年末、休みがとれたので、一年の締めとして富士山を拝みたいと思い、御殿場に向かったKIT・・・果たして富士山を見ることができるのか?!
小田急線・新松田駅、駅の周りにはそれなりに人で賑わっていた。
小田急新松田駅から1分もかからない場所にJR東海・松田駅がある、こちらは駅舎も寂しく質素だ。
御殿場線は1時間に1本から3本の運行ペースであり、事前に時刻表確認が必須の路線となる、駅前には喫茶店があったので、そこで時間潰してもいいかもしれないけどね。
御殿場駅・富士山口に到着、松田駅~御殿場駅は約35分ほどかかった、さすが富士山に近いだけあり、空気がひんやりとしている。
ここで問題が発覚!
本日29日より、年末ダイヤとなっており、バスが運休となっている。
主要な路線は動いているだろうけど、私が乗るような1時間に1本あるかないかのような路線は運休となってしまう・・・。
そのかわり、タクシーはたくさん停まっていた・・・・。
「深沢城跡」
御殿場駅からタクシーで1,500円ほどかかってしまった、そして帰りはどうすべきか葛藤していた、歩きかタクシーか・・・。
(年末に痛い出費・・。)
ここは三叉路となっており、正面には富士山があるはず・・なのだけど。
「雲が!!」
【深沢城跡】
城に詳しい人で無ければ、知らない城だろうとは思う。
しっかりと整備されているわけではなさそうなので、散策には厳しそうだ。
「三ノ丸」とマップでかかれている場所だ、いわれてもわからないけどね。
「三日月堀」
先程の石碑から左方向に歩いていると「三日月堀」とかかれた柱を発見した。城跡に詳しくない私なのでこれが三日月堀なのか確証はなかったけど、雰囲気で見学をした・・・・。
三日月堀より富士山方面を見ると・・まだ厚い雲で覆われていた、しかし今日は風が強くかなりの速度で雲が流れている、全景は無理としても一部はみることができると期待している。
「八幡宮入口」
すぐに次の木柱を見つけることができた、どういう場所なのだろうか。
「八幡宮」
畑の端のほうにポツン・・とあった、こういうのはいいね、個人的には好きだよ。
季節がら、農作業している人はいなかった。
ゆるやかな坂を下っていきます、何かあるだろうか・・少し不安。
畑の一角に佇む・・・。
こういうのも町散策の醍醐味だと思う。
少しだけ富士山が見えてきた、雲が流れていくと、次の雲がくるという・・・そんなことを繰り返す。
川が見えたので、思わせぶりな場所に降りてみたけど、何もなさそうだった、これ以上、何かがありそうにもないのでUターンすることにした。
富士山の輪郭がなんとなくわかるようになってきている、やはりでかい!
「御殿場からの富士はでかい!」
御殿場や河口湖辺りにくると富士山の大きさをしっかりと認知することができる。
この辺り、時間がゆっくり流れているような心地よい感覚となる。
振り出しの石碑に戻り、次は反対方向に進み、看板に誘われ奥へ。
「馬出し」
なるほど、ここが馬出しか! ・・・かなり上級者向けだね。
少し先には「詩歌入口」
どのような詩がかかれているのか、わからなかったけど、城散策の最後が詩歌というのもどうかと思ったけど。
なんとなく歩いていくと、県道78号線にぶつかった、そこに菩薩観音をみかけた。
ここは宮沢橋という場所、東名高速・足柄ICまで1.4kmの距離、歩いても20分でいけるぐらいに近い。
次の場所へ向かう途中に富士山が見る、まだまだ微妙だな・・。
近くに「清郷神社」という場所を見つけたので寄ることにした、なんだか整地されている神社だな・・・。
神社から少しだけ富士山を見ることができた。
正面には久成寺があり、その背後には富士山の頭の部分が見えた、ここで初めての「富士山の頭」だ。
県道394号にでて、北方向に向う、車の往来は激しいが人とは全く会わない、まさに地方あるあるだ。
こちらの神社は特段有名ではない、なぜここに来たのかと聞かれれば、近くにあったから・・というのが理由だ、目的もなく(ないこともないけど)散策する、これも贅沢な旅といえるだろう・・・。
しいて言えば、富士山が見える神社と思ったからだ。では、ここから御殿場駅へ歩いていこう!
ほんとうはここからバスで御殿場駅へ向かうはずだったのに・・・。
ここから御殿場駅は約4km、徒歩で50分ほどかかるという。車の往来が多い道路は正直歩きたくないのだけど、裏道がほぼないし、歩きにあまり時間を掛けたくない。
富士山の状況は・・・まだ変わらず。
この歩道をひらすら直進します・・・あまり変化はないのでツマラナイ道だ、それでも右にはちょこちょこと富士山に癒されながら歩く。
またまた、富士山の状況を・・・まだ駄目だった。
こちらの公園で、けっこういい富士山になっていた!
一応、目標達成としてもいいかな・・・。
「ホテルセレクトイン富士山御殿場」から富士山を見る、たかしかにこの客室からは富士山を眺めることができそうだ。
御殿場線をくぐり反対側に出た、先ほどのホテルと富士山のツーショットが見えた。
御殿場線・沼津行が通過していく、3両編成ですぐに目の前を通過してしまって、あっけないものだった、以前の東海道線はこのルートを走っていたらしいが、今では信じられないものだ。
塚本神社に出会った、これは参拝しなければ、住所的には静岡県御殿場市東田中となる、御殿場駅から徒歩5分ほどの距離だ。
いたずらをすると天罰が下る・・・気を付けましょう。
多くの場所から見える富士山、御殿場はいい街だね、富士山は日常。
そして御殿場駅に到着。
これも富士山だよね、時刻はまだ12時前。
マイロード商店街の向こうにも富士山が見える。
「富士山火山弾」
駅前広場の一角に展示されている、こんなものが降ってくるとは・・恐ろしい。
建物の隙間からも富士山が見える。
何気ない風景の中にある富士山、その存在感はさすがだ。
駅前の桃中軒・駅そばで昼食としよう、ここのかき揚げそばが美味しかった!
東京駅にもこんなお店が欲しい!
帰りはロマンスカーに乗車する、ここはJR東海の駅、この列車は小田急電鉄だ、その為このロマンスカーのチケット購入は場合によってはめんどくさい。御殿場駅ではJR東海の窓口で購入となるので簡単だけど、購入の際、富士山側の席を指定をした、そんなに見える時間はないのだけどね。
こちらが先頭車、なんか平面だよね。
ホームから富士山を眺める、いい富士だ!
ロマンスカーの名前も「ふじさん号」だ。
これで相模大野へ直行だ!
本日泊まる小田急センチュリーホテル相模大野も見えてきた、では降りよう!
年末は注意! 御殿場で富士山を見よう!? 完