KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

北陸・春の四重奏を見に行こう!(後編)

『春の四重奏』への訪問、2回目です、

四重奏とは、冠雪の山々・桜・菜の花・チューリップが織りなす絶景のことです。

 

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ここは富山県北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅だ、東京から直通新幹線で約2時間20分ほどの距離となる、駅舎を出て周りを見渡すが人がいない、全くいない。タクシーは停まってはいるけど、歩いている人はいない、さすが地方駅だ、と妙な感心をしていまっているKIT。

 

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無駄に広い駅前、何もない駅前、まさに地方新幹線の鏡のような駅だ。黒部と宇奈月温泉を足して、黒部宇奈月温泉駅、なんとも打算的な名前だろうか、駅前からは雪を冠した山々が見え黒部的な要素を感じることができる、しかい温泉要素はまるでない。

 

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駅前には日産レンタカーとトヨタレンタカーの2社が見えた、私は基本的にはトヨタレンタカー一択であることが多い、携帯にアプリも入っているしね。これからは車での移動となる、地方にくると列車の本数が減り、さらに走らない時間帯もある、さらにはバスすら走っていない地域もある。この駅から移動する場合、車の選択肢しかないだろう。

 

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本日14時から車を借りて、返却は明日の16時、それよりも早く返却することなると思うけど・・では行こう! 春の四重奏へ!!

 

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田畑がはるかに広がり、その背後には雄大な山脈が連なる、そして畑仕事をしているご婦人、いい景色だな~と思い、ついつい車を停めてしまった。

 

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次に車を停めたのはこの景色、畑の向こうに直線状に広がる日本海、これもいいな〜。

 

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いい景色だ!

この光景を見れただけでも、本日富山にきた価値はあるといってもいい。

 

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そして振り向いても・・いい景色だ!

あの山塊から川が直接流れてきているかのように思える、実際にはそんな単純ではないとは思うけど。

 

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目的地の方角はこの先、黒部宇奈月温泉駅から約14kmの距離、車ならわけはない、そこに本日最大の目的地:春の四重奏がある。

 

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近くまでいくと駐車場の誘導員が立っており、その指示に従い、臨時であろう駐車場へ写真ではとても見づらいが、向こうには青々とした日本海の一筋が見える。

 

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この遊歩道を行けば日本海に辿り着けそうだ、いってみたいとは思ったが、夕方までに雨晴まで行かねばならない、富山県民の皆さまならわかると思うが、その距離は約82km・・けっこう遠い。

 

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桜並木の間を流れるのは舟川、力強く悠々と流れている。

残念だけど、桜は最盛期を終えて散り始めとなってしまった。

 

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「春の四重奏」

四重奏とは、

残雪の北アルプスを背景として、桜並木・チューリップ・菜の花が奏でるカルテット。 

 

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とやま花の名所「舟川 桜並木」

 

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案内所には選りすぐりの写真が飾られている、この写真を見ると、実際に見たくなるはず、そんな一人が私KITだ。

 

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メイン道路には電気自動車が走っている、これは無料で乗車可能だ。

本日は平日ということもあり比較的人は少ない、それなりに人はいたけど、このエリア

は広大なので、そう見えているだけなのかもしれない、少し風が強いが、穏やかな雰囲気のなか、散策を楽しめた。

 

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右を向くと段が落ちて広大な畑が広がっている、キレイに整地された畑に感動、神奈川県にも畑はあるけど、こんな広いものは見たことがない。

 

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歩いていくと、舟川にかかる簡易的な橋が見えてきた、これは行かないとね。

 

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橋の中央から舟川を見る。

 

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川の両岸には松明の準備がされている、松明の灯りのなかの桜並木の光景はいかばかりか、私は夜よりも青空の下の桜のほうが好きだ。

 

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この桜並木は長いので早々に断念(笑) 途中から下に降りてみたいと思う。

 

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日本海側の空は青く晴れているけど、山側はぶ厚い雲で覆われている。晴れていれば、また印象が違ってくるのだろう、それでも「いい場所」には違いはない。

 

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四重奏の一つの要素・菜の花

それほど多く、そして綺麗な感じには咲いていないような気がするのは私だけ?

 

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この景色は「三重奏(デュオ)」

残雪の山々・桜並木・菜の花が横並ぶ。

 

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チューリップといえば富山というイメージ、とりわけ富山県砺波って感じかな。

 

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こちらは目が醒めるような赤のチューリップ。

 

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こちらのチューリップはこの地の鑑賞用ではなく販売用とのこと、なので畑に立ち入ることは絶対禁止となっている。

 

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チューリップに、菜の花に、春らしく、富山らしい景色に、来てよかったと思う。

 

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「春の四重奏」

これが完璧に揃うのはなかなかに難しそう、相手は大自然であり人のコントロールはできない、気候により早咲き・遅咲きなど、その年によっても全く異なる、北アルプスの残雪は問題はないとは思うけど。

この案内板を見ると、立山連峰後立山連峰が一望することができる、それにしても「後立山連棒(うしろたてやまれんぽう)」とはネーミングセンスがない。

 

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では駐車場へ戻ろう、散策時間は約40分ほどとなった。

 

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日本海近くまで行ってみたいとおもったが、これから高速道路で雨晴へ行かないといけない。

 

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こちらは北陸自動車道の有磯海SA、読み方は「ありそうみ」という。

ここで気になるものを発見してしまった。

 

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「白えび丼」

富山といえば、鱒寿司、そして白えびだ・・と思っている。

白えびは日本海沿岸の深海に生息する固有種、刺身でもいいかもしれないが、天丼がもっとも食べやすいかな、早い夕食をたべて、本日の宿泊地・雨晴へ!

 

北陸・春の四重奏を見に行こう!(後編) 完