KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 真田の里・沼田に行こう!(2017年8月19日)

沼田城に行こう」 ここからすべてが始まった、

だいたいのプランを考えてはいたが、でたとこ勝負で行こう!

そんな感じで沼田の旅は始まった。

 

6:51 横浜発 東海道線上野東京ラインに乗る、

行先は高崎である、終点までゆっくりくつろごう、

今日はグリーン車に乗ったのだが、思いのほか混んでいた。

 

9:17 に高崎駅に到着、

両毛線に乗り換え、新前橋駅へ、そこから上越線の乗り沼田駅に行く。

 

10:19 に沼田駅に到着した。

 

今日の天候は、とても気になっていたが、天気予報では曇り・一時的に雨であった、

「どうにかなるだろう」と楽観的な気持ちで、出発した。

 

では実際の沼田駅の天候はどうか?

 

f:id:turumigawa915:20170819221558j:plain

 晴れである!

「よし、賭けに勝った!!」

日頃の行いのおかげだ!!

 

では少し時間を巻き戻そう。

 

 

f:id:turumigawa915:20170819221828j:plain

これが沼田駅である、

これぞ、地方駅だと思えるようなローカル駅である。

 

f:id:turumigawa915:20170819221850j:plain

階段で線路をくぐり、改札ホームに向かう、

天狗の大面がある、ここにも行きたかったのだが、バスで40分はしんどい、

しかも、バスの本数がない・・、今回は諦めよう。

「迦葉山弥勒寺」というお寺である。

 

f:id:turumigawa915:20170819222133j:plain

駅舎を出ると大きな観光ガイドマップがある。

ここはれっきとした観光地だ。

沼田と言えば、「そう、真田の里だ。」

今、「上田では?」と思った人もいるはずだ、

ここは真田信繁の兄・信之が治めた地なのだ。

 

f:id:turumigawa915:20170819222204j:plain

そして、沼田には「真田の里」とは別に、もう1つの売りがあるのだ、

河岸段丘である!!」

駅前には、河岸段丘の説明板がある、ここにNHKのブラタモリも来たらしいのだ。

ここに来るまで知らなかった・・。 

沼田もそれを売りにしている!!

 

f:id:turumigawa915:20170819222234j:plain

のぼりも2種類ある、

真田の里と河岸段丘である。

 

 まずは、沼田の場所を確認しよう。

沼田は群馬県である、地図をみてもらうと日本海のほうが近い!のではないか。

 

駅前には、お土産屋と個人商店と蕎麦屋がある、

ポイントが高い駅前だ!!

 

では、ブラブラしてみよう!

 

 

f:id:turumigawa915:20170819223321j:plain

駅正面のメインストリートを登ってみよう、

もうすでに結構な傾斜となっている。

このまま進んでいくと、「滝坂」を登ることになる。

途中で榛名神社という看板を発見!、その重力に負けて左折をしてしまう。

 

f:id:turumigawa915:20170819223347j:plain

こちらもキレイな一本道である。

関越交通というのが、ローカル旅情をかきたてる。

もちろん、歩いている人はいない。

 

f:id:turumigawa915:20170819223404j:plain

巨大鳥居まで来ました。

まだ、参道という感じではない。

 

f:id:turumigawa915:20170819223417j:plain

第二の鳥居出現。

「なんだ、この細い道は?!」

かなりのB級スポットぶりに歓喜

 

f:id:turumigawa915:20170819223432j:plain

第三の鳥居出現。

木々の圧迫感、たまらん。

 

f:id:turumigawa915:20170819223448j:plain

そして、第四の鳥居出現。

良い感じの神社がございました!!

 

f:id:turumigawa915:20170819223526j:plain

しっかりとお参りをすませ、御朱印を頂きますか・・。

 

f:id:turumigawa915:20170819223602j:plain

御朱印は右側の建物でいただくことができる、

おそるおそる中に入っていく、かなり歴史がある建物だ。

「すいませーん 御朱印をお願いします」

奥から女性が出てきて、応対してくれた。 

ソファーなども歴史を感じさせる、なんとも言えない感じだ。

 

 

では次の目的地に向けて出発だ! 

f:id:turumigawa915:20170820171056j:plain

274号線・榛名坂に向かう。

 

f:id:turumigawa915:20170820171113j:plain

 なんか、なつかしい感じの看板がある。

 

f:id:turumigawa915:20170820171509j:plain

これが榛名坂だ!!

かなりの高度を上げていく・・・、隣の道路にはひきりなしに車が通っている、

その向こうには町が広がっている。 

 

f:id:turumigawa915:20170820171541j:plain

古峰神社が見える、

後で知ったのだが、この道を行けば近道であった。

 

 しかし、古峰神社を登ると榛名坂を最後まで楽しむことはできない・・・、

※実際には楽しめないが・・・、結構疲れる。

 

f:id:turumigawa915:20170820171609j:plain

 眼下に町が広がる、

これが「河岸段丘」の一端か!

 

f:id:turumigawa915:20170820171632j:plain

 登りきる直前に「榛名坂」の看板がある。

 

f:id:turumigawa915:20170820172515j:plain

天空の城下町 真田の里 沼田城に到着。

 

f:id:turumigawa915:20170820172630j:plain

公園として整備されている。

何かのイベントのリハーサルをしているのだろうか、歌が聞こえる。

 

f:id:turumigawa915:20170820172658j:plain

公園の中には、沼田城主・真田信之小松姫の像がある。

 

f:id:turumigawa915:20170820172749j:plain

発掘時に発見された石垣がある、ここは見どころである。

 

f:id:turumigawa915:20170820172827j:plain

階段と石垣、良い感じだ。

 

f:id:turumigawa915:20170820173002j:plain
その奥にはビュースポットがある。
かなりの広いスペースとなっている。
 
f:id:turumigawa915:20170820173103j:plain
素晴らしい眺望だ!
晴れていれば、印象が変わるだろうが、これはこれで良い。
 
f:id:turumigawa915:20170820173129j:plain
正面に三峰山が見える、
晴れていればその横には谷川岳が見える。
さらに左に目を向ければ、名胡桃城址が見えるという。
 

f:id:turumigawa915:20170820180143j:plain

鐘楼がある。
その反対側には、鳥などの飼育小屋がある。
 

f:id:turumigawa915:20170820180437j:plain

入口には観光案内所?、お土産屋がある。

大河ドラマ真田丸」関連の資料も展示されていた。

 

 

次にお寺に向かう。 

 

f:id:turumigawa915:20170820180620j:plain

正覚寺に来た。

山門が特徴的だ、見事な彫刻が施されている。

後で雨宿りをすることになる・・・。 

 

f:id:turumigawa915:20170820180741j:plain

ここにも「ブラタモリ」のスポットがある。

ここは正覚寺の最奥である。

たしかに最高のビュースポットだ、沼田駅が眼下に見える。

 

f:id:turumigawa915:20170820180844j:plain

あそこから上がってきたのだ、結構な高度差だ。

しかし、このあたりから気候が急変してきた、

急に風が吹き付けてきた、そして小雨が降り出してきた。 

 

f:id:turumigawa915:20170820193928j:plain

ここには、大蓮院殿のお墓がある、

真田信之の正妻である小松姫のことである。

 

f:id:turumigawa915:20170820194002j:plain

本日は御朱印をもらう事ができない との張り紙が貼ってあった。

「残念!!」

 

f:id:turumigawa915:20170820194057j:plain

ここからが正覚寺の参道か。

この時はまだ普通の雨である。

 

先ほどの沼田城の観光案内所にて、ブラタモリの観光マップを入手しており、

「ようやっと坂」を目指す。

 正覚寺から近い。

グーグルマップにものっている!!

 

f:id:turumigawa915:20170820195145j:plain

ブラタモリ内でタモリが命名した「ようやっと坂」の案内板がある。

 

f:id:turumigawa915:20170820195215j:plain

この時、もうスコール状態。

「やばい! どうするか!!」心の警報が鳴り響く。 

歩いていると、次第に勢いがなくなってきた。

「大丈夫か?!」

 

f:id:turumigawa915:20170820195250j:plain

大燈篭に行きつく。

ここは、北関東三十六不動二番札所 金剛院だ。

この頃には小雨になってきた。

 

f:id:turumigawa915:20170820195556j:plain

本堂である、

山門にもあったが、こちらにも寄席の看板が置かれている、

このお寺では、定期的に落語家を招き、友引寄席というのを開いているそうだ。

 

f:id:turumigawa915:20170820195425j:plain

 寄席もそうであるが、境内もなんだか楽しそうだ。

 

 沼田のメインストリート?を歩く、

両脇に商店街があるのだが、歩いている人は皆無だ、

そう、ここは車社会、歩く人はいないのだ。

 

歩いていると祭りの準備をしていると思われる団体がいた、

その隣には大きな天狗の面が展示されている。

 

f:id:turumigawa915:20170820205029j:plain

大きい!

ちなみに・・

今向かっているのは水路である。

 

 

 

f:id:turumigawa915:20170820205041j:plain

 「お! いい水路だ。」

ここではなく・・・。

 

f:id:turumigawa915:20170820210617j:plain

 天桂寺の参道横に、ブラタモリの案内板があった。

 

f:id:turumigawa915:20170820211028j:plain

 看板通りにのぞき込んでみる、

2つの石により、水の流れを変え、城に流れるようにしたという。

これを、「城堀川」という。

 

 

 帰りはバスに乗って、沼田駅に向かう。

たしか、12:34発であった。

バスで移動することも、旅の醍醐味だ、旅先のバス移動もまた旅情をさそうのだ。

 

バスで、もう1つの坂である「滝坂」を下っていく。

そしてあっけなく、沼田駅に到着する、

しかし次の電車までには、かなりの時間がある、

まずはお土産屋に入り、物色・・、特に買いたいものはなかった。

次に、隣りの個人商店のコンビニのようなお店に入る、

飲食のスペースがあり、購入したものをそこで食べることができる。

手造りの麺類などが興味をそそる。

 

ロータリーを挟んだ反対側に蕎麦屋を発見、そちらで昼食をとることにした。

二八蕎麦を注文した、美味しかった。

 

f:id:turumigawa915:20170820211911j:plain

 蕎麦屋をでた頃には、青空が見えてきた。

 

これから、赤城駅に向かう。

まずはJR線・上越線両毛線を使い、前橋駅に向かう。

f:id:turumigawa915:20170820212858j:plain

そして 前橋駅に到着。

 

JR前橋駅から上毛線・中央前橋駅に向かうのだが、

距離にして約1kmである。 

 

f:id:turumigawa915:20170820212949j:plain

ほぼ直線の為、迷うことはあり得ない。

 

f:id:turumigawa915:20170820213013j:plain

上毛線・中央前橋駅に到着。

 

f:id:turumigawa915:20170820213041j:plain

中央前橋駅、立派な駅舎だ。

 

f:id:turumigawa915:20170820213114j:plain

ノスタルジックな車両である、

初・上毛線の乗車である!!

上毛線に乗りたくて、ここまで来たのだ!!

 

f:id:turumigawa915:20170820213146j:plain

線路のすぐ隣には、川が流れている、

なかなか良い構図だ。

 

f:id:turumigawa915:20170820213220j:plain

車内はこんな感じ、夏祭りモードになっている、

そして自転車が度々、乗車していく、かなり変わった光景だ。

 

f:id:turumigawa915:20170820213248j:plain

赤城駅で一旦下車する、

ここは、上毛線の途中駅である、乗りつぶしたい気持ちがあったのだが、

下車することにした。

 

f:id:turumigawa915:20170820213313j:plain

 ここは、東武鉄道りょうもう号の始発駅でもある。

東武線が上毛線に乗り入れをしている形かな。

 

りょうもう号に乗り、終点・浅草駅まで行く、

長い旅路であるが、楽しみでもある。

 

上毛線とりょうもう号に乗りたくて、

かなりの遠回りルートで横浜に帰ることになった、

時間最短が最良ではない、

時にはこのように「質」を重視した旅が心を豊かにすることもあるのだ。

 

「ムダ」を楽しむ事も旅の醍醐味だ!

 

真田の里・沼田に行こう! 完