「帷子川を歩こう!」の第5回目、和田町から西谷へ向かって歩きます。
「帷子川を歩こう!」
【和田町駅】
この辺りも河川改修が行われており、とてもきれいな光景を見せてくれている。
「川に沿って歩くのってなんだか楽しいよね・・」と思えてくる、
これは新しい発見かも!
順調に川沿いを歩いていくと、突然の「行止まり」
こういう仕掛けも時に面白い!(仕掛けではない・・)
では迂回していこう。
結局、少し川から離れても道は繋がっていなかった、ここは製缶の会社の敷地らしい
一度、和田町駅にかかる跨線橋を渡り、反対側からアクセスすることにした。
さすが横浜ランドマークタワー、ここからでもしっかりホテル部分を全て見ることができた。
こちらは反対側、これから向かう上星川方面、
相鉄線各駅停車は私と同じ方向に向けて走り去っていく。
上星川の風景・・・ルネ上星川の白亜の段々状マンションが目を惹く。
この辺りは仏向町というらしい、少し帷子川から離れてしまった、
はやいとこ、合流したい、今は直進だ。
津久井郡三井村から野毛山浄水場までの44kmの水道道が整備された、
ここ仏向町は三井村から39km地点と書かれている。
「天然温泉 満天の湯 上星川」
来訪客は多い、皆さん温泉好きなんだね・・。
私の目的は満天の湯ではなく、その前に流れている帷子川、それだけだ。
久しぶりに帷子川と再会だ、
帷子川を見て、うれしいと感じる日がくるとは・・・・。
目標を持つだけで心境の変化はあるものだ。
相鉄線が次の駅・西谷に向かって走っていった。
実は上星川・西谷間はかなり距離がある、相鉄線内では最も遠い区間ではないかと思うのだが、真実はわからない。
【上星川駅】
ここからは帷子川に沿って道が用意されている、では行こう!
この辺りは川底に段差があるのか、流れが早くなってきている。
流れる音が心地よい。
川底は水流により削られたのだろうか、様々な形をしているのが確認できる。
片面のみ通行可能エリア、お隣りにはすぐに個人宅やマンションなどが並ぶ。
ふじを見ることができた、今年はこれが初めてかもしれない。
帷子川で遊ぶ子供たちが描かれている、
この辺りは浅いので降りれなくはないと思うけど、どうなんだろう。
この辺りも水質は比較的キレイに見える、底が浅いので鯉は少し窮屈そうに見える。
この先には「陣ヶ下渓谷公園」がある、ここは横浜市唯一の渓谷を持つ公園、
一部では横浜の秘境と呼ばれることも???
ここから徒歩10分ほどで公園入口に行くことができる。
ここはどんな場所なのか、
帷子川をまじかに見るために造られた場所だろう(断定)
ここは帷子川を歩く人にとっては避けては通れない場所、まさに聖地といっていい!
(頭だいじょうぶですか?)
ここまで歩いていきて最も川を近くに感じる場所だった。
お弁当を持ってきてランチしたい。
河口から6.9KM
源流まで残り10KMだ!
6.9KMは川の長さであり、私は迂回に寄り道をしているので10KM近く歩いたのではないか。
もう疲れた・・それが本音だ。
ついに環状2号線が見えてきた、北へいけば新横浜方面に行くことができる道路だ。
環状2号線は高速道路ではなく一般道路なので人が歩くこともできる、
折角なので上がってみよう。
対岸に来てみると帷子川の看板を発見、今日はいくつ目だろう、
そこには河口から7.1kmとかかれていた、まだ半分にも到達していない状態、
今日1日で全てを歩こうとは考えていないので問題はない、
本日の予定上ではあと少しといっていい。
【水のひろば・環状2号線下】
環状2号線と帷子川、環状2号線の反対側に見える森が陣ヶ下渓谷公園だろう。
川を見ると二羽の鳥がいる。
黒い鳥を白い鳥がじーと見ている光景が少しおかしい。
ここは上星川・西谷間の西谷寄り、環状2号線を越えた辺りから水質が変わってきたように思える、一方道は広くなり歩きやすくはなっている。
いつしか、川色はくすんだ緑色になっていた、
これは水質の問題か、どうかはわからない、先ほど比較的キレイだなと感じた場所から
2kmも離れていないのに・・・・。
鯉くんももう少し下流にいけば、透明度は増すのに。
「ほどがや★元気村」という場所に到着、
おそらく子供が自然とふれる、農作業を体験するなど、そんな感じかな・・・。
今もやっているのか??!
川島散策マップ
という色褪せてしまった案内マップがある、これには少し興味を持ってしまった。
「歴史・文化のみどころ」
神社・仏閣、石碑・祠などなど・・散策してみたいな~。
有名な場所だけが観光、楽しみではなく、こういう知らない町のc級スポット散策も
とても楽しいものだと思う。
この窪地はいい感じに深さがあり、やっぱり鯉たちも同じように思っているのだろう。
ここで初めての出会い、黒い鯉以外の鯉を見つけてしまった!
それに大正三色っぽい鯉も黒鯉たちに仲間と認められており、仲良く泳いでいた。
これも帷子川が結ぶ友情ということだね!(KIT、頭大丈夫ですか?)
高低差があり、川音が心地よく響く、暑いときはこの音がいいんだよね。
「学校橋」
この丘の上には横浜市立西谷中学校がある、だから学校の橋というわけだろう。
ここは西谷中学校と西谷駅の中間地点、ここから駅は徒歩4分ほどの距離。
おそらくは中学校への通学路になっていると思われる。
東海道新幹線が轟音をたて通過していく、もう少し高台に上ってみよう。
西谷駅のホームには新幹線の橋脚の支柱がささっていることでも有名だ(?)
新幹線を新横浜駅から乗ることが多いのだが、この辺りは一気に景色がひらけるので、
とても印象に残る場所だと思う。
本日の目標地点・鶴ヶ峰稲荷神社まで2km、ゴールは近い!
横浜2級河川・帷子川を歩こう!⑤(和田町~西谷) 完