KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

横浜2級河川・帷子川を歩こう!⑩そしてゴール

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「帷子川を歩こう!」も最終回となりました、

感動も涙もありませんが、もうすぐゴールです・・・。

 

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若葉台団地入口交差点を曲がったところ、正面には異様な光景が広がっている。

この空を走る橋はなんだろうか?!

 

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これは「大貫谷戸水路橋」という、橋の長さは306mにもおよぶ、

名前の通り、この橋は人が歩くものではなく、水が流れる通路である。

 

【大貫谷戸水路橋】

 

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相模湖系水源を保土ヶ谷区西谷まで繋いでいる水路、かながわの橋100選にも選ばれている、真下から見ると、なるほど納得の迫力だ。

※神奈川県で100選がすごいとは思えない・・。

 

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話しは帷子川から逸れてしまったが、その川は歩道の脇に流れている、

川幅はもうこんなにやせ細ってしまっている。

少しばかり寂しい限りだけど、もうゴールが近い証拠でもある。

 

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ここから川は暗渠へと入っていく、

流れとは逆らって歩いているので「入っていく」という表現は紛らわしいかもしれない

 

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珍しい野菜の自販機を発見した、

この時は入っていたなかったけど、現役続行中と思われる。

 

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NTT東日本の建物が見えてきた、もう少しで次のステージへと移る、

オレンジ色の神奈川中央バスが走っている、そろそろ帰りのことも考える必要がある。

 

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横断歩道を渡り帷子川源流へと続く小径へと向かう。

近くにはコインパーキングがあるので車で源流に来る人はここに停めてほしい。

(そんな人はいないと思うけど・・・。)

 

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ここで2車線道路からそれます、

道路をこのまま進み、先で合流することもできるけど、ここで曲がることを推奨する。

 

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旭区グリーンロード
「上川井町小川アメニティへ」

この看板通りに進もう!!

 

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一応石畳になっているのでご安心を。

※夏は虫除けスプレーをもっていれば、いいかも。

 

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柵の下には川が流れている、

これを川といっていいかはとても微妙かもしれないが、これもれっきとした帷子川。

 

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完全に人の手が入りまくりの水の道である、特にがっかりはしていない。

 

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『上川井町小川アメニティ』

 

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木と葉に覆われた小径をゆく・・。

隣りにも車が走れるような生活道路があるので虫などが気になる人はこちらを歩いてほしい。

 

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アメニティは続くよ、まだまだね!

 

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木道・・・こんな遊び心もあるよ?!

 

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フィナーレということもあり、いつもより画像を多く載せてますよ!!!

(誰得なのかは、しらないけど!)

 

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祠がございました、このあたりがアメニティの半分ほどかと思う、

ゴールへ急ぎたい気持ちを抑えて手を合わせましょう。

 

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なんと、ここで温泉施設が登場だ!!

『横浜温泉チャレンジャー』

ここに温泉というのも驚きだけど、名前がチャレンジャー??

何に対して挑戦しているのか?

 

【横浜温泉チャレンジャー】

 

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しっかりと車で入れる道路もある、

正面に見える駐車場はこの先にある大型病院の関係者用とのこと。

帷子川はこの道路下を流れているものと思われる(それしかないのだが・・。)

 

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すぐに、小さな小川がはっきりと見えてきた。

(小さな小川・・・)

 

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小川の横の道が無くなり、小径を歩くことにした。
(強引に川の近くを歩けなくはない)

 

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クロメダカがいるようなことが書かれていたが、今は昔なのかな・・。

 

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ここで小川は右へ向けて弧を描く・・・。

最終コーナーか?!

 

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「帷子川水源」の柱が出現!!

もうゴールだ、フィナーレだ!!(落ち着け!)

 

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最後のストレートへ!

 

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行止まりが見えてきた、その正面には看板が立っていた。

川はさらに細くなり、とてもか細い・・それでもチョロチョロと水音は聞こえている。

 

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最後の橋を渡ろう、これも考え深い。

 

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川歩きの最初の橋は「みなとみらい橋」という立派な橋だった、

そして最後の橋は簡素で一歩で跨げるほどのちっぽけな橋だった。

 

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そして終点、この先に道は無し、正真正銘のフィナーレだ!

その下では音をたて水が湧き出ている、よ~く見てみようか。

 

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ここが「帷子川の水源」だ。

源流と水源の違いをここで説明できるほどKITは賢くはない(笑)

 

まぁ見ての通り、人の手で造られたもの、人によってはがっかりするのかもしれない、

だが私は素直にうれしい、一応のゴールを造ってくれた旭区に感謝をいいたい、

明確に終わりとできる地点、このことが大事なのだ。

 

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「帷子川水源」

このような案内板が造られているのもを感じる、

ちなみにヘンテコなゆるキャラがいるがこれは旭区のマスコット「あさひくん」だ。

 

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水源を真上から見下ろす、恐る恐る手を入れてみると少しばかりひんやりとした。

この水流はどこから引いているのか、純粋に興味がある、

しかしその答えを知ることはできない、まぁ知らなくてもいいことも世の中にはたくさんある、これもその一つを考えよう。

 

【帷子川水源・動画】

 

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フェンスの向こうにも川がありそうな雰囲気、でも草木がうっそうと茂っており、

その全貌はわからない。

帷子川の源流を目指す旅はここで終わりだ、水源というゴールには到達したが、

少し引っかかる気持ちも正直ある、でもこの一言は言っておこう!

「帷子川の川歩き、全行程達成!!!」

 

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水源の脇から階段が伸びており、その先には若葉台団地が見えている。

 

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階段を上がり、これからバス停に向かう、

階段途中で振り返る、ここから水が湧き出て、横浜港に注ぐのか・・・。

 

【帷子川水源】

 

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これから若葉台中央バスターミナルに向かうことにする、

途中にもバス停があったと思うが、とりあえずバスターミナルにいこう!

 

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団地内にはイトーヨーカドーがあり、少しばかり冷気に触れた、

そしてバス停で飲んだジュースは乾いた体に染み渡っていく・・・そのイメージは水を吸い込む砂浜のようだった。

 

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若葉台バスターミナル3番乗り場

様々な行先のバスが発着している、このバス乗り場からは横浜駅行きが出ており、これに乗れば乗り換えなしでダイレクトに横浜へ帰ることができる。

でもそんなことはしない、メチャクチャに時間がかかるからだ、そして・・・。

最後にやり残したことがあるからだ。

 

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ここは鶴ヶ峰、本日の出発始点、そして帷子川の中間点といっていいかもしれない、

たまたま来た鶴ヶ峰行きのバスに乗ることができた。

※横浜行きのバスでも鶴ヶ峰に行くことができる。

 

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向こうに見えているのは鶴ヶ峰稲荷神社、

ここでは旅の無事を祈願した、それが達成できたので、報告と感謝のために参上した。

これで帷子川の川歩きを真の意味で終えることができる。

 

【鶴ヶ峰稲荷神社】

 

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最後に帷子川を見る、ここに笹船を流せば数時間もかからず横浜港に流れ出るだろう、

私が列車で行くのとどちらが早いのだろうか。

そんな他愛無いことを考えながら、鶴ヶ峰駅へ向かった。

 

とても小さな冒険であり、他者からすればとるに足らないものだろう、

しかしこの達成感は達成した者でしか味わうことができない、そんな類のもの。

身体は暑さでへばっているが、自然と口角が上がった。

 

横浜2級河川・帷子川を歩こう!⑩そしてゴール (本当に完)