7月の三連休、皆さんはどうお過ごしでしょうか?
(もうとっくに過ぎていますが・・・)
本日は、佐原に行ってきます!
千葉県、水郷で有名なあの佐原です、
そんな佐原に夏の祭りがやってきた、
関東三大祭りの1つ、佐原の大祭である。
※佐原・石岡・川越である。
横浜駅10番線ホームに到着。
これが一般的だろう。
佐原は電車では行きづらい、成田線は1時間に1本ほどである。
10:10、佐原駅に到着する。
祭りは10時から始まっている、まぁこんなもんだろう。
電車は1時間に1本の為、乗車率がとても高い、
佐原ではなく、銚子へ行く人もそれなりにいそうであった。
駅舎から佐原の大祭、歓迎ムードである。
佐原大祭は、2018年7月13日~15日の3日間の開催である、本日は最終日となる。
ほどよい観光客数、では行こう!
方角的には左方向だ。
駅舎で祭関係者から、パンフレットをもらう。
ネットで同じものを開いていたが、やっぱりもらうよね。
小江戸・佐原にふさわしい駅舎だ。
最近、建て替えられたのだろうか、とってもきれいだ。
タクシー乗り場があるが、タクシーを乗るほどの距離ではない、
徒歩10分ほどである。
行き方は簡単、ほぼ直線である。
伊能忠敬の像は、どこを見ているのだろうか。
佐原の町並みは反対方向である。
駅正面には観光案内所があり、お土産も売っている、
帰りに寄ってみよう。
佐原の商店街を通っていく。
小野川にでた、この川沿いを歩けば、祭り会場に着くだろう。
小野川沿いは小江戸としての雰囲気があり、歩いていても楽しく感じる。
もう少しで佐原の町並み・中心部に入る。
突如、山車に遭遇する。
上仲町・大田道灌の大人形である。
山車の前で踊りが披露されている、手踊りというものだろうか・・・。
この山車は、ここで当分の間、留まることになる。
この人形は、せり上がり、高さが変わるのだ。
佐原の大祭・夏祭り 散策のスタートである!!
忠敬橋から樋橋(ジャージャー橋)を見る、
そしてジャージャー橋の向こうには、別の山車が見える。
とても良い風景ではあるが、いかんせん水はきれいではない・・・。
(あえて、汚いとは書かない)
カキ氷屋が恋しく感じる、
それほどに今日の佐原は暑いぞ!
樋橋(ジャージャー橋)まで来た、
橋の中央から水が流れでてくるので、
『水がジャージャーと流れる』からそのように呼ばれている。
寺宿の金時山姥(きんときやまんば)に遭遇。
本日、2体目である。
山車が動きそうな雰囲気、見物客が対岸でいまか今かと待っている。
大勢で引いていく。
そして見えなくなった・・・。
川湊灯台風、
その向こうには伊能忠敬旧家が見える。
伊能忠敬旧宅の柱。
こちらが旧宅である、本日はこれが主役ではない。
ということでスルーする。
『佐原の町並』案内板
佐原の大祭は、関東三大祭りの1つであると書かれている。
露店などがバラバラとある。
おまつりステージ広場まで来た。
ここでは、佐原囃子と手踊りが披露される。
おまつりステージ広場前には、「のの字廻し会場」がある。
残念ながら、今回の旅で見る事はできなかった・・・。
適当に歩いていると、八坂神社前に到着。
夏祭りはこの八坂神社の祇園祭りである。
ちなみに、秋祭りは、諏訪神社の祭りとなる。
神社の向こうには3体目の山車が見えたのだが、奥に向かい動いていく、
この道は香取街道、3km先には香取神宮がある。
この山車は後だ。
まずは神社だ。
今は山車より神社だ、何かが行われている気配がする。
拝殿前には神輿がスタンバイしている。
神社関係者が神社の周りを歩きだす。
ついに神輿動く!
みなさん、わきあいあい、楽しそうに担いでいる。
拝殿前が空いたので、すかさず移動する、参拝を済まし、神輿を撮影する。
祭神は素戔嗚命(すさのおのみこと)である。
境内には山車会館があるが、ここに入る時間はないので、本日はスルー。
八坂神社の裏、どこに山車がいるのか、全くわからないので、とりあえず神輿を追う事にする、そうすればいずれ山車と会えるはずだ、
夏祭りの山車は10台あるのだが、限られた時間で何台見れるのか?!
だが、心に決めていることがある、
鯉と鷹は必ず探しだす!!!(笑)
のの字廻しを通過、
『ちきちょう!! 見たかったぜ・・・。』
忠敬橋に到着、
大田道灌が見下ろす中、神官によるお祓いが始まる。
皆、暑さにまいっていた、始まる前の待ち時間がかなりしんどい。
後ろは小野川であり、船が川湊に向かっている、
おそらくは、臨時駐車場から来たのだろう、祭り開催時は利根川至近の臨時駐車場(1,000台)が設けられ、そこから水運を使い人を運んでいる、
よいことを考えるものだな・・・・。
そして、さっきから気になるものが私の背後にいる。
『鯉』だ!!
『鯉』と書かれている、そのままだ、ひねりはない。
山車に乗っているのは、神や人が多いのだが、これは鯉だ!
なんともいえない、愛くるしさ、鯉に恋する5秒前。
(暑さで頭がやられているKIT)
しかしいつも思うが、小野川が綺麗であれば、最高の景観なのにな・・・と思う。
そうすれば、船に乗ってみたいと思う人も増えるだろう。
それとも、この地域はこの色が普通なのか?!
なわけないよな・・・。
忠敬橋では祭礼が終わっており、神輿だけが中央にポツンと置かれている、
少しいたたまれない気持ちになり、写真を撮る(笑)
どこにいこうか迷いながら、小野川をとりあえず、利根川方向に進むと、
神武天皇と出会った。
『森のくまさん』のように言って、すいません。
ご立派なご尊顔だ。
ここだけではないが、彫刻がこれまた見事なのだ。
休憩中には、ゆっくりと彫刻を見ることができる。
三越佐原店である・・・・・・・・。
祭囃子に誘われて、細い道に入っていくと・・・。
山車を発見、到着したら祭囃子が終わり、休憩に入ってしまう、
かなりがっかりだ。
天鈿女命(あめのうずめのみこと)
この山車も見たかった。
祭囃子に誘われて、その音をたよりに路地に入り、山車に出会う、
この散策と発見の旅がとっても良い。
まさにミッション、『佐原の町で山車と10台会うまで帰れまセン!!!』
時刻は11:45、残り1時間を切る、佐原の町は大きくはないので、適当にあるけば
山車にあたる。
『犬が歩けば棒にあたる』みたいに言ってスイマセン・・・。
佐原は、江戸時代、海運で栄えた町である、
小野川沿いには昔ながらの商家が並び、その景観を守ってくれている、
幸運なことに戦災から免れたこともあり、当時から続く家屋が多くある。
そして、ついに遭遇することができた。
『鷹』である、
そうそのままだ、お隣りにいるのは、伊弉諾尊である。
伊弉諾尊、動く。
追いかけたい気持ちを抑え(笑)、鷹に向かう。
『鷹』だ。
横からみても『鷹』だ。
鷹の彫刻も見事、これは鷹ではないがね。
路地から綱が見え、行ってみると・・・菅原道真に遭遇する。
ここで運行をとめ、休憩をとっている、時刻は12時ちかくだ。
八坂神社に戻り、鳥居の向こうを見ると、
『鷹、動く!!』
山車とともに忠敬橋方向に歩いていく。
本日の佐原は、それほど混んでおらず、動いてる山車もよく見ることができる。
この暑さで外出を控えているのだろうか。
そして、建物の向こうから顔を見せるのは・・・。
『大田道灌、遂に動く!!!』
『歴史ヒストリア』みたいに言って、スイマセン・・・。
大田道灌が建物の間におさまる。
向こうからは、伊弉諾尊が近づいてくる。
トッポが食べたくなる、なぜだろうか。
大田道灌がいたほぼ同じ場所に鯉がいる。
いいね~、鯉!!
藁で作られているのがわかる。
出会っていない山車がある、
そんな旅もよいだろう、次の機会に残しておこう。
12:54発の電車に乗る為に、駅に戻ろう。
自販機が至るところにある日本に感謝だ、夏には何度も助けられる。
諏訪神社の鳥居が見える、秋の大祭の主役だ。
お土産を買い、佐原駅に到着。
祭りは夜まで行われる、
当然、これから佐原の大祭に向かう人は大勢いる。
来た時と同じように観光客は多い、
そして私と同じように帰る人もかなりいる。
駅票もオシャレだ。
これで暑さとお別れと思うと、うれしい!!
成田空港第2ターミナル駅に向かう。
成田駅から横浜とは逆方向に来た為、一旦改札を出なければならない、
ちなみに、JR成田空港第2ターミナル駅は、上下線ともに同じホームである。
もう数分で終点・横浜駅である。
佐原の旅も終わる、
それと同時に、三連休の3日目、浜降祭が始まる。
佐原大祭・夏祭りに行こう! 完