KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

狩野川河口から歩こう!(狩野川河口~沼津駅)

狩野川の河口は沼津港にあり、そこから川沿いを歩き沼津駅に行こうと思う、少しの距離ではあるけれど、これも立派な川散歩!

 

目の前に流れている川は「狩野川」、「かのかわ」と読みますよ。

先ほど、正面にある沼津リバーサイドホテルをチェックアウトしたばかり、これから狩野川の河口に行きたいと思います!!

 

徒歩でも25分ほどの距離をバスで来てしまったことに少しばかり後悔しなくもない、ここを真っすぐに行けば海へ出れるはず!

 

しばらく歩くと、行き止まりらしい場所が見えてきた。

 

川の堤防らしき場所に突き当たった、この「きけん」とは何を危険視しているのか、私にはいま一つわからなかった・・・。

では、一応注意しようではないか。

 

川べりから海に目を向けた、河口と海の境目はどこなのだろうか?

いつも河口に来ると同じ疑問を持ってしまう、いづれにしても線をどこにひこうが、今見ている風景を「河口=川と海の境目」と思うほかないのだ。

 

それにしても、すっきりしない空、晴れると言っていたらか沼津に来たのだが、天気予報も当てにならない時がある、それが今日である必要はないのにね・・・。向こうには大型展望水門「びゅうお」が見えている、今日はびゅうおに上る気分じゃないんだよな、晴れていればまた違うテンションとなるし、また沼津ぐらいならいつでも来れるしね。

 

対岸には神社らしき場所が見えた、MAPでチェックすると神社が複数があった、私の側には魚市場など海鮮を扱うお店ばかりしかない、個人的にはあちら側の人間なのに・・とやるせな気持ちにもなった、歩いて行こうと思うと約2kmを歩かねばならない。

『やめておこう。』

 

川沿いには道がしっかりと作らており、狩野川を見ながらのウォーキングができるようになっていた、サイクリングでもいいのかもしれない。ここ沼津港にも、返却先が選べるレンタルサイクルがあり、先ほどまで乗るかどうか、迷っていたのだ、しかしこの天気によりテンションは下がっており、歩いて沼津駅へ行くプランに変更した。

 

あそこにはポツンと「我入道の渡し」の幟が寂し気にはためいていた、これは船による移動であり、沼津駅近くの渡船場まで行くことができる。

 

狩野川、河口より1km、この絵はきっと鮎だろう、鮎に決まっている、その確信を私は持っているのだ、狩野川は鮎の友釣り発祥の地として有名なのだ、これも事前に大仁のとある神社で学んでいるからなのだ。

 

「港大橋」

河口からさかのぼり、最初に遭遇する橋となる、渡る必要はないので横目で見るだけだ。

 

遊歩道の上にクレーン車がある景色・・あまり見ない光景に好奇心がそそる。

 

狩野川、河口より2km、そして2本目の橋「永代橋」にも到着する。

 

川邊神社が遊歩道下に見えた、下までいくのは億劫になっていたので、ここから手を合わすことにした。(そんなに歩いてもないのだから行けよ、とも思うけど)

 

永代橋を過ぎてから、川の壁の概念が崩壊してきた・・・。

 

自分の膝の高さもない柵は少し不安な気持ちを抱かせる。

 

お、亀を発見!

川に亀って、いたっけ?! 池のイメージがあったけど、まぁいいかぁ。

 

ということで、苦労せずに沼津リーバーサイドホテル前まで来てしまった、このあっ気無さを思えば、往復歩きでもよかったぐらいだった、片道2.5kmほどだろうか。

狩野川は全長46kmほどといわれている、今日はその5%ほどしか歩いていない、これを「狩野川河口から歩こう!」と偉そうに言っていいのだろうかと疑問に持った(笑)

 

ホテルから少し歩いた場所に「我入道の渡し」の渡船場があった、この狩野川の河口は沼津にあるのだが、源流は伊豆半島の最高峰の天城山となっている、そこから北流するというちょっと珍しい川でもある、地図を見てもらうと天城山伊豆半島のここより南側に位置している、そこから北に向かって流れ、ここ沼津から駿河湾へと注ぐのだ、一般的には川は北から南に流れるというイメージがあるので、ちょっと不思議に見えてしまう。

 

どのぐらいの需要があるのだろうか・・・・・。

 

ここで狩野川の旅を終えよう!(こんだけかよ! そうこれだけです・・・。)

向こうに見えるのは河口から3番目の橋「御成橋」という、この橋はホテルの客室からも見えた。

 

中央公園と呼ばれている場所を通過

 

沼津城跡の石碑がひっそりと建っていた、石垣も少しだけ残るだけとなっていいる。

 

そしてJR東海沼津駅に到着した、お隣りは三島駅となる、人口規模では圧倒的に沼津市が多い。

 

三島には新幹線も停車する、また特急踊り子も停車する交通の要所でもある。

 

踊り子号は伊豆箱根鉄道から分岐を渡り入線してくるので、ホーム途中から曲がって入ってくる、画像でもホームと列車の間が少し開いている。

 

特急踊り子号は神奈川県藤沢市に入り、引地川を通過していった、前に引地川の源流から河口まで徒歩と自転車を使い制覇をした、その成功体験(?)があったので、本日の狩野川2.5KMウォーキングは消化不良に思えてしまった・・・。

でも狩野川制覇は地理的にも、時間的にも厳しいな~。

 

狩野川河口から歩こう!(狩野川河口~沼津駅) 完