KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

臨時・特急信州で姨捨駅へ行こう!

信州善光寺の御開帳で長野に来ている、その翌日、せっかく来たのだから姨捨へ行ってみようと思った、そしたら偶然にも臨時特急が運行されているという・・ラッキー!

 

ここは長野駅のとあるホーム、ここにはいつもとは異なる列車が停車していた、これはE353車両、中央線特急や富士回遊号、または特急八王子灘に使用されている。

 

3両編成と短く、一部の窓には信州という垂幕がかけられている。

 

この列車の名前は特急信州といい、2022年4月~6月に運行される臨時列車である。

 

特急信州の運行区間は長野・茅野間となり、少し中途半端な感じもしないではないが、その運行理由を聞けば理解できるはず、これは善光寺ご開帳と御柱大祭を記念しての運行となる。

ホームでは、記念バッチとポストカードを配布していた、その際には指定席チケットを提示する必要がある、ちなみにこの列車は自由席は無く全席指定席となる。

 

乗っていると、アナウンスなしに列車か停まった、そして数分してから、姨捨駅へと入線していった、おそらくは姨捨に30分近く停車するため、普通列車を待っていたものと思われる、そして、この姨捨駅は珍しい現役スイッチバック式の駅であり、バックで駅へと入る。

 

姨捨駅では・・アルクマ君が迎えてくれた!

これは車内でも案内がされており、特急信州に乗車した人は記念撮影ができるという、一説では、このアルクマはたいへん人気があるらしく、これはうれしい特典だろう! ※諸説あり。

 

姨捨駅は、2つに意味で人気があり、特徴的な場所となっている、1つは先程も書いたがスイッチバック、もう1つはここからの眺めである、この眺めは善光寺平、それに流れる千曲川、そして田園風景の棚田、それらが織りなす絶景に惹かれるのだ。

 

このブログでその一端が伝わればいいなと思う。

 

姨捨駅へのアクセスは、決していいとはいえない、この篠ノ井線は運行本数が少なく、1時間に1本、また運行がない時間帯もあり事前計画が必要となる、計画には、姨捨周辺散策を入れて考えることをお勧めする。

 

ここは高架橋からの眺め、初夏の雰囲気を感じるいい光景と思いませんか?

※3両編成の特急もキュート?!

 

待合室前には、アルクマが記念撮影に応じていた、信州をクマなく歩く、そんなこんなでアルクマなのだ。

 

この特急車両がここにいるのも結構レア。

詳しくは知らないが、この絶景を眺めるために運行される列車もあるという。

 

長野行きホームに降りてきた、線路は正面にしか伸びておらず、上下線ともに進行方向は同じとなる、それがスイッチバック駅・姨捨駅なのだ。

 

ホームから下を見ると、線路が1本走っている、これは特急しなのなどの一部列車は、姨捨駅に停まらないので、そのまま直進して通過する。

 

善光寺平を流れる千曲川が見える、その周りには山々が並ぶ、これが180度に広がるのだから、壮観な景色となる。

 

向こうには棚田が見える、この辺りは「田毎の月(たごとのつき)」と言われており、昔より絶景の地であった。

 

この駅名標を見れば、スイッチバック駅とわかるに違いない。

 

近くにはお寺や史跡もあるので、元気な人は是非散策してほしい。

(けっこうな坂があるよ・・。)

 

こちらは、俳句の投函箱らしい、ここは松尾芭蕉も一句詠んだ景勝地なのだ。

 

そうこうしているうちに特急しなのが眼下の線路を通過していく。

 

これは長野発、名古屋行きだ、とても長い旅となる。

 

そして、特急信州も出発のアナウンスが鳴る、そして駅員も乗車案内をかける。

 

ここで、私はお見送りだ、

茅野まで行き、中央線特急で新宿というルートもあるが、時間がかかり過ぎる。

 

いってらっしゃい〜!

 

まだ、アルクマの撮影会は続いていた。

 

後ほど、車に乗るところを見た・・・。

※一応、眼を反らしておいた。

 

では、長野行き普通列車が来るまで、姨捨を散策をしよう!

 

臨時・特急信州で姨捨駅へ行こう! 完