「帷子川を歩こう!」の後半戦です、
前半戦①~⑦は季節は春・5月だった、後半は夏・8月になってしまった、
さらに暑く、楽しい散策になりそうだ。
鶴ヶ峰稲荷神社前に来ている、ここは鶴ヶ峰駅から徒歩5分の場所だ。
今年の春、帷子川の河口からここまで歩いてきた、
そして今回、この地から、再び帷子川源流を目指して歩いて行く・・・。
神社前にある鶴ヶ峰橋から帷子川上流側を見る、
トンネルによるショートカットが造られている、そのトンネル前には蔓が垂れ下がっている、春来た時より蔓が多くなっているように思える、季節の移り変わりを感じた。
「帷子川捷水路トンネル」
よく見るとカルガモらしき鳥が気持ちよさそうに泳いでいる。
ではスタートしよう!
鶴ヶ峰駅入口交差点
この辺りの地下に帷子川が流れているのだろうか・・・。
そして交差点至近には畠山重忠ゆかりのスポットがある、ついでに行ってみよう。
「吾妻鏡」畠山重忠公終焉の地・鶴ヶ峰・二俣川合戦の地とかかれている。
帷子川はこの道から左に逸れ坂を下ると合流することができる。
こちらは「さかさ矢竹」という畠山重忠公ゆかりの地
その石碑の向こうには帷子川が見える、この下はトンネルになっており、ちょうど帷子川の上に立っているという位置関係だ。
今日はいい天気、それもそのはず、この晴天の日を選び家を出たからだ。
川歩きは晴天の日に限る!
近くには帷子川の散策MAPがあった、一応参考にしておこう。
旭区はこのような案内板が多いように感じた、これは有難い!
先程までいた「さかさ矢竹」の場所を見る、あのトンネルは鶴ヶ峰稲荷神社方面に続いている。
帷子川上流を眺める、今日で帷子川の旅は終る、
当初は、2時間ぐらいで源流に辿り着きたいと楽観的に考えていたが、
実際にはそんな簡単ではなかった・・というのが私の答え。
「二宮いちご園」という場所を見つけた、こんなところもあるんだね・・・。
今川人道橋付近から撮影、夏の朝といった雰囲気がとてもいい!
緑が多いだけで川散策の楽しさがアップする。
鶴ヶ峰本町公園に架かる橋、カラフルなレリーフが目を惹く。
はっきり言って・・あまり変わり映えのしない風景が続く、
それでも緑が輝き、気持ちいい散策であることには違いない。
(歩いている本人は楽しい)
途中、このような広場を発見、
「これは降りなければ!」とよくわからない使命感に突き動かされてしまった・・。
繁茂した木々の間からの帷子川を見ることができた。
(ただそれだけどね・・・では戻ろう)
ここでも再び「旭区グリーンロード 帷子川ルート」の看板
河口から歩き出し、西区・保土ヶ谷区ときて、旭区へと入ってきた、源流は旭区にあるのでこれが最後の「区」となる。
夏の陽が強い日は、このような場所がオアシスとなる、ホッする瞬間だ。
影と陽のコントラストが美しく、そして心地いい!
この何気ない喜びが川歩きの醍醐味なのかもしれない・・・。
今宿東橋
横断歩道がない道路を横切ることもあるので周りには注意して歩くことに時として大事です。
ここから帷子川に降りることができる、
ここではかなり帷子川に近づくことができる場所、あまり大したことではないかもしれないけど、子供たちの遊び場だろうか。
「2級河川 帷子川」このようなプレートをどうしても探してしまう、
これが川歩きの宿命だろうか。
向こうにはホームセンターのOlympicが見える、
なぜ、オリンピックなのだろう、なんとなく不思議なネーミング。
この辺りの水質はすこぶる悪くなってきている、この辺りの配水に問題があるのか、
よくわからないけど、少し残念だ。
注目して欲しいものがあった、
さながら滝にようになっている、旭区のナイアガラの滝と呼ぶにふさわしい。
※注意:KITしか呼んでいません!
それに旭区には白糸の滝という場所もある、以前行ったことはあるけど、改めて帷子川の支流紹介としてまた行ってみたい。
帷子川沿い、少し奥に佇んでいたのは「鶴遊山 清来寺」
見るからに、よい雰囲気を醸し出しており、ここへの寄り道は必須であると感じた。
山門をくぐるとさらに良い景色、山門から離れて境内を眺めると額に入った絵画のようにも思えた。
この清来寺は畠山重忠公ゆかりのお寺でもあり、寺宝として重忠公の武功を編纂した「夏野の露」という巻物が伝えられているという。
このような出会いも散策の醍醐味といえるだろう。
横浜2級河川・帷子川を歩こう!⑧(鶴ヶ峰稲荷神社~清来寺) 完