浜名湖の「今切」へ行く旅日記、これは「いまきれ」と読み、語源は「今切れた・・・」から来ている。
弁天島駅に到着しました、ホームからは浜名湖を眺めることができる。
そして新幹線も眺めることもできる、すべての新幹線が全力通過をしていく、爽快!
弁天島駅前には周辺案内図があり、そこにはこれから向かう先はかかれていない、しかし地図には表示されていた、これから向かう先は「今切口」だ、そして移動手段は「徒歩」
「人と未来が輝く水辺のまち・舞阪」
そうか、ここは舞阪という地区なのか・・・と初めて知った(おいおい)
早速、弁天島下車後の最初の訪問先、地元の神社「弁天神社」へ
説明板を読むと、この地には天女伝説があるという、舞い降りた天女は三保の松原へ飛んでいってしまったという。(雑な説明ですいません)
弁天神社の脇を抜けていくと、浜名湖が見えてきた、
この輝く青、いいね!!
近づいて見ても・・・水質はきれい!!
横浜港の水質とは全く異なるぞ・・嫉妬だ!
正面に見えるのは「今切口」
1498年の明応地震の津波により、海(遠州灘)と浜名湖が繋がってしまった、「今切れた・・・。」から「今切」という。
川のように見えるけど、ここは浜名湖だ、その上を新幹線が疾走していく、新幹線に乗っていると浜名湖通過は考え深い、遠くにきたもんだ・・と思い旅情に浸ることができる、そんなポイントである(注意:個人差あり)
赤い橋は弁天橋、では浜名湖を渡ろう、今までは浜名湖上にある陸地にいるだけだった。
「舞阪宿」とかかれている、こちらは「舞阪宿常夜灯」だ、ここから見る景色も浜名湖らしくていい。
弁天島駅~弁天神社~舞阪常夜灯
漁船が並ぶ、なんかノスタルジックな光景に思えてしまう、いい景色だ。
「西町常夜灯」と呼ばれる場所に来た、道路近くにあるので撮影には気を付けよう。
常夜灯近くには「うなぎ・つるや」があり、昼食をこちらでとりたかったが、団体客のため休みとなっていた・・・残念過ぎる。
少し脱線して近くの神社に参拝して・・・。
「岐佐神社」という、落ち着いた雰囲気の地元の神社の参拝は大好き!
舞阪漁港近くの社にも参拝ながら進む、こちらは「水神宮」と呼ばれていた。
舞阪宿常夜灯~岐佐神社~水神宮
歩いていても、人と出会うことはなかった、地方あるあるだ。
「北雁木跡」 ここは舞阪宿の船着き場だった場所
この道の突き当りらしき場所まで歩いてきた・・・ここで看板を発見!
左が灯台広場、右は港広場と書いてある、私の目指す先は右だ!
小高い丘を歩いていくと、海が見えてきた、この道を通らなくても、普通の道路を歩いても来れます。
みなと広場へ
向こうに見えるのがホテルであり、弁天島駅方面となる、ここは側面部のようば場所だ、それから横移動をして浜名湖と海の境目に向かう。
なかなかに荒れたアスファルトの道を歩く。
浜名湖方面を見ると、多くの釣り人が一線に並んでいた、ソーシャルディスタンスをしっかりとっており、この分はしっかりと日本人には定着していた。
かなり距離があるが、何本かの新幹線の通過を見ることができた。
途中に駐車場(コインパーキング)があった、車はいいな・・・と心の中で愚痴をいいながらも、歩くことに集中した。
正面に見える山は雪を冠しており、とてもきれいに見える。
ようやく、大きなカーブの部分に着いた、ここから海につながっている、上の大きな橋は「浜名大橋」という。
真ん中には「今切色灯台」が見えた、その向こうにも公園がある、「新居弁天海釣公園」という場所だ、今回そこへは行かないことにした、体力的問題で(笑)
浜名大橋下、ちなみに国道1号(浜名バイパス)が走っている、その真下にいます。
この辺りが「今切」といっていいのだろうか?
さらに先に延びている、行かない理由はないので行ってみよう!
この構造物はなんだ? 何をしたいのか? わからない、わからないことは考えない!
ここから砂浜エリアへ、靴の中に砂が入ってしまうが仕方ない。
ここでも多くの釣り人が並んでいる、この中で私だけが散策目的できている異質な存在だ。
あれば「舞阪灯台」だろうか、先ほどの分岐を左にいけばあの灯台に行けたのだろう。
この荒涼とした景色、それに似合わないさわやかな青空、ミスマッチの絶景。
向こう側(新居町)はこの地点で陸地が終わっている、こちらはさらに先へ進むことができる、では行ってみよう!!
向こうに見える陸地は白須賀海岸だろうか、さらに先は愛知県豊橋市となる。
ここで「今切」到着としよう!
寄り道はしてきたが、弁天橋からここまで約50分ほどかかった、ここで浜名湖は遠州灘とつながっている、そのため浜名湖は「汽水湖」となった。
※汽水湖とは湖水に塩分が含まれた湖のことをいう
波が激しいね、美しくも自然への畏怖を感じさせる波しぶき。
遠州灘はいつきても風が強い、そんな場所だと思う。
ここが最突端、これ以上先へ道はない・・・。
おいおい、向こうにも人がいるぞ!! どうすれば行けるの??
「あの~すいません、どうやって行ったのですか~?」と聞いてみたかった。
では、ミッションを終えたので引き返そう、また40分ほどかけて引き返すのだと思うと、やれやれと感じる。
ピンクのうさぎたちが祝福してくれているかのようだ、ありがとう・・。
直線距離でもそこそこありそうな距離、これからぐる~と迂回していく。
今切から一心不乱に駅方面に歩くと30分前後で行くことができる。
(ホテル近くに到着)
ホテルに戻る前に新幹線スポットに寄ってみた。
この角度が限界、ここからの新幹線撮影は厳しいな・・・ではホテルへ行こう。
ゆるキャンはここが聖地なのか。
ホテルに到着、弁天島駅の目の前にあるので立地は最高、そもそもホームから見えるほどに近い場所にある、それなりに疲れたぜ・・・。