KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

横浜二級河川・大岡川を走ろう!(源流域⇒河口域)

横浜市を流れる二級河川大岡川の源流から河口まで自転車で走ってみよう、どんな景色が待っているのだろう。

 

ここからは自転車で河口を目指します!

こちらはレンタル自転車、最近のマイブームとなっている(笑)

 

やけに車が多いのだが・・・。

 

まだまだ細い川だ。

 

能見台入口近く、大岡川の看板を発見、笹下川ではなく大岡川扱いがポイントだ。

上中里神社」

横浜市磯子区上中里町441)

走っていると神社を見かけてしまった、これは参拝するしかない。

 

本日の旅をお祈りをしておこう。

 

では出発だ!!

この旅では近くに神社があれば、参拝することにしている。

 

ここはまだ磯子区、出発地点から3kmほどしか走っていない。

 

 

根岸線京浜東北線)と大岡川(笹下川)が交差する場所。

 

準用河川大岡川」とかかれている。

 

 

「かわじまの碑」

 

大岡川取水公園」

その石碑の近くには巨大な施設がある、これは増水時に分水路を通り、別ルートで東京湾磯子港近く)に流れるようになっている。

 

大岡川取水庭公園」

 

では先へ行こう・・・とはいえ川に沿って道があるわけではなく、多少迂回することもある。

 

「横浜刑務所」を通過。

横浜市港南区港南4-2-2)

 

「横浜刑務所」

 

まだまだ川は細い、そして浅い、それでも鯉たちが泳いでいる。

 

「青木神社」横浜市港南区大久保2-1-11

ここで一旦、小休止としよう。

 

「青木神社」

 

ここから徒歩4分ほどの場所に京急線上大岡駅がある、そして左側には大岡川が流れている。

 

カゴについているダイチャリの看板がダサい・・カゴの内側に付けてほしい。

 

こちらは大岡川と青木神社の案内板となっていた、ほとんど読む人はいないだろうが、私は読むよ!

その中で重要の事実が(たいして重要ではないけど)書かれていた、大岡川の河口は4つあるという、大岡川本線・堀川・堀割川・大岡分水路とのこと。

 

ここには遊歩道が整備されていた、しかもここから水辺にアクセスできるではないか!

 

青木橋から川を見ると、鯉たちが優雅に泳いでいた、この辺りは意外にもきれいな川に見える。

 

では、青木神社の参拝を終えたので、再び河口に向かって自転車を漕ごう!

鎌倉道が走る最戸橋から京急本線を撮影、位置的には左側に上大岡駅がある。

上大岡を過ぎると川幅は倍ぐらいになったので、雰囲気も少しばかり変わった。

 

誰だよ、ドンペンくんを落とした人は????

 

ひらがな表記にすると目がくらむ!!!

「おおおか川」

大事なのは残り5.7kmという事実だ。

 

大岡川は比較的川沿いに道があり、とても走りやすい川だった、まぁどの川もだいたいはそのような作りになっていることが多いので、この川だけというわけではないけど。

 

ここで弘明寺にさしかかる、ここは名前の通り門前町として古くから栄えている商店街だ、名前は知っているが来訪は初めてとなる。

 

川沿いに自転車を停めて、少しばかり散策をしてみたい。

 

商店街の直線上に弘明寺のお寺がある、理想的な門前町の配置ではないか。

 

弘明寺横浜市南区弘明寺町267

それにしても参拝客が多い、地元の人が多いのか、他の地域からの参拝者が多いのか、少し気になるところだ。

 

弘明寺

 

境内では猿回しがおこなわれており、多くの見物客がいた、こんなところで猿芸に出会えるとはラッキーとしかいえない。

 

弘明寺の滞在時間は20分ほどとなってしまった、では先に進もう!

見ての通り、大岡川はさらに川幅が増してきている、河口に近づいているな・・と否が応でも考えてしまう。

 

弘明寺を出ると、すぐに「大岡川プロムナード」というエリアに入っていく。

 

大岡川プロムナード」
大岡川下流域は桜の名所として知られており、神奈川の桜の名所としてよく紹介されている場所でもある、その季節には遊覧船もでており川下りを楽しむことができる。

 

ここは横浜商業高校辺り、住所は南区南太田となる、ここではついにヨコハマランドマークタワーが見えてきた、これにはテンションが上がる。

 

正面は首都高速神奈川3号狩場線、こういう場所は現在地が特定しやすいのでとても助かる。

 

ここで明確に川が分岐する、大岡川中村川だ、中村川は途中に堀割川とさらに分岐をする、もちろん私は大岡川方面へと向かう。

 

京急線の高架が見えてきた、そしてランドマークタワーもより大きくなってきた。

 

一本橋

 

「栄橋」

一つたりとも同じ橋はなく、それぞれが違っている。

 

末吉橋

ここでは手作りの鯉のぼりが川の上を泳いでいた。

 

これ何???

伊勢佐木町警察署黄金町交番の屋根の上にとまっていた・・・。

 

「日ノ出湧水」

黄金橋の近くにこんこんと流れる湧き水があった、古くからこの辺りには多くの湧き水があったという、意外だよね。

 

「日ノ出湧水」

 

こちらは「川の駅・大岡川桜桟橋」という場所であり、こちらで多くの人が川で何かをやっていた、このスポーツは「SUP」といい、サーフボードに乗り、オールを漕ぎ、前へ進めるというウォータースポーツらしい、みなとみらいのホテルに泊まっていると、たまに大岡川河口周辺で見かけるのだ。

 

長者橋にある大岡川の看板、そこには河口から1.0KMの表示が、もうゴールは近い。

 

野毛都橋商店街(ハーモニカ横丁)を通過、野毛らしい特異な雰囲気を感じられる場所、ここをダイチャリで爆走した。

 

「ハーモニカ横丁」

 

根岸線が見えてきた、もう桜木町は目と鼻の先、正面にそびえたつのは横浜市役所、その奥の高層ビルはホテル・オークウッドスイーツ横浜だ。

 

第三桜木町橋りょうが大岡川にかかり、根岸線が通過していく、根岸線は横浜以降は京浜東北線と呼ばれる。

 

大江橋、その先には弁天橋が見える、ワシントンホテル(茶色の建物)も見え、もう景色はみなとみらいだ。

 

弁天橋からみなとみらい方面を見る、この橋の下にはもちろん大岡川が流れている。

 

河口から0.2km との表示が出てきた、もうゴールは寸前!!

 

川沿いにはガードがあり、これ以上は進めないので迂回していくことにする。

 

桜木町駅前交差点をかすめ、北仲橋を目指す。

 

横浜の新名所・エアキャビンが空中を流れている。

 

この橋が北仲橋、ここが実質的な大岡川の河口となる。

 

「北仲橋」

ここから先は海のようなエリアとなるので実質的には北仲橋付近が河口と表現したが、私個人としては「女神橋」を広義な意味で大岡川の河口としたい。

 

下が北仲橋、上が女神橋

 

天候は曇りが多くなってきている。

 

ここで自転車を置き、最後は歩きで河口を目指すことにした。

 

目指すはインターコンチネンタル!!

ではなく、その先にある大岡川河口だ。

 

国立大ホールを通過。

 

東京湾が見えてきた、横浜だけど東京湾で合っているよね?(笑)

鶴見つばさ橋とトゥイニーヨコハマが見えた。

 

女神橋を渡り河口へと近づいていく。

 

河口とは反対側には、大観覧車とランドマークタワーが見えた。

 

ここから東京湾に注がれている!

 

別のアングルから見てみよう!

手前側は大岡川、奥が海となっている、そしてここが『大岡川の河口への旅』のゴールとなる、やったね!!

『おめでとう!!』

誰も言ってくれないので、自分で言っておこう・・・。

 

少し離れたところから河口を見てみた、あの橋は女神橋だ。

 

時刻は15時33分となっていた、思いのほか時間がかかってしまった、

小さな旅ながらも、この達成感は気持ちのいいものだった。

 

横浜二級河川大岡川を走ろう!(源流域⇒河口域) 完