今回は愛知県豊川市にきている、
先ほどまで牛久保地区にいたのだが、飯田線で隣駅・小坂井駅に来た。
これから向かうのは菟足神社であり、風まつりを見ることが目的である。
菟足神社の戦闘的なウサギだ!!
こいつならライオンも倒せそうだぜ!!
牛久保から小坂井は歩いてもいけそうな距離ではあるが、先はまだまだ長い、
少しでも体力を温存しよう。
飯田線・小坂井駅(こざかい)ホーム到着。
飯田線は長大な路線なのだが、
今回の旅は牛久保駅周辺をチョロチョロしているだけである・・・・・。
小坂井駅。
無人駅であり、待合室が完備されている。
一応シンメトリーとなっている駅舎だ。
待合室には風まつりのポスターが貼ってある。
風まつり
4月7日・8日と2日間にわたり開催される、
1日目は宵祭り
2日目は本祭り と呼ばれる。
本日も9時から神事が行われているが、
今回は13時からの本社祭典、山車稚児舞を見る予定である。
夜の部の花火も見たいのだが、うなごうじとバッティングしているのだ・・・。
初志貫徹だ。
菟足神社(うたりじんじゃ)へは徒歩4分ほど。
何軒か、屋台が営業していた。
裏から入っていく。
全体的に茶色基調である。
12:00、まだ祭りの時間には早い為、境内は閑散としている。
奥にはすでにカメラの三脚が並び、場所取りが始まっている、
この時には最前列はほぼ埋まっていた。
風まつりは菟足神社にて行われる、
菟足神社には、古来からいくつもの風にまつわるお話しがあるという。
1つ目は、「祭神・菟上足尼命が当地に着任された時、海上がひどく荒れていたにもかかわらず無事に着かれたことから、風に強い神様といわれ、信仰を集めたという」
2つ目は、「寄進された延宝の神輿が、江戸から回送された時、遠州灘の風波の難にもあわずに平井の浜に無事に着き、これはひとえに同社の加護としたというもの」である。
豊川市HPより参考
参道には、多くの屋台が並んでいる。
後程、山車も通るのだが、それもあってか参道は広い。
宵祭りの最後を飾る大筒花火の準備をしているのかな・・・。
重厚な砲台だ(?)
近くで見た事がないのだが、いい造りがされている。
菟足神社、こちらが正面入口だろう、
先ほどは裏口から入った。
祭りまで時間がまだまだ空いており、町を散策して時間をつぶす。
(これといって発見はなかった・・・・・)
こちらに陣取ることにする、前列から2番目である。
今日はものすごく寒い、そして風が強い!
風まつりにはうってつけの日なのか?!
12:55頃、式が始まる。
行列の中にウサギの絵が描かれた烏帽子を被っている男性が4人がいる。
自然と彼らに目がいってしまう、
観客は関係者が多く、知り合いの話しで盛り上がっている人が多い、
わざわざ他県から来る人は、そほどのもの好きなのだろう。
KIT「オレのことかー!!」
拝殿内で御祈祷が行われる、ここからが結構長いのだ・・・。
20分弱だろうか、ようやく終わり、ぞろぞろと出てくる。
うさぎの男たちは手筒を持っている。
拝殿では、守りを固めていく・・・。
儀式の開始の合図だろうか、打ち上げられる。
※詳しくは動画で確認を。
次に大きな手筒に火をつける。
真上に向け火花と煙が拭き上がる。
たちまち煙の臭いが境内を席巻する。
次に若い衆の登場、掛け声とともに点火!!
うさぎの烏帽子・・・かなりしっかりと造られている。
次は山車の時間である。
山車の上では獅子舞が始まる、
神社の拝殿に向けて奉納しているようだが・・・。
山車が動き出す。
方向転換がかなり大変、これの繰り返しである。
トウモロコシ屋の屋根もフルオープンだ。
参道から一般道に出る。
ゆっくりと山車は進んでいく・・・・。
一旦、神社に戻ってみよう。
踊りが始まっていた、稚児舞である。
境内にはほとんど参拝客はいなかった・・・・。
境内を散策・・・。
これはなんだ!?
うさぎの模様がかわいらしい。
再び、山車に追いつく。
ここで山車は終了となる、時刻は14:25頃である。
風まつりの昼の部は、祭りのほんの一部に過ぎない、
夜は手筒や花火が盛大に上がり、迫力がまるで違ってくる・・・
しかし今回の旅の目的を忘れてはならない。
風まつりの見学を終え、小坂井駅に向かう、
もう行ったほうがよいだろう、牛久保へ!