下田観光の定番コースはペリーロード、了仙寺、下田海中水族館などなど・・・。
今回はちょっと違うコースを歩いてみよう!
下田プリンスホテルに来ており、先程チェックアウトを済ませたところだ。
これから横浜に帰るのだが、予約した特急までには少しばかり時間があるので、
プチ観光をしていこうと思う。
この道路は東伊豆道路(135号線)、それに沿って南下していこう。
白浜海岸まで徒歩3分、近い!!
さすが伊豆のメインルート、自動車の量が多いぞ!
白浜神社駐車場200m先とかかれた看板を発見。
すぐに白浜神社に到着。
赤い橋がその目印だ、この道路は交通量は多いが歩道が確保されているので安心だ。
伊豆といえば東海バス、東海バスなくして伊豆の旅は無い・・と言われるほど、
伊豆旅行ではとてもお世話になる会社だ。
伊豆最古の宮
かなりそそられる言葉がかかれている、最後・最初・最古・最新・最上・・・
最後は別にしても、『最』という言葉に弱い私。
伊豆の「島焼き」と白浜神社・・という案内板
右上にある海の鳥居に行きたいのだが・・・。
夏季期間中、本殿参拝と通り抜けはできないという立札がある、
どうすればいいんだ?!
境内は広くなく、本殿への道は通行禁止のため、5分ほどで参拝は終わった。
隣りの駐車場から入れると聞いていたので、行ってみたのだが通行禁止となっていた。
これは夏季期間中だからなのか?!
詰んだ・・・・・。
こうして大明神岩の鳥居とその景色は断念した、オフシーズンに再チャレンジだ!
気を取り直して、再び伊豆急下田駅に向かい歩
きだしたKIT。
向こうに見えるのはホテル伊豆急だ、見ての通り高台に建っており、客室からは白浜大
浜が一望できるはずだ。
この辺りは海水浴客で溢れている、とっとと通過してしまおう・・・・・・。
下田プリンスホテルのプライベートビーチとは
全く異なり、人がこんなにも多い。
白浜神社の参拝時間が短縮されたので、バスの待ち時間が相当に増えてしまった。
じっとしているより、途中まで歩いていくことにした。
新しい発見があるかもしれないしね!
時間になったらバスに乗ればいいのだ。
途中から見える海岸線は素晴らしいの一言。
こういう発見が旅の醍醐味だ。
ここは板見バス停(東海バス)だ、歩きはここで止めて、バスに乗る事にした。
バス停の奥からはこのような絶景が見える、待ち時間にはちょうどいい癒しだ。
4つめのバス停・柿崎で下車した。
乗車時間は約4分だが、歩くと20分はかかってしまう、こんな炎天下20分以上の歩きは
さけたい。
少しだけ歩き、三島神社に到着。
その前には柿崎神社前バス停がある、先ほど下車した柿崎とは別の路線となる、
この道をいけば、爪木崎に繋がっている。
なんてことはない村の神社かもしれない、でもそれがいいんだよね。
でもこの神社は普通ではない。
正面には海が見えるし、とてもいい神社だ。
境内には吉田松陰先生像があった、これは普通じゃないね。
もちろん松陰が見えている先は海であり外国だろう。
近くには玉泉寺という場所がある。
観光ガイドには必ず載るほどの有名な場所だ、でも人が来るかというと・・そうでもな
いように思える。
なぜならこの周りには主要観光名所が無いからだ。
史跡 玉泉寺
曹洞宗・瑞龍山「玉泉寺」という。
階段下・左右には様々な石碑がある。
このお寺では様々なことが起きた歴史的場
所ということに他ならない。
この本堂には初代・米国総領事館が開設された、このお寺が選ばれたのは下田湾が一望
できるためだ。
1854年日米和親条約が締結、下田港が開港され、その後下田条約が結ばれ、玉泉寺は了
仙寺とともにアメリカ人の休息所となった。
「牛乳の碑」という興味惹かれるものを見つけた。
これはアメリカ総領事ハリスは政務多忙により病に伏せていた・・。
侍女・お吉はハリスが牛乳を欲していると聞くと禁を犯して、下田近在から牛乳を集
め、毎日ハリスに与えたという。
これが日本における牛乳売買の始りといわれて
いる。
境内にはハリス記念館がある、
大人500円と、とっても微妙な料金設定、「充実した見応えのある資料館」とかかれ
ている・・・自ら言うのは、どうだろうか。
近くには、
遊歩道「ハリスの小径」という場所があるので来たみたが・・。
な・る・ほ・ど ハリスの小径ね・・・。
ここは想像するしかないな・・・でも当時も同じくきれいな海を見ていたのだろう。
「柿崎・弁天島」
このエピソードは多くの人が知ってはいるがここ柿崎とはほぼ知らない事実だ。
「斜交層理」という。
よくわからないが、スゲーとは思う(笑)
弁天島の近くには公園がある。
正面の見えるのが弁天島だ、上がろうと思っていたが、地元らしき人が井戸端会議
(?)をしていたので退散した。
広い海、この先には広い世界が広がっている。
ここから舟で漕ぎでて、米旗艦ポーハタン号に密航を企てた。
港には黒船が停泊している、これは観光船だけどね。
対岸には下田の有名なホテル群が見える、
左に見えているのは老舗・黒船ホテルだ、ここは一度は泊まってみたい。
再び、神社前のバス停まで戻ってきた、
この日は暑すぎて、グレープジュースを買ってしまった。
くそ、うまいぞ!!
黒船のモニュメント。
ここは伊豆急下田駅だ、海を見ながらの散策だったので、あっという間についてしまっ
た。
すげー汗はかいたけど。
しかし、特急サフィール踊り子の出発時刻までかなりの時間がある、
どうしようか?
駅構内の居酒屋に入っちゃった。
キンメダイの煮付け定食を注文、お味は?
これっきりだな!
キンメダイの楽しさが無い!
無いんだよ、楽しさが。
でも、時間潰しで入ったので後悔は・・・ない!
そう、言い聞かせた。
1時間ほど、時間を潰したが、
ほどなくして、同じ理由で入店してきたご年配のご婦人が生ビールを頼んだ、
そうだよ、それが正解だ!
さあ、時間だ。
では、サフィール踊り子に乗ろうではないか!
下田の町散策 海ほてる・下田プリンスホテルの後【おまけ】 完