JRを使わず、横浜から高崎まで来たKIT、
「これからがほんとうの地獄だ・・・。」
さぁ、群馬を越えよう!!
群馬県・元祖県庁所在地 高崎に到着、
駅ビルの巨大な時計は12時28分を指していた、たしかに時刻は合っていた・・・。
(違っていたら、文句でもかいてやろうと思っていたのに・・おい!)
6時に横浜・山下公園を出発してから6時間30分ほど経過した、
しかし、まだ高崎にいる。
最短ルートを辿れば、とっくに直江津には着いている、
それに常識的な判断をすれば、
だが、今回はJR線を使わない旅をしており、いってしまえば「ムダを楽しむ旅」でもある。
だからこそ、前橋を歩くことができたのだ。
「上野三碑」 ※『こうづけさんぴ』と読みます
高崎駅コンコースに展示されている三碑のレプリカ、誰一人として見向きもしない、
「上毛かるた」のすべてを暗記しているのだろうか?
そんな憤りを感じてしまうぅ!!!(笑)
高崎駅西口バス乗り場案内
これより③番乗り場の安中市役所行きのバスに乗ります!
25分ほど時間が空いたのでコンコースにある巨大なお土産屋を物色した、
そこでは群馬県のお土産が多いことに驚く、そして銘菓・旅がらすと幸福だるまの最中を購入した、今夜のホテルのおやつとしたい。
③乗り場を確認!
お土産屋には、沼田名物のみそパンが特別販売されていた、
カゴいっぱいに買っていたサラリーマンがいたけど、そんなに美味しいのか?!
焼きまんじゅうがあるのだから、みそパンも冷静に考えれば、合うんだよな・・。
APAホテルがみえるが、新幹線などを見ることができるトレインビュープランがある、
でもね、9平米の部屋で狭いんだよね。
この西口だけでも、メトロポリタン高崎、アーバンホテルなどがある、東口にもビジネスホテル界NO,1とも呼び声が高いホテルがあるという、それは後日紹介したい。
今回の企画旅・JR線を使わずに横浜から直江津に行くには、
群馬が最大の難所となる。
横浜から前橋までは私鉄が確りと通っており、軽井沢(長野県)から直江津にも私鉄が繋がっている。
しかし群馬には・・・群馬には・・・無いんだよッー!
ここ高崎駅からはバスを2本乗り継ぐ、そしてこの旅、唯一の徒歩区間が待っている、
さらにバスで峠を越えて、ようやく長野県軽井沢町に到着することができる。
これから乗るバスは本数が少なく、1日に朝・昼・晩の3本のみだ、この昼便に乗らないと、これからの旅に支障をきたすのだ。
だからこそ、高崎には12時40分までに着く必要があった(力説)
ここポイントですよ!
12時50分、始発バス停なので定刻通りに出発、これで高崎市を抜けるぞ!
さらば、高崎駅!
いつしか国道18号線に入っていた、ここは見憶えがあった、
横浜から長野へのロードバイクのツーリングで通ったことが2度あった、
そして、この道は長野に繋がっている!
信越本線が見えてきた、これはJR線であり「この旅」では乗ることはできない、
「列車こないかな~」と見ていてもくるはずはないだろう、コア時間を除き1時間に1本しか走っていないローカル路線なのだ、もしここで信越線を見てしまったら、今年1年間の運を使い切ってしまうことになる・・・。
13時23分安中駅を通過中、
駅向こうには安中精練所(東邦亜鉛)が異様な景色を見せてくれている。
安中といえば、コレだよね!
13時36分頃、安中市役所バス停に到着した、
ほぼ予定時刻、乗る人がいないし、道は空いてるし、私にとってはありがたい!
(7)群馬バス(安中線)
12:50発 高崎駅西口 ⇒ 13:36着 安中市役所 (乗車時間:46分)
運賃:¥580
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バス停の名の通り、正面には安中市役所がある、そのど真ん中にバス停がある・・・。
なんでこんな中央の離小島に?と思ってしまうほどにど真ん中!!
普通、車が停まっている辺りにあるものだと思うんだけどね。
の垂れ幕が目に入る。
いったい何のこと???
まず「安政遠足」は「えんそく」ではなく「とおあし」と読みます、
『安政遠足 侍マラソン』は毎年5月開催、仮装ランナーが走るマラソン大会らしい、
その歴史は江戸時代にまで遡り、当時の安中藩主が藩士の鍛錬の為に碓氷峠の熊野権現まで徒歩競争させたことが始まりらしい。
これが日本マラソンの発祥といわれている。
次のバスは降りたこの場所で待っていればいい、そんなお手軽な感じだ、
乗ってきたバスとこれから乗るバスは接続前提でダイヤが組まれており、到着時間が遅れても待ってくれると思われる、今回は定刻通りに着いたので、全く問題はない。
乗り継ぎバスが到着、こちらも同じ群馬バス(松井田線)だ。
また運転手と私との2人スタートとなった!
まだ、群馬の真ん中!
JR線を使わずに太平洋から日本海へ行こう!
(第4章 魔境・グンマを抜けろ!!①) 完