春になり、川を走りたくなった(笑)
「よし、多摩川河口へ行こう!!」
ここは東急・二子玉川駅から徒歩8分ほどの場所にある「二子玉川公園」だ、ここに来た目的は・・・何かというと。
理由は「ハローサイクル」です。
ここでは自転車を借りることができる、しかも電動自転車だ、アプリで登録することで、無人にて借りることができる、まさにスマートフォンが発達した今だからこそできるサービスといえる。15分あたり70円、1時間あたりは280円、けっこうお手軽な料金だよね。
こちらの機械に暗証番号を入力して開錠する、かなり画面が見づらく操作しづらいのが難点、そんな理由もあり途中から、Suicaによる開錠に変更した。
本人認証が終わると、ガッシャッとこの施錠が自動で開く、自転車から離れる時は手動でロックをすればいい。気をつけたいのが、バッテリーの残量だ、電動なのでバッテリーが切れてしまうと鉄の塊となる、動かす前に残量確認は必須だ、スマートフォンにも残量が表示されているが、実際とは少し違うので、あくまで参考としよう。
始めてのハローサイクルであり、無事に登録・使用できるか不安ではあったけど、問題なくスタートすることができた、出発地点である二子玉川駅を出て、ここから多摩川河口を目指します!
では多摩川サイクリングロードへ行こう!!
いわゆるママチャリなのでスピードを出すことが難しいが、電動アシストタイプなので、ものすごく快適だ、とはいえ自分の足で漕ぐことには変わりはないので、それなりには疲れる。
つつじが咲くサイクリングロードを走る、この区間は砂利道となり走りにくい区間だ、正面に見えるのは丸子橋だ、まずはあれを目標にして走ろう!
案内板も置かれたおり、これが目安になってくれる、丸子橋の次はガス橋、そして5.3KM先の多摩川大橋が表記されている。
丸子橋の手前を東急東横線と東急目黒線が走っていく、これから河口に向かって走っていくとJR線・新幹線・京急線と出会うことになる。
このように「自転車は降りて下さい」という区間が出てくる、私はルールを守るサイクリストなので自転車を押して歩きますよ。
この近くには多摩川駅という名の駅がある、その近くには有名な神社があるので寄ってみたいと思う。
その神社はサイクリングコースからも見える、ここからの展望もお勧めだ。
神社前に自転車を止める、今日の相棒に施錠をして神社へ向かう!
やはり参拝客は多い、多摩川駅からは徒歩4分ほどの距離だ。
サイクリングの無事を祈り参拝、そして展望台へ!
展望台より。
向こうに見える高層ビル群は二子玉川地区だ、まだあまり走ってしないことがわかる、今回のサイクルはゆる~い旅なので、無理しないで行こうと思う。
15分ほどの参拝を終えて、再び多摩川サイクリングコースへ合流する、そして500Mほど走っていくと・・・見えてきたのは。
新幹線だ!
あの橋を渡るとすぐに武蔵小杉駅にでる(新幹線は止まらないけどね)
新幹線のお隣りには横須賀線と湘南新宿ラインが走っている、これで鉄道7路線を通過したことになる。
東急田園都市・大井町線・東横線・目黒線・新幹線・横須賀線・湘南新宿ラインだ。
もう出発してから1時間20分ほど経過してしまった、寄り道や写真など撮っているとこうなってしまう・・・一心不乱に走っていれば、30分ほどで来れる距離なのだ。
ここで何本もの列車を見てしまった、そろそろ行かねば・・・。
このようなアスファルトの道はとても走りやすい、それに木の葉が伸びており、よい日除けとなり心地よい、そして雰囲気もいい。
「たまリバー50キロ案内図」
この案内板はありがたい。
これを見ると大師橋緑地で地図は終わっている、しかし私が目指す先は多摩川の河口であり、そのさらに先となる。
13時17分、ガス橋を通過中、
東京ガスの川崎製造所から東京にガスを供給するために使用したことに由来する。
ローディーは早い、こちらはママチャリなので勝てる道理はない・・・マイペースで行こう!
多摩川大橋に到達、こちらは東京都大田区多摩川、橋の向こうは神奈川県川崎市幸区となる、この時点で13時30分になっていた。
川の際までいくことができる、多摩川を身近に感じる場所であり、こういう場所は大好きだ。
遠くに高層ビル群が見えてきた、これは川崎駅周辺だろうか。
13時41分、JR線の京浜東北線・上野東京ライン・東海道線の高架に到着した。
その隣りには京急本線が走っており、これが最後の鉄道通過となった。
「多摩川」看板
至る所で見ることになる看板だけど、落書きが多く、とても残念だ。
ゴルフの打ちっぱなし、精がでますね!
「六郷水門」
歴史を感じさせるノスタルジックな形状をしている水門だ。
『気になるものがあったが気にしないようにしよう・・・。』
大師橋が見えてきた、時刻は14時09分、それにしても今日は暑い・・・。
電動自転車でなければ、よりひどいことになっていただろう、電動サイコーだ!
山梨県塩山市笠取山から河口まで138kmを旅すると書かれている、隣りには「羽田の渡し」を紹介するモニュメントもあった。
首都高横羽線下を通過、もう周りの雰囲気は『河口』に変わってきている。
『羽田第一水門』を通過中
こういう雰囲気が好きだ、対岸に見えるのは東急REIホテル、ここからは多摩川と羽田空港を見ることができる。
海老取川と多摩川の合流地点に自転車を停める、このでかい「ダイチャリ」の看板が目立ってかっこ悪い・・どうにかしてほしいと切に思うのだが。
「五十間鼻無縁仏堂」
手を合わす、そして羽田はもう近い。
弁天橋から海老取川の河口を見る、多摩川と海老取川が混じる場所、その隣りには。
「穴守稲荷神社旧一の大鳥居」
ここは休憩エリアのようになっており、皆さん思い思いに過ごされていた・・・。
都道311号線横を自転車で走る、羽田空港周辺の建物が見え始め、そろそろゴールを意識することになる。
14時37分、ここで自転車を再び降りることにした。
「ソラムナード羽田緑地」という気になる場所を見つけたからだ。
「飛行機がい~っぱい!!」とアホな感想を抱く。
第3ターミナルが見える、その隣りにはロイヤルパークホテルが見える、ここも泊まってみたいホテルの1つではあるけど、いつになることやら、よく見ると東京モノレールがここから地下へ潜っていく。
この辺りは自転車専用道路が整備されており、快適なアスファルトを疾走する。
『よし、ゴールは近い!』
さすがにモノレールに追い付くことはできない、これからこの道の行きつくところまで行ってみる!
ここでストップする!
これ以上先はトンネルに入ってしまい、多摩川から反れてしまう、ここが多摩川河口の行きつく先といっていいだろう。
とはいいながらも右岸には浮島町公園という場所があり、そこはここよりも海に近い。
この旅まだ終わらない、アレを見つけるまでは!
『どこだ?!』
『どこだ??!』
「あった!!」
ようやく見つけることができた!!
そして旅の相棒、よく頑張ってくれた、まだサイクルステーションまで付き合ってもらうことになるけどね。
「0.0km」の隣りには「河境」と書かれたものが取り付けてあった。
そしてその隣りには缶コーヒーが・・・。
では帰ろう!
といっても自転車を返さないと。
天空橋駅を通過、サイクルステーションはもう少し先にある。
背後には、飛行機の轟音が聞こえてくる。
ポンジュース飲みてぇ!
迷うことなく到着だ!
15時37分、ダイチャリスカイプラザレジデンスに着き、無事返却することができた、ここが多摩川「0.0km」から最も近いダイチャリステーションだ。
目の前には穴守稲荷神社があり、参拝することにした、人は高いところに上ってしまう性を持つ。
無事に多摩川河口を見れたことに感謝をしよう。
しかし、私の河口を目指す旅は今始まったばかりだ。
多摩川サイクリング! 河口(0.0K)を目指そう! 完