KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 浜降祭に行こう!!(2018年07月16日)

夏、湘南、茅ケ崎と言えば、サザンオールスターズ!!

※諸説あり!!

 

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いやいや、夏、湘南、茅ケ崎といえば、浜降祭である。

※ 「はまおりさい」と読む。

浜降祭は、 茅ヶ崎の夏の風物詩である。

実はこの祭り、40基弱の神輿が、未明から練り歩き、朝に至るのだ。

そのため、浜降祭の朝は早い。

 

2日前から、水止舞、佐原大祭と続き、体が疲弊していたおかげで、

21時には就寝、3時に起床した、そしてほぼ始発で茅ヶ崎へ!

 

それでも茅ヶ崎駅には6時ごろの到着となる。

いつもの日曜日朝の茅ヶ崎駅の状況は知らないが、あきらかに人は多いだろう。

改札を出て、左側・南口に降りる、

目の前が浜降祭会場行きの臨時バス乗り場であった。

 

すでに停車しているバスは、超満員であり、3、4人乗れるほどであった、

後ろにもバスが続いており、1台待って座っていくことにする、

6時5分発のバスの先頭座席に座り、乗車時間10分ほどで到着となる。

しかし、「行きはよいが、帰りはヤバイ」である。

※それは後程。

 

浜降祭の会場は、茅ケ崎西浜海岸となる。

茅ヶ崎駅から徒歩25分前後かかるので、この暑さではバスを使おう。 

神奈川中央交通が臨時バスを出しており、

4時15分から7時まで5分から10分間隔ほどで運行している。

 

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134号線をくぐり、浜に向かう。

 

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海のにおいがするが、祭りのにおいもする、

威勢の良い掛け声、鈴の音も聞こえる。

 

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5時前から、浜に降りてくるのだから、相当数の神輿がすでに浜にいることだろう。

自然と早足になってしまう。

 

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浜降祭とは、

寒川町・茅ヶ崎市にある40社ほどの神社の神輿が相模川河口(西浜海岸)へ渡御して

湘南の海で『みそぎ』をする神事である。

早朝4時から西浜海岸に入り、7時までに全ての神輿が到着する。

 

1840年頃から始まったとされ、2004年から海の日の開催となった。

 

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すでに多くの人が、こんな朝からいる!

祭り好きが多いのか?

それ以外の理由があるのか、わからないが、

私も気合をいれなければならない。

 


浜降祭2018①

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浜には、到着した神輿が並んでいる、

これだけの数の神輿が並ぶ光景は見たことがないので、圧巻である。

  

浅草三社祭浜降祭をはるかに超える100基であるが、

あまり纏まりがなかった、チャグチャグ馬このように境内のいたるところにいるため

分かりづらい、浜降祭では、神輿が一列に並び、とても多く感じることができる、

このようなお祭りはあまりない。

 

 

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 実行委員会の櫓が見える、右ではジェイコムが撮影をしており、左では記念うちわが売られている、うちわはお金を出して買う物ではないのでスルー。

 

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 神輿が海で禊を行い、浜に戻り、順次整列していく。 

 

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 海から戻ってきた神輿。

 

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昨夜から担いでいる為、疲れいる表情が多く見える。

 

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自分たちの神社名が入った旗に向かい進んでいく。

 

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続々を神輿が到着、そして周りを練り歩く。

 

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続々と・・・神輿が来て・・・・。

 

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3基に増え・・・。

 

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4基となり・・・。 

 

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 5基となる・・・。

 


浜降祭2018②

周りが神輿だらけになり、神輿の渦に巻き込まれていく・・・(笑) 

 

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神輿が縦横無尽にくる、前だけではなく、背後、横にも注意をくばろう! 

巻き込まれる人も多い為、注意喚起もされている。

 

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会場にはアナウンスも流れ、祭りの雰囲気という感じだ。

 

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油断すると、目の前には神輿が!!

 

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そして真横を通過していく。

 

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6時50分過ぎだろうか、警察がきて、規制線を張っていく。

ロープが引かれるので、一般見物客は、その外側にでることになる。

7時から浜降祭合同祭開式が始まる。

 

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SP風の男女が立っており、かなり視界の邪魔となる・・・、

近くのおじさんが「しゃがんでほしい」と依頼すると、

苦笑いをしながら、「できなんいんです・・・」と答えていた。

よく見ると、外務大臣河野太郎が正面に座っていた。

 

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7時少し前、神官たちが入場してくる。

 

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7時から式が執り行われていく。

 

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30以上の神社に対して、供物をささげていく。

 

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神官たちのバケツリレー、チームワークをためされる・・・。

 

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これがかなり長いのだ。

 

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場所取りはもっと正面でもよかったな・・・と少し悔いる。

 

寒川神社宮司による祝詞奏上、出席者の玉串奉納が行われていく。

 

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7:45頃、式が終わり、規制線が解かれて、一斉に見物客が入っていく。

 

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河野太郎氏。

 

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祭り関係者、有権者と握手。

 

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 8時から神輿発輿となる、発輿とは地元に帰ることだ、

竹の鳥居を抜け、海に入り帰っていく。

しかしながら、海に入らない神輿が多く、海に入るのは一部の神輿だ。

 


浜降祭2018③

 

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続々と発輿、海へ向かっていく、

ウミガメのようだ・・・・。

 

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これは竹の鳥居でよいと思う。

 


浜降祭2018④

 

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ひと際目立つ神社が歩いてきた。

 

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御祭主・寒川神社の神輿である。

 

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相模一之宮 寒川神社である。

天保9年、寒川神社の神輿が国府祭の帰りに相模川に落ち行方不明となる、

その後、茅ケ崎の網元が漁の最中に御神体を発見して寒川神社に届け、その礼として南湖(茅ヶ崎西浜海岸)に神輿で趣き、禊を行うようになったと言われている。 

 

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『一』と背中に刻まれている。 

 

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相州神輿、タンス(金具)をつかみ、音頭(音程)をとる、

そして掛け声は「どっこい、どっこい」だ。

 

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そして遂に現れた!! 海中にはいる神輿が!

堤八坂神社の神輿だ!

皆一斉に向かい、カメラ・スマフォを向ける。

 

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肩までいっているぞ!!

 

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不測の事態に備え、見守るセイバーたち。

 

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一気に盛り上がる!!

 

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浜一面は人だかりである。

 


浜降祭2018⑤

別の神輿も海へ入っていく。

 

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 続々と神輿が竹の鳥居を通り、地元へ帰っていく。

 


浜降祭2018⑥

 

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巨大スクリーンには、ジェイコムの生放送が流れていた。

※地元のローカルテレビと思ってください。

 

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時刻は8時30分過ぎ、そろそろ潮時かな・・・。

 

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元来た道を戻っていく、この道を通る神輿もある。

 

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国道134号線であるが、片側2車線は完全に通行禁止となっており、

反対2車線による対面通行となっている。

 

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8:40、神奈中バス浜降祭臨時バス停(茅ヶ崎行き)に到着する、

10分も待たずにバスに乗ることができたが・・・ここで誤算が発生する。

 

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バスはこの坂を上がり、134号線に出るのだが、

全く信号が変わらず、134号線にでることができない。

まったく進まない、進んだのは9時15分であった、

これは交通規制が解除される時刻だ。 

 

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バスの中で待っていると、次々と神輿が地元に向けて帰っていく。

中には笑顔、手を振ってくれる担ぎ手もいる。

 

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バスの乗客も待機で疲れているが、担ぎ手ほどではない、

神輿は未明からもしくは昨日から練り歩いている、さらにこれから地元に戻り、さらに地元を練り歩く神輿もある、すごいパワーである!! 

 

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最後にタンスのビートを刻む光景をみる。

相州神輿、練り歩く。 

 

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規制が解かれると順調に進み、9時23分に茅ヶ崎駅に到着。

到着したバスからは人が降りている。

 

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茅ヶ崎駅ホーム。

まだ時刻は9時24分である、10時過ぎには家に到着する、

『早朝出発、AM帰宅』となる、すばらしい時間の使い方だ。

 

朝3時起きられたのは、前日・前々日と疲れた為、21時に就寝したことが大きな要因だ、「早寝は三文の得」であった。

本日は、とっても良いものを見せてもらった。

 

神奈川に住む人間として、あえて言おう!!

「湘南の祭りサイコー!!!」

 

浜降祭に行こう! 完