東海の旅へ出ている私・・・三河安城駅を堪能(?)して次に向かった先は、形原城址、一般的には知られていないが、ここにも「ちょっといい景色」があるはずだ。
しかし、ここはだたの乗り換え駅です。
三河塩津駅のお隣りには名鉄線の駅がほぼ併設されている、ちなみに三河塩津はJR東海の駅となります。
蒲郡競艇場前駅、隣りの駅なのにきなくさい名前となってしまった(笑)
3つ目の駅、西浦駅で下車、なんだか心和む駅、どこか懐かしさを感じる、そんな体験はないけど、そう感じさせてしまう雰囲気の駅だった。
いい感じに寂れていた、とはいっても下車する人はそれなりにいた、このシャッターも香ばしいね。
「いらっしゃいませ」
西浦温泉行きのバス停案内がある、これも味があっていいね。
駅舎を出てみると、さらにうれしいご褒美だ(笑)
簡素な駅舎、素晴らしい!!
この辺りには住宅街が広がっており、田舎といった感じはしない、どこにでもあるような街並みだった、でも人はいない不思議・・・。
そして坂を上がっていく、城跡なのだから基本的には高台にあるのだ、上がるにつれて景色がよくなっていく。
海が見えるとテンションがあがる、天気が良いと海も映えるから、やっぱり海は晴れの日に行かないと!
向こうに見えるのは形原漁港大橋という。
鳥居が並ぶ光景、これもテンションがあがる景色の一つ、隣りの大きな広場は曲輪跡と思われる。
「古城稲荷社」
「お妙塚」君主を守った乳母のお話し・・・。
かなり急な階段を上がっていく、この上には拝殿がある。
「形原城址」※からはらじょうし と読みます。
ここは形原松平の居城であった、1619年には廃城となったが、その本丸跡地に神社が建てられたとのことだった。
拝殿から海を見ることができる、素晴らしい立地!
(この画像ではわかりづらい)
今は陸地となっているが、当時は三方が海に囲まれた自然の要害だったという、それゆえに海岩城との別名もあったという。
坂を下っていく際、眼下には形原の街がきれいに見えた、こういう何気ない景色がいいんだよね、こういう景色と今後も出会いたい。
これから向かうのはさらに海方面、この地は半島のような付け根の部分に位置しており、これから向かうのは西浦温泉、その突端だ。
西浦温泉へは3.1km先にあり、徒歩でいけない距離ではない、しかし知らない土地でのバス旅もまた、格別に楽しいのだ。
名鉄蒲郡線、その沿線には三角屋根の工場があった、これも絵になるね。
そこに真っ赤な名鉄線が通過していった。
そして猫も通過していった、気をつけろよ!!
戸甫井バス停、もちろん名鉄バスであり、ここは名鉄王国の一部なのだ(笑)
見ての通り、時刻表はとっても白い、事前に調べて計画的に来ましょう!!