上越新幹線MAXとき・たにがわが車体老朽化の為、2021年10月1日に引退することとなった、
今回はその乗り納めとして、高崎にきている。
(少し違うけど、そういうことにしてください)
高崎駅13・14番線ホーム
これからMAXとき11時36分発東京行きに乗車します、今はその15分前だ。
14番ホームより、ココ・グランデ高崎が見える、
見えるのは当然として知っている、さっきまでそこからホームを見ていたのだから。
ホームの先端には人が集まっている、
何をしているのか?
そんなの決まっている、MAXたにがわを待っているのだ!
高崎の隣り駅って、
本庄早稲田駅、そして上毛高原、安中榛名駅って、なかなかヤバい駅だな・・・。
本庄早稲田には何があるのだろうか。
(ヤヴァイ、気になってしまった。)
来ましたよ、越後湯沢からMAXたにがわ号が!
クネクネと分岐を曲がりながら14番線ホームに入ってくる。
そしてカメラを構える人たち。
E4MAX新幹線、引退まであと3日。
二階建ての迫力、そしてそこから生まれるいかつい顔、他の新幹線とは違う迫力がある。
時刻は11時25分、出発は36分、まだ時間がある。
あんな先に行ってしまった、いかねば!!
※童心に帰った気持ちになる。
連結器があらわれる、
そしてギャラリーが集まってきた、あなたたちどこにいたの??(笑)
「何かがはじまる!」
by Gメッセぐんま
もう、人だかりになっており、近づくことができない・・・。
また引退日3日前だというのにこの人の多さよ。
こんな待ち遠しい連結は185系踊り子号以来となる。
『連結は夢だ!』
そして皆の視線が180度変わった!!
『MAXときが来た!!』
こんな光景、過去から、毎日行われたきたものであり、いつもの光景なのに。
でも今は違う!
目の前を通過していく連結器。
連結完了!
壁、まさに壁!
まさにMAX!!
大きいから、乗客が多く乗れるからMAXというわけではない。
「Multi Amenity Express」
その頭文字からMAXだ。
では乗ります!
この車両は1階が普通席、2階はグリーン車になっている。
今回乗車するのは2階席、そこからの景色はどう見えるのか、楽しみだ!
MAX16両編成 15両目
この表記もあと3日となってしまう・・・。
定刻通りに高崎駅を出発、
新幹線においては高崎・東京間は決して遠くない。
お!
田畑が広がる、群馬・北埼玉らしい風景でもある、そして少しづつ天気が好転してきた。
やっぱり青空はいい、MAXの乗り納めとしては最高の日となった。
さて、ラストラン10月1日の天気はどうなるのだろうか。
眼下には秩父鉄道・湘南新宿ラインが見えてきた、もうすぐ熊谷駅だ、
通常の新幹線であれば、この線路も見ることができないだろう。
ニューシャトルが見えてきた、
この高さから見れるのもMAXならでは・・・。
ニューシャトルとは大宮・内宿間を結ぶ新交通だ。
大宮駅へ入っていくMAX、もう上野しか停まる駅がない、ゴールは近い。
このあたりはカーブも大きく、先頭車両のMAXたにがわが見える。
スカイツリーが見えた!
上野が近いとすぐにかわる、とてもいいランドマークだ。
メッツ赤羽を通過、よく見える、よく見えるぞ!
今度、ここに泊ってみようかな。
上野東京ラインとはここでお別れだ、すぐに合流するけど!
しかし、よく見えるな~と景色が新鮮だ。
田端の新幹線車庫にはMAX新幹線が停まっていた。
こちらは田駅前、見えているのはメッツ田端、JR東日本グループが運営するホテルだ。
貨物列車も、この通りよく見える、
この光景が見れないのは、とってももったいないと思うのだが・・・。
大手町にあるホテル・プレッソイン大手町、
このホテルにはトレインビュープランがある、宿泊料が安く無料の朝食もある、おススメだ。
そして左に見えるのはホテル・メトロポリタン丸の内が入るビルだ、
ここからの景色は圧巻で東京駅全体を眺望できる客室がある、是非、体感して頂きたい。
そして終着駅・東京に到着、お隣りのホームにはMAXときを撮影する人達が多くいた、
ということはこのホームにも多くの人達がいるに違いない、
こんなにMAX号は愛されたいたのかと、少しんばかり意外だった。
引退日3日前なのにね。
先頭車両付近には柵があり、よくみることができない、映していないが、MAXときの前では記念撮影大会となっている、
記念撮影は家族連れが多かった、鉄道好きらしき人たちは車体を撮影している。
現在、車内清掃中。
この2階席からの景色はよかった、もっと前に乗っていればと・・・少しだけ後悔した。
後悔先にたたず、そもそも引退という情報も最近知ったばかりだった。
サンキューマックス!
朱鷺色と青色で『=』がつくられている。
それにしても、いかつい顔、とても個性ある車体だった、多くある新幹線の中で超異色な新幹線だった、それが消えてしまうのは、勿体ないな~と思う、また言ってるよ。
車内清掃を終えた車両は12時40分発の新潟・越後湯沢行きのMAXとき・たにがわに変わった。
この車体からくる威圧感!
垂直の壁としか思えない!! これがMAX!!
とりあえず、このMAX号をお見送りすることにした、
新潟とっても、2時間強で着いてしまう、新幹線はその長距離を短距離に換えてしまう、新潟の旅もお手軽にしてしまった。
では出発!
肩が筋肉隆々のマッチョのイメージ、そう思える。
これが最後のMAXの姿となった・・(この角度で)
それから、3日と8時間後に、メトロポリタン丸の内ホテルの客室にいる。
眼下には東京駅が放射線上に広がる様子を眺めることができる。
遂に、最終便、正真正銘のラストラン・MAXときが入線してきた。
とてもわかりずらいが、まさにMAXだった。
東京駅に吸い込まれていくかのように思える。
ホームの傘に隠れているが、その下には多くの人がいるに違いない、
ここは防音性もあり、30階層にいるため、音などは全く聞こえない、静かな夜だ。
やはり上からではMAXとはわかりずらい・・ものだ。
これが『KIT流MAXときラストラン』
では寝よう。
さようなら・・E4系MAXとき・たにがわに記念乗車をしよう! 完