西伊豆といえば堂ヶ島、堂ヶ島といえば西伊豆、それほどまでに伊豆の有名な観光地である堂ヶ島、ホテルに行く前に少しばかり散策してみようと思う。
堂ヶ島の散策道が見えてきた、松崎からここまで徒歩でやってきて、ようやくゴールの堂ヶ島に到着する。
観光船が全く停まっていない、高波の為に欠航になったとのこと、欠航でなくても観光客自体がほとんどいない為、欠航でも問題がないようにも感じるが・・。
堂ヶ島観光の中心・加山雄三ミュージアム、前回の訪問時には入館して、偶然にも加山雄三ご本人が来場していた。2階のお土産売場に入ったが、誰一人もおらず、従業員が4・5人暇そうにしていた・・・。
(2022年8月31日に閉館することが決まっていた。)
海へはこの地下道をくぐっていく、メイン道路では元気に東海バスが走っていく。
ここにも「ゆるキャン▲」のキャラクターたちがいた、これらの経済効果はいかばかりだろうか、実際にネットにて聖地巡礼で検索すると、かなりの記事が上がっている、やはり一定の効果は見込めるのだろう。
この堂ヶ島周辺で出会った観光客は4組ほどだった・・・大丈夫だろうか。
これから泊まるホテルではほぼ満室だったので、違う時間帯ではいたのだろうとは思うけどね。
『堂ヶ島公園 絶景のナゾを探る』
安城岬の亀甲岩、沢田公園、そして堂ヶ島遊歩道が記されている。
「堂ヶ島クルーズ」
コースは複数あり、お手軽な20分コースから雲見のほうまでいく50分コースもある、しかしながら本日は欠航となっていた。
波がバッシャン、バッシャンと打ちつけてくる、下までいくのは恐怖でしかない。
では、堂ヶ島・天窓洞に行ってみよう。
一部の店舗以外は食事処もシャッターが閉まっており、少し寂しい感じだった。
「天然記念物 堂ヶ島天窓洞」
先程の場所から1分ほどでこれてしまう、こんなに近いとは思っていなかった、堂ヶ島には4回ほど来ているが、一度もここに来たことはない。
周りには柵があるので落下の危険性はない。
のぞいても「ふ~ん」という感想しかない、やはり天窓洞は下から見上げるものであり、上から見下ろすものではなないのだろう、船がくれば楽しかったのだろうけど。
ここから「堂ヶ島遊歩道」が整備されている、展望台もあるので歩いてみよう。
こちらが1つ目の展望台であり、「トンボロ現象」が説明されていた、象島・中の島・高島を総称して三四郎島といい、干潮時になると島に歩いて渡ることができるようになる、それをトンボロ現象という。
正面の島がそうだね、島の前はなんとなく砂州の名残が見えなくもない。
さらに上がってみよう。
2つ目の展望台に到着。
こちらからのほうが、トンボロ現象をよく見ることができる。
「伊豆の松島」の記述・・・どちらかが優れているわけでもないので、このような表現はあまり必要ではないと個人的には思うのだが・・・。
堂ヶ島ホテル(右)とホテル天遊(左)が見える、今回の宿泊は悩んだあげく「天遊」を選択した、宿泊人数が少なく温泉に入りやすい、また食事も(半)個室となる。
こちらは沢田公園方面、先ほど入った露天風呂の柵が見えた、それにしてもきれいな海岸線、やっぱり伊豆っていいな~と思う瞬間でもある。
階段を下りていくと、3つ目の展望台が見えてきた、展望台というより東屋のほうが近いかもしれない。
ここからは堂ヶ島の特異な景色を眺めることができる。
堂ヶ島を囲むように島がある、正面には乗浜を見ることができる。
この白い地層も堂ヶ島らしさを感じることができる景観。
こちらが亀岩かな・・・これだけ波をブロックしていても、船乗場の波は荒かった。
この階段を下りていけばゴールだ。
堂ヶ島散策コースを歩き、所要時間は約15分ほどだった、お手軽な絶景散策。
こちらの海岸線にも散策道が整備されていたけど、あまり深入りは止めておこうと思う、波が荒い!
堂ヶ島バス停、この正面にはセブンイレブンがある、堂ヶ島周辺のホテルに宿泊する場合は強い味方となる。
ホテルへ向かう道すがら、高い台の神社を発見、当然ながら参拝する。
堂ヶ島の観光ホテルの「イル・アズーリ」と「清流」が見える、どちらに泊まっても絶景なのだろう。
こちらのホテルも検討をしたけど、少し景色が開けていないように思える、実際にはどうだろうか。
堂ヶ島ホテルの入口隣りに瀬浜海岸への入口がある。
もうホテルに行きたい気持ちが強いけど、最後の力を振り絞って行ってみよう!
「瀬浜海岸へ!」
階段を下り、さらに坂を下りていくことになる。
下には駐車場があるので、車でのアクセスもできるのだろう、こういうのも徒歩旅のデメリットになる、それ以上のメリットもあったりするのでプラスマイナス0だね。
こちらがトンボロ現象で有名な三四郎島の正面となる、歩いていくならここからとなるのだろう。
島の周りから沿岸流として、それぞれの方向から波が押し寄せ、交差しているように見える、他ではあまり見ることができない珍しい景色だ。
この辺りの地層もかつての海底火山の名残なのだろうか。
そして本日の宿「ホテル天遊」に到着!!
こちらの宿泊記もアップしますので、よろしければ見て下さい。