くじの普及宣伝事業として整備されたものです・・と書かれている。
どう関係するのかわからないが・・・この構造物自体はいい!
では登っていこう!
このような口は四方にある、階段以外の場所には柵があり、この下に入れないようにな
っている、コンクリートでも崩落したのだろうか・・・。
途中にはある程度のスペースが設けられており、休憩する為のイスが用意されている。
面白く、複雑な形をしている、
階段はこのようなスペースを経由するため、疲れづらくなっている。
向こうには富士山!
手前では釣り人さんが2人いる、何が釣れるのだろうか。
頂上はあと少しだ、それにしても空が青い!!!
【関東の富士見100景】
たしかに絶景! 来てよかったと思える光景だ。
ここには簡易な360°地図があり、大まかな位置関係を把握できる。
いい富士だ。
登ってくる道程も楽しかったが、さらにここからの光景が素晴らしい!
ここはオススメできる。
よく見ると軍艦が停泊している、正面の陸は横須賀、なるほど納得だな。
こちらが先ほど案内板にあった海堡だ、ひょうたんの形に見えなくもない。
こちらは陸側の光景、左には駐車場がある、やけに新しいので新設されたのだろうか。
そして夏はめちゃくちゃ混むだろう・・・。
下を見ると堤防に波が打ち付けられている、それもかなり荒く見える。
海を見ているだけでも楽しい!
あちらは三浦半島であり、その奥は三浦海岸方面かな?!
目を凝らすと・・・・。
展望塔が見える・・・。
こちらはさっき走った東京湾アクアラインだ。
海の上を道路が走る、よく考えるとスゴイ光景だ。
では登ったので、次は下りよう。
ホントに不思議な形をしている。
これは芸術といっていいだろう、その複雑怪奇さが素晴らしい!!
Googleマップ(航空写真)より
スゲー光景! 素晴らしい!!
この堤防の向こうには海が広がっている、
よし! 上ろう!!
(止め絵では伝わらない)
気持ちいい光景!!
波を見ているだけなのに、おもしろい。
再び展望塔を眺めてみる。
どうですか?
行きたくなったのでは?
駐車場の端には、新しいトイレが整備されている。
1つの旅プランとして、観音崎と富津岬をセットしてもいいかも!
ここから南下すると浜金谷フェリーターミナルがある、横須賀に渡ってしまえば、観音
崎は近い、これで海を跨ぐドライブの完成だ。
それに、フェリーターミナルには雰囲気のいいレストランもある、
これは別の記事で紹介します。
富津展望塔に行こう! 完