鶴見線の旅・7部作目は、終点・大川駅から浅野駅へ歩きます、いったいどんな景色を見せてくれるのかな?!
期待しないで歩こう!?
ここは鶴見線大川支線の終着駅・大川駅、本日2本目の列車でやってきた、本日は休日ダイヤのため、残りは夕方の1本だけとなる、この駅は土日は1日3本しか運行されていない駅なのだ。
私とともに鶴見から来たと思われる人たちも、乗ってきた列車に再び乗ったようだ、私はこれから徒歩で安善駅に行き、そこから鶴見線に乗り新芝浦に行こうと思う。
振り返ると鶴見線、ここから見ると駅があるようには見えない、それも鶴見線だ。
まずは武蔵白石へ向かおう!
1人も会うこともなかった、時折トラックが通過するぐらいだった、この静けさも休日の鶴見線といえるのかもしれない。
冬の朝は少しひんやりしていながらも、歩けば寒さも気にならない、散策には向いている季節でもある。
白石運河が流れている、ここは白石町、この辺りを歩いていると多くの運河と出会うことになる、運河の旅ともいえるかもしれない、運河とは船舶の航行の為に開削された水路のことを指す、世界的に有名なものはスエズ運河やパナマ運河だよね。
それにしてもあの普通ではない船は何?!
わからないことは考えるな、ググるだけ時間の無駄だ!(笑)
こちらは反対側の景色、空に吹き揚げる工場の煙がいい感じだ、これが日本が誇る京浜工業地帯の一角だ!
その京浜工業地帯を支えるのが3両編成の鶴見線だ、鉄橋を轟音をたてながら通過していった。
大川と鶴見の所要時間は13分、とても近い距離、歩いても60分もかからない。
さようなら、鶴見線!
大川バス停を見つけた、土日は1時間に1本ほど運行されている、鶴見線に比べれば、ものすごく多い!
工場の入口には踏切りがあるけど、これが可動するのは、今日6回のみ・・。
武蔵白石駅に鶴見線が停車している、浜川崎・扇町方面の列車はこの駅に停まる、大川支線はこの駅には停車せず、駅の後ろを通過していく、せっかくなので停まればいいのに。
鶴見線が通過していく、この方面は浜川崎止まりも多い、浜川崎からは南武線にも接続しており、接続といっても一旦外に出なければならない。
武蔵白石のホーム横を歩いていく、以前は大川支線においても武蔵白石駅には停車していたという、現在は駅の裏を通過していく形をとっている。
武蔵白石も人名よりとられている、白石元治郎を由来としており、当時すでに白石という駅名があったため、武蔵を付けたという。この駅舎は2020年に新しくなった、大川駅もこのように生まれ変わってしまうのだろうか。
白石橋より鶴見行きの列車を見送る、3両編成なのであっけなく通過してしまう。
この道をいけば安善駅、武蔵白石から安善は徒歩6分の距離だ。
これはタキ1000系貨車かな・・・たくさん並んでいたので撮ってみた。
安善駅に難なく着いた、小さい駅だけど大川駅よりは新しいと思われる。
こちらの駅は横浜市鶴見区安善町にあり、大川駅・武蔵白石駅は川崎市の駅だった、いつの間にか横浜市に入っていたということになる。
扇町・浜川崎方面の列車が入線した、大川行きの列車もこの駅を通るが、この列車は大川行きであるはずがない、1日3便しかなく、そのうち2便はすでに終わった、残りは夕方の運行となるのだから・・簡単な計算だ(笑)
駅間の距離は短いことが多い鶴見線、隣りの武蔵白石駅に停車している列車が見える、先程も書いたが歩いても6分の距離だ。
「あんぜん」駅、『安全』ということではなく、人の名前から付けれている、安田善次郎に因む。
こちらは浅野駅、ここで下車して、お隣りのホームから新芝浦方面へ向かう。
海芝浦支線はお隣りのホームとなる、移動をしよう、今いるホームは大川・扇町方面の列車が停車するホームであり、海芝浦方面は向こう側となる。
海芝浦行きホームはとてもいびつな形をしている、「ハの字」かな。
その一角に「基本標」というものがあり、とっても大事に守られている、そんなに大事なものなの・・というわけでよく意味がわからないけど撮ってみた。
そして海芝浦行きが入線してきた、次の駅:新芝浦へ行こう!
ローカル散策・鶴見線沿線を歩こう!(大川~武蔵白石~安善~浅野) 完