真っ青な食べ物があるとはあまり想像ができない、そもそも食欲が湧くような色ではないというのが常識的な考えだろう、しかし!!
その常識を突き崩すスイーツが「たまふゆゆ」なのだ
お店前に到着です、
駐車場が無いのでお店前の車道(路側帯)に停めさせていただく、
通りかかった時、先の来店者が車を停めていたので、場所が空くまで待っていた
ここは「パティスリーマルヤ」
一言でいえば、ケーキ屋さんなのだが、新潟まで来て、私が普通のケーキ屋に行くわけがない
お店に入ると、店主がお出迎え、ディスプレイにはあのケーキが2つしかなかった、
売り切れは避けることはできたのだが・・・それは幸運なことだった
「売り切れを心配しましたけど、よかったです」と言うと、
「大丈夫ですよ、たまふゆゆは1日中作っていますから、売り切れはないです」
店主とそんな会話をした、心強い!
ちょっとしたドライブインに停めて、ついにご対面だ、
今、私がいるのは新潟県新潟市、私が帰る先は横浜市、これを持って形を崩さずに横浜に帰る自信は全く無く、ここで食べることにした
箱をオープン!
どうですか、この色、この艶、鏡のように照かっている、
この色はお菓子にしていい色ではない、それは多くの人が知っている常識、だがこのお店はそれに挑戦した
これは食べ物なのだろうか・・・そんな錯覚をおぼえてしまうような物体、いやケーキだ、
表面はプルッとしていて、ザクッとスプーンをいれていく
中身はこれです、まるで地球のマントルのようだ、ふつうお菓子で地球を感じることなどはない、
この中心地にはラズベリーソース、その周りにはホワイトチョコムース、外郭にはゼリーで覆われている、それがこの「たまふゆゆ」の正体だ、その丸い物体の下には土台として、特製のタルトが敷かれていた
これは兄弟分の緑のたまふゆゆ、
形はハート型、味は抹茶であり、色も普通な美味しいケーキだった
私はこの2つを10分もかからず、平らげた
短時間にこんな糖分を接種したことがあっただろうか?!
その食べた場所は、ポピーとよさか
糖分補給を終えたので店内に入ってみる
ゲーム機が並ぶ景色、その荒廃的な雰囲気に一瞬息をのむ
内、4人ほどは一心不乱にゲームのレバーを握り、あるモノはスロットにちばしる
レトロ自販機もあることで、一部の人には有名な場所なのだ
さて、これで新潟旅行の全行程を終えた
最後の訪問先がポピーとよさか
ここは新潟市民の憩いの場であったほしい、では新潟駅へ移動しよう
レンタカーを返却して新潟駅へ向かいます
新潟駅は始発駅なので、前もって駅に停車しているのがいいよね
あとはこれに乗っていれば勝手に終点・東京へと連れていってくれる、そんな高速の物体
もう、燕三条も一日を終えようとしている
この旅はここから始まったのだ
思えば、どこかにビューンで燕三条が当たったのだが、実際には燕にはあまり滞在はせず、メインは村上地区となってしまった、
これは本来の想定している楽しみ方とは違うのでは・・・とふと思ったけど、その時自分の行きたい場所にいく、それが本来の旅であり、どこかにビューンはそのきっかけに過ぎないのだろう、そんなことを考えながら、流れゆく景色を見ていた。
【どこかにビューン!】真っ青スイーツ「たまふゆゆ」を食べよう!【NO.13】 完