べったら市の見学を終え、川越に向っている。
池袋駅から東武東上線で川越市駅へ移動中、突然空は曇り、大雨となった。
しかし通り雨であり、一時的なものであるとわかっていたので、気持ちは穏やかだ。
川越市駅には16:30頃に到着した、
多くの人が降り、駅構内は超スローペースで移動することになった。
なんでも、2日間で80万人が来るという。

本川越駅を通り、大通り(229号)を歩く。
空は、小雨に変わり、傘をささなくてもよいほどとなっていた、
駅前から露店が広がり、祭り気分ではあるが、本川越駅を通り抜け、大通りに入ると、
早速、山車が見えてきた、本格的な川越まつりの始まりだ。

空には青空が見え、まずは一安心。
この後、曇りであっても夜になれば同じだ、晴れも曇りも関係ない!!
この先には蔵造りの町並みがある、まずはそこを目指す。

大塚新田囃子連、獅子舞、これが最初のお囃子となった。

連雀町・道灌の山車である。
雨対策のビニールが少し残念だが仕方がない。
最も近いのは、西武線・本川越駅である、JR川越駅は最も遠い。
この祭りの期間、一往復であるが、大船から川越まで臨時快速が走っている、
横浜駅で列車を待っていた際、アナウンスがされていた。
『川越まつり号』という、踊り子号の車体らしいぞ。

熊野神社に寄ると、参拝の列ができていた。
こういう時は遠くから手を拝むしかない。


神社を出ると、連雀町の山車では、天狐が舞っていた。
この天狐のキビキビとした動きがカッコいいのだ。
※後程、動画で見てください・・・。
熊野神社の真向かいである。

次に蓮馨寺に寄ってみた、これも大通りに面している、
参道には露店が並び、子供たちで賑わっている、
しかしこの境内では子供の声以上に、マイクの声が響き渡っている。

こちらは参拝しやすい、待ち時間はほぼ無い、
そして先ほどから、とても賑やかな声が聞こえ続けている。

お化け屋敷である、とってもレトロだ。
昭和臭と言ってもよいかもしれない。
店のおばさんがマイクを使い、呼び込みをしている、それがとっても饒舌だ。
熊野神社、蓮馨寺ときたが、川越まつりは、川越氷川神社の例大祭なのだ。
参拝を忘れてしまったのだが・・・。

上覧囃子、ここらへんでじっくり見て行こう。

ひょっとこが踊る。

おかめが舞う。
天狐を見ていると、武藤敬司を思い浮かべるのは、私だけではないはずだ。
ひょっとこは見ているだけで笑みになる。
そして、おかめはなぜか色っぽい・・・。

ようやく蔵の町らしくなってきた、通りには人がこれでもか!というほどいる。

絵になるレトロな建物がたくさんある、これが川越の魅力だ。

鴨田囃子連・恵比寿様だ。
小鎚で頭をなでてくれる、ご利益がありそうだ、
獅子舞の場合は、噛んでもらうといい、厄をとってくれる。

モドキ、これは頑固おやじ風だろうか・・・。
力強そうだ。

府川囃子連・堤崎流、天狐。

次におかめが登場!!!
やっぱ、おかめだな~!!

おかめを見ていると、背後がうるさくなってきた、山車が近づいているのだ。
仙波二郎の山車だ。
曳っかわせ はやっぱり盛り上がる。
これが川越まつりの一番の醍醐味だ!!!
会所や山車とすれ違う時、互いに向かい合い囃子の儀礼打ちを行う。
踊りとお囃子のガチンコ勝負だ!!!

なぜか、色っぽいおかめ・・・、投げキッスまでするサービスぶり?!
府川囃子連・おかめ。

背後に妖しく光るのはりそな銀行である。
ここに留まった事には理由がある、時計を気にしながら、舞いを楽しむ。
そろそろか。

18:20、鳶のはしご乗り が始まる。
鳶のはしご乗りは、2日間で今日のこの時間しか行われない。

鳶職人の妙技をご賞味あれ!!

拍手と大歓声が起こる。

そこから見える景色とは、どんな感じか?!

画像が悪いのはご了承願います。
『すばらしい!!』
これは盛り上がる!!

最後は三人で決めポーズだ。
完璧に決まった!!!

夜になると、やさしい灯りでさらに川越の町が魅力的になる、
フカゼンというお店、なんかいいよね。

そして川越といえば、時の鐘である。
奥にも店が続くが、ここで引き返し大通りに戻る。

川越市役所前に来た、昼であれば、山車揃いがある。
本日は14:00~15:00頃、
明日は13:30~15:00頃である。
踊っているのは、モドキだ。

いい笑顔だ。
踊り手が男性か女性か、子供かどうかもかわらない・・・。
猩猩の山車。

後ろを振り返ると、牛若丸の山車(元町一丁目)の山車が動きそうだ。

動き出した、次はこの牛若丸を追いかけよう。
必ず、曳っかわせが始まるはずだ。
山車の速度は意外に早い、周りに人が大勢いるので、歩きと良い勝負になる。
猩猩の山車と牛若丸の山車の曳っかわせが始まった。

今後は、モドキ(これは鬼かな・・)に変わっている、
鬼対天狐だろうか・・・。
牛若丸の山車が移動する、別の山車が来るということだ。

これが最も盛り上がる!!
山車が三台集まり、曳っかわせが行われる、まさに三つ巴の戦い!!!!
さて、どこが参戦するのか?

日本武尊の山車だ!
乗っているのは獅子舞だ。

交差点は大盛り上がりだ。
警官と警備員の叫びが止まらない!!
「後ろへ下がってください!!」
各山車の舞手も変わり、三つ巴の曳っかわせが始まる。
一台の山車が去り、また奥から別の山車が来た。

次はこの山車についていき、場所を移動する。
大通りに出て、駅に向かって帰る準備をしていく。

先ほどの山車を追い越す、
これは鈿女の山車(大手町)だ。

大通りでは、浦島の山車(松江町二丁目)を発見する。
この辺りも十字路となっており、曳っかわせにはもってこいの場所だ。

鈿女の山車も到着、そして始まる曳っかわせ。
おかめと天狐の対決だ。

浦島の山車が駅に向かい巡行中、一緒に移動していく。

りそな銀行まで戻ってきた、
まだまだ駅には遠い、なぜなら人が多すぎて、思うように進むことができないからだ。

この会所でも山車との曳っかわせが行われている。
こちらもおかめと天狐である。
曳っかわせ。

駅に向かう途中、家康の山車(脇田町)を発見、
もう一方はどこだろうか・・・、わからん。

賴光の山車(三久保町)と仙波二郎の山車(仙波町)を視認、
もう1つはどこの山車だろう・・・・。
ここでも三つ巴の曳っかわせが繰り広げられる。

見ていたいが、電車の時間も気になる。
もう21時に近い、横浜に帰るには、今が頃合いか・・・。
駅前の雰囲気を少しばかり感じて下さい。

駅周辺には露店などが所狭しとあり、人が大勢たむろしている。

駅の反対側では、御輿が練り歩く、
私はコンビニで遅い夕食を買い込み、西武線ホームへ。

これで2018年の川越まつりは終了とする。
やっぱり川越のまつりは・・・・・
規模が大きい!!
露店・お店が多い!!!
山車が多い!!!!!
雰囲気が良い!!!!
人が多い・・・・・・。
来年は、青空の下、山車と曳っかわせが見たい。

やっちまった~!!! KOEDOビールを買うのを忘れた!!!!
川越まつりに行こう! 完