伊豆での旅の行程も終わり、あとはサフィール踊り子で横浜へ帰るだけとなった、帰るだけなのにワクワク感がある、それはサフィール踊り子6人用グリーン個室で帰るからだ!
ここは伊豆急行線・伊豆急下田駅、伊豆の旅を全て終えて戻ってきた、まぁ家に帰るまでが旅なんだけどね。
駅構内には過去のレトロポスターが展示されていた(これはほんの一部)
その時代の感性は、今とは違うのだね・・・・・。
これより、サフィール踊り子4号 16時34分発で横浜へ帰ります!
東京からの折り返しとなり、車内清掃してからの乗車となる、この個性的なフォルムは特段かっこいいとは思えないが特別感は高い。
「サフィール踊り子」は8両編成となっており、上り便(伊豆急下田発)の場合においては最後尾1号車、先頭8号車となる。
少しだけ編成を紹介しよう。
1号車:プレミアムグリーン車
2号車・3号車:グリーン個室(4人個室/6人個室)
4号車:カフェテリア
5号車-8号車:グリーン車
という編成になっている、最低でもグリーン車となる。
今回は2号車の6人用グリーン個室をとることができました!
サフィールのチケットの購入について・・・・
えきねっと(ネット販売)ではグリーン車やプレミアムグリーン車のチケットを購入することはできる、しかしグリーン個室についてはみどりの窓口での購入のみとなる。
みどりの窓口での販売は乗車日の1ヵ月前のAM10時からとなる、そこで10時ちょうどに購入する通称「10時打ち」をやってもらい、めでたくゲットすることができた。
※「10時打ち」は対応していない駅もあるので、事前に確認してほしい。
こちらは2号車通路、進行方向に向いて撮影しています、すべての個室は海側に向いており、通路は山側にある。
個室についてはどの席を取ってもオーシャンビュー(海側)となる。
2両が個室用車両となり、4人用個室×4、6人用個室×4の合計8室が用意されている。
この列車は伊豆急下田を16時34分に出発するため、爽快に海を見ることはできない、夏季であれば最高の景色を楽しむことができるだろう。
基本的にはサフィール踊り子は伊豆急下田発14時台・16時台の2便が設定されており、14時台の便では伊豆観光がかなり狭まれてしまう、それが悩みどころだった、苦渋の決断だ。
ドアもその周りもかなり重厚な造りとなっており高級感が高い、大きな窓が2つとられているため、山側の景色もよく見ることができる。通行人もよく見えるし、見られもするけど。
車内の照明具にはコンセント2つ、USBコネクト1つが備わっており、それが左右におかれ、コンセント4つ、USBコネクト2つが完備、完璧だね!
壁には装飾されており、伊豆をイメージしたインテリアが飾られている、ちなみにその隣りは鏡となっており、ぱっと見、窓が続いているように錯覚する。
長テーブルの周りに6つのソファーが配置されている、4つは正面、各1つは側面にある。
ソファーは快適なのだが、見た感じ少しくたびれているように見える、こういう造りなのかどうかはわからない。
現在、灯りをしぼっている状態・・・。
灯りを全て点けていると窓ガラスの映り込みが激しく、灯りは最小限にするのが良いと思われる、夜間はね。
窓の横に付いているこの1~4のスイッチ、これにより灯りの明るさを調整することができる、説明書きがどこにもないので、初めは恐る恐る操作することになる(笑)
サフィール独特の天窓仕様は個室でも健在、残念ながら陽が落ちてしまっているので、青空をみることはできない。
電光掲示はドアの真上にある、停車駅などが表示される。
「HONDAプレミアム渡り蟹カレー」¥1,850
ミネラルウォーター付き
事前に専用サイト「サフィールPAY」にて決済、出発してからクルーが個室まできていただき、提供する時刻の確認をした。
一般的にはカフェテリアで食事をすることになるが、個室の乗客については、各部屋での提供となる(個室デリバリー)
伊豆高原駅を通過中、正面には「ザ・ロイヤルエクスプレス」が停泊していた、昨日が遠い過去のよう、また乗りたい!
伊豆急下田を出発してからすぐに日が暮れてしまい、景色は暗闇へと変わっていく、
下田・伊東間は街灯りは少なく、漆黒の闇をひた走ることとなった、時折駅を通過する時のみ灯りが高速に流れていった。
暗闇のグリーン個室も落ち着いており、悪くはなかったが、やはり伊豆の旅では輝く海を見たいというのが旅人の性だ。伊豆から横浜への2時間20分の旅は、とても短く感じた。
また乗りたいと思う!!
サフィール踊り子・グリーン個室で横浜に帰ろう! 完