富山県高岡市・雨晴にきている私、早朝の散策として、雨晴海岸に行くことにした。
ここは道の駅・雨晴、磯はなびというホテルから車で来ている、かかった時間は約3分ほど、近い!
道の駅には岩崎バス停があるが、本数は全然ない、ここに来るには車か列車となるだろう、列車であれば高岡から氷見線で雨晴駅下車、徒歩6分ほどの場所となる。
開店前に来てしまったので中に入ることはできない。
この3つ並んだ水場は何だろうか、この地は水が豊富だったけ?
それとも循環しているだけなのか?
目の前の幹線道路は国道415号、信号機はないので横断の際は気を付けよう、どの車もけっこうなスピードで通過してくるぞ!
走ってみるとわかるけど、とても走りやすい道でついついスピードがでてしまう、そんな道路だ。
旅好きは、またか・・と思うかもしれないが、ここにも義経ゆかりの伝説が残っている義経は鎌倉時代の武士であり、源頼朝の弟、頼朝に疑念を持たれ、奥州平泉に落ち延びることになるのだが、その行程のなか、ここ雨晴海岸にも寄っているのだ。
大伴家持はこの絶景をみて、歌のいくつかを万葉集で詠んでいる。
また、源義経に話を戻すけど、この地に訪れた際、雨宿りの為に岩場の陰で雨が止むのを待ったという、雨が晴れるのを待つ・・・・そして「雨晴」と名付けられたといわれている、なるほど・・そう思うことにしよう。
こちらは雨晴駅方面、駅はここから6分ほどの場所にあり、この国道415号線沿いを歩くことになる。以前来た時は、雨晴駅でレンタルサイクルを借りて氷見までサイクリングをした。
高岡行きの列車が通過する、3両編成の列車であり、どことなく懐かしさを感じさせる車体だ、雨晴・高岡間は所要時間20分~25分ほどでつなぐ。
こちらが「女岩(めいわ)」、周囲80mほどの小さな島だ。背後にはうっすらと立山連峰の山々が見えるはす・・・。
今はそこに確実にあるという事実だけを、静かに教えてくれていた。
こちらが昨日の夕刻に撮影した女岩だ。
義経岩を後ろから見た図、上には社がたっている姿がみえるだろう。
たしかに下は空洞のようになっており、雨宿りができそうな感じ、これは自然がつくった形なのだろうか。
氷見線は1時間に1本~2本ほどの運行ペース、次が来るまで時間が相当ある、そのため撮影にはそれなりの忍耐が必要となる、諦めよう・・と多くの人はなるだろう。
都心には開かずの踏切というのがあるのに、この踏切は1日に数えられるほどしか閉まることはない、これが地域間格差だ(違う)
道の駅の営業時間前でも展望デッキには上がることができるようになっている。
いい景色だ!
では一旦ホテルにもどろうかな、私も一句詠みたくなるような素晴らしい場所、雨晴。
(そんな力量は無いけど・・・。)
万葉にも詠まれた景勝地・雨晴海岸に行こう! 完