KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

六善光寺御開帳、元善光寺へ行こう!

ついに「六善光寺詣で」最終回、最後の善光寺元善光寺へ!

 

ここは名古屋駅のホーム、ちなみに土曜日の朝です!

 

特急しなのに乗り、中津川へ!

元善光寺は長野・飯田にあるのに、なぜ中津川?

 

今回の愛知県・名古屋から長野県・飯田へのルート

(1)名古屋~中津川間:列車(特急しなの) 約50分

(2)中津川~飯田間:車(レンタカー) 約60分

名古屋からレンタカーという手もあるけど、なるべく車は使わないようにした、疲れているからね、あと列車のみで行くとなると、それこそ苦行となってしまう。

リニア新幹線が開業すれば、関東圏から最も近い善光寺となるかもしれない。

 

やはり、人は出ている、『特急しなの』もそれなりに人は乗車していた、しかし当日に指定券は購入することはできた。

 

8時50分、中津川にて特急しなのとはお別れ、50分ほどの列車旅。

ちなみに終点・長野駅には10時59分に着き、11時30分頃には信州善光寺に行くことができるだろう、この中にはきっといるはずだ、信州善光寺詣で!

 

そして、ようこそ中津川!

 

そこそこに大きい地方駅という雰囲気、駅の看板にトヨタレンタカーの看板あり!

ここへ行きます!

 

向こうに見える建物は、かつての百貨店の名残りと推測するが、あっているかな?

 

ここからレンタカーを借りて飯田へ!

 

津川駅元善光寺へ(車)

今では座光寺スマートICができ、元善光寺まで7分ほどでアクセスができるようになった、上記のMAPにも書いてありますが、中津川から約1時間ほどで善光寺参拝が可能となる。

 

中央道・神坂PA、ここでトイレ休憩など・・。

 

恵那山トンネルの石碑、このトンネルは長い、走っていて出口が遠い!!

しかしこのトンネルのおかげで中津川、飯田間を1時間未満でアクセスができるのだ、ちなみに開業当初では日本一の長さを誇っていた。

 

中央道・阿智PA、ここではコンビニが併設されており、昼食を購入した。

 

座光寺スマートICよりアクセス、道は極めて単純で降りて、曲がるだけ!(笑)

元善光寺の為につくられたインターチェンジのよう!

係員の誘導に従い、坂を上がった場所にある駐車場にインした、ここから山門まで横移動となるので、素早いアクセスが可能となる。

 

個人的には最初から上がっていきたい性格なので、坂の下の駐車場がよかったけどね。

それよりも、待たずに停められた幸運に感謝だ。

 

この駐車場から横移動をすれば、参道へ!

 

ここはすでに階段の中腹に位置している、この画像ではわかりづらいけど、かなり多くの人が参拝に来ている、御開帳って感じだ!

 

「定額山 元善光寺境内図

山門をくぐり階段を上がれば本堂、それほど広くはなく、とてもまとまっている境内だ。

 

山門から少しの階段を上がれば、回向柱へとつながっている。

 

4月3日より88日間の御開帳が行わている、今は何日目だろうか、もう6月にも入ってしまい、あと数週間で終わってしまう、次の御開帳は7年後・・・長いな。

 

回向柱(えこうばしら)には善の綱と呼ばれる糸がつながれており、それは前立本尊の指に結ばれている、その柱に触れることで御本尊に触れたと同じ御利益がある、といわれている。

元善光寺の回向柱には線が入り、他の善光寺とは少しだけ趣きが異なる。

 

元善光寺の回向柱は約4mほど、しかしそれに触れるとずっしりとしていることがわかる。

 

善の綱をたどっていこう!

 

これまで参拝してきた善光寺は地名などが頭につくことが多かった、甲斐善光寺・関善光寺、岐阜善光寺と・・・ここ飯田の善光寺元善光寺と呼ばれている、なぜだろうか?

 

かつて善光寺如来がおかれていたのは、この座光寺であり、その歴史は信州善光寺よりも古い、そして善光寺の名は本多善光に由来するが、善光の生誕の地もここ座光寺なのだ、そのためこの善光寺元善光寺という。

いってみれば善光寺の「はじまりの地」といえるだろう。

 

だからこそ、信州善光寺詣りだけでは片詣りとなる・・といわれている、信州善光寺元善光寺の2つは参拝したい(できれば)

 

元善光寺の由来」

 

脳内で「元祖 善光寺」と変換してしまうかもね。

 

こちらの列は「お戒壇巡り」

元善光寺だけは履物をはいたままでお戒壇巡りをすることができる。

 

今の時代の必需品、消毒液をつけて入ることになる、前にある砂時計は前の人にぶつからないための工夫、一定時間を置いた後にお戒壇巡りがスタートとなる。

 

「お戒壇巡り」とは、暗闇の中を手探りで進み、御本尊真下に位置する錠前に触れることを目的とする、錠前に触れることで御本尊とより深い縁を結ぶことができる。

 

戒壇巡りとは反対側にあるこの列は御朱印の列となり、もちろん御開帳記念の御朱印をいただきました。これで六善光寺詣りの行程をすべて終えることができた、もう感無量だ。

しかし、帰るまでが遠足、最後まで気を抜かずにやり抜こう。

 

こちらは「平和の鐘」とよばれている。

 

こちらにはベンチがあり、町の景色を眺めることができる。

 

これは座光寺町並みだろうか、その向こうには山が連なっている、飯田は何度もきており、遠山郷、下栗の里など、素晴らしい場所がたくさんある。

 

ビー玉、きれいだ・・・。

 

「じうこんぜとも・・・??」

おいおい。

 

適度に人がおり、御開帳らしさがでていながらも、落ち着いて参拝ができる、そんな元善光寺だった。

 

最後に上れなかった階段を下りて、元善光寺の看板をみておこう。

 

善光寺といえば、これ!

 

善光寺といえば、これ?!

 

善光寺といえば、コレだね!!

近くにはお土産屋が一軒あった、昔ながらのお店って感じだった。

 

階段の中段から道が伸びており、その先には駐車場がある。

 

この駐車場は狭く、人により入りずらいと思う。

では、中津川で戻ろう、ここから横浜は遠い!

 

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もう少しだけ、続きます・・・。

 

津川駅から車で10分ほどの場所にある苗木遠山資料館に寄ってみた。

 

苗木遠山資料館、ここに来たのは今回で2回目。

 

資料館内は基本は撮影禁止、こちらの再現された苗木城は撮影可。

 

苗木城は最高の山城との呼び名も高い、一度行ってことはあるけど、遺跡感がすごい。

そこからの眺望も一見の価値あり!

今回は時間的都合により、行くことは断念した。

 

そして津川駅へ戻ってきた。

ここは「にぎわい特産館」、ここでは岐阜県の和菓子や特産品が多く販売されていた、けっこう散財してしまった、でもそれがいい!(笑)

 

特急しなので名古屋駅へ向かう、ここまでくれば2時間ほどで横浜だ。

 

善光寺御開帳、元善光寺へ行こう! 完