KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

JR線を使わずに太平洋から日本海へ行こう!(第1章 いざ、秘境群馬へ!)

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JR線を使わずに横浜から直江津に向かっている私・・・。

山下公園を無事出発して今、横浜駅に到着した、次は何に乗ろうか!?

 

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時刻は6時13分、横浜駅の東口・西口を繋ぐ中央通路にある京急線の改札前に到着

さすがに元町・中華街駅とは異なり、横浜駅は多くの人が行き交っていた。

4分後には乗車予定の列車が出発する、とっととホームへ行こう!

 

横浜からJR線を使わずに、

日本海方面に向かうためには、東武線を利用するほかない、

西武鉄道も埼玉を北上するが途中で詰んでしまう、しかし東武線は群馬県まで路線が繋がっている、そう考えると東武線は守備範囲が広い、日光など茨城県もカバーしている。

東武スゲー!

 

ということで、東武線の始発駅・浅草を目指す。

 

京急本線・横浜駅

 

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横浜駅から北上する路線は京急線東急東横線しかないが、浅草駅を目指すなら、京急本線一択となる。

それに京急線は都営浅草線に乗り入れをしており、特急青砥行きに乗れば、乗り換え無しで浅草に直行できる!

これは楽勝だぜ!!

 

(2)京急本線・特急

(3)都営浅草線

6:17発 横浜 ⇒ 7:05着 浅草 (乗車時間:48分) ※直通・乗り換え無し

運賃:¥586(IC運賃

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時刻は7時11分、浅草に到着した。

ここは浅草寺・雷門前

都営浅草線東武線は少しだけ乗り換えが悪い、かなりかな・・・。

一旦、外に出なければならない、初心者は事前確認して欲しい。

そして、雨が降っていることに気づいた、

「ついに雨が降ってしまったか・・・。」

 

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「雨の浅草寺仲見世通り」

これから日本海へ行くのに、『なぜ私は浅草寺にいるのだ・・・。』と一考。

こういう葛藤も「理不尽旅」の醍醐味だ!(笑)

 

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東武線浅草駅が入る駅ビルに到着、この2階に東武線ホームがある、

メトロ銀座線であれば、この地下にホームがあり、乗り換えは非常に楽なのだ。

しかし、新橋駅乗り換えとなると無駄な時間が発生するし、そもそも新橋駅の乗り換え自体もアクセスはよくないのだ。

 

東武線・浅草駅

 

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時刻7時23分の東武浅草駅、平日なのに人がいないのはなぜか・・。

それでも浅草に到着する列車からは多くの人が吐き出され、そして散っていった。

こんな時間に北上する人はあまりいないのだろう。

人の波に逆らいながら、旅をする、そして通勤風景を横目に見ながらの旅は気持ちがいい。

 

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特急専用ホームに入る、入る時には専用受付で特急チケットを見せる必要がある、

私は事前にネットで指定券を購入していたのでスマフォ画面を見せての入場となった。

左のホームには特急きぬ(鬼怒川温泉行き)が停車しており、私は右に停車している京急線のようなカラーリングの特急りょうもうに乗車する。

 

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7時30分、お隣りの特急は鬼怒川温泉に向けて出発していった、

なんか、出来の悪い新幹線のような顔をしているが、それは心に思い留めておこう。

もし、「JR線を使わないで青森・竜飛岬に行こう!」をやった場合、これに乗るのかもしれない。

 

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東武線・特急りょうもうに乗車、

外面もレトロだが、車内もレトロだった、

東武線は特急王国であり、かなり多くの特急列車が運行されている、

西の近鉄も特急が多いと思うが、この東武といい勝負をするかもしれない、イメージ的に近鉄のほうがバリエーション豊かのように思う。

 

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次にお隣りのホームには特急リバティが入線、できればこの車両に乗りたかったのだが、これから向かう赤城には配属されておらず、日光・鬼怒川・会津方面にしか運行されていないと思う。

(あまり東武線には詳しくないので間違っていたらスイマセン。)

 

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定刻通り、7時40分に浅草駅を出発する、本日4つ目の路線となる。

『よし!!』

ここまで順調であることに、心の中では歓喜

浅草駅をゆっくりと出ていき、隅田川を渡る、進行方向左側には東京スカイツリーが見えてくる、雨で霧がたちこめ、上半分は見ることができなかった。

 

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出発して10分ほど経過しただろうか・・・。

青い空が見え始めてきた、これはうれしい誤算だ、晴れはもう少し先とばかりと思っていた。

 

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1級河川・荒川を渡る、晴れているだけで鉄橋の通過音も心地よく聞こえてくる!

そしてすぐに埼玉県境へとさしかかる、

この後、利根川も渡ることになるが、それは群馬県の入口でもあり、地獄への関所でもある。

 

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時刻は8時39分、浅草を出て1時間後、1級河川・利根川を渡河する、

手前が埼玉県、川向かいが群馬県だ、

「とうとう来たぜ! 群馬県!」

それにしても東武線は有難い、ただ乗っているだけで東京・埼玉を通り、群馬まで難なく行くことができるのだから。

 

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館林付近、館林まで来ると『遠くに来たもんだ・・・』と感じる距離感だ。

この特急タイプが私が知っている「りょうもう」だ。

館林といえば、「つつじの名所」、そして「ひもかわうどん」を思い浮かべる。

 

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館林を過ぎると車窓からは田畑と山脈が見えてくる、

もう都会の喧騒とは完全に別れたと実感できる景色だ。

ようやく、訪れる『非日常』への入口だ。

 

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9時09分に太田駅を出発した特急りょうもう

これまで伊勢崎線を走り北上してきたが、ここで桐生線へと入り、伊勢崎線とは別れた。

『分岐を見ていると旅しているな・・』と感じることがある、

しかしこの旅はあまり分岐しない、路線にはあまり選択肢がない、

しかしこの旅をやろうと選択する人が少ないのもまた事実・・・・・。

 

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私が座っている側の車窓にも、明確に山々がその姿を現してくれた。

しかし! 残念なことにあの山が何なのか、わからない。

 

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もうすぐ終点・赤城駅に到着する、

北千住駅などから多くの客が乗ったが、館林・足利市・太田と人が降り、今では2.3人しかこの車両には乗っていなかった。

 

(4)東武線・特急りょうもう

7:40発 浅草 ⇒ 9:36着 赤城 (乗車時間:114分) 

運賃:¥1,215(IC運賃

特急料金:¥1,050

合計:¥2,265

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終点という響きは好きだ、それが旅であればなおさらだろう、

今回の旅では各路線で終点まで乗ることが多い、多くの乗客は途中から乗り、途中の駅で降りてしまう、それが普通だ。

この普通ではない旅は、異常ではなく、非日常の旅といえるだろう。

 

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バスの終着には終わりらしさはない、

しかし列車の場合、この先には線路が無く、明確な終わりが存在する、

それは寂しい気持ちと共に、次への乗り継ぎを想起させるものだ。

 

そして横浜から群馬県赤城駅まで苦労なく、来ることができた、

次の乗り物は?!

 

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この赤城からも列車は接続されており、難なく前橋まで行くことができる、

問題は前橋から先だ、

そこからはほぼ列車はなく、路線バスを乗り継ぎ、長野県を目指さなければならない、ここに「秘境・群馬」と呼ばれる所以がある(大嘘・ごめんなさい・・・。)

 

日本地図を見ると、この赤城という地区は、横浜・直江津の中間地点のように思える、

実際にはそんな単純なものではなく、距離以上の壁が立ちふさがっているのだ

(大げさです、スイマセン・・。)

 

赤城駅群馬県

 

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時刻は9時37分、群馬の地に足を下ろした瞬間だ!

晴れ渡る青空は、祝福してくれているかのようだった・・・。

 

本当の苦労はここからだ・・・。

 

JR線を使わずに太平洋から日本海へ行こう!(第1章いざ、秘境群馬へ!) 完

 

 

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