KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

JR線を使わずに太平洋から日本海へ行こう!(第3章 頂上決戦!!前橋から高崎へ)

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JR線を使わず、横浜から前橋まで来たKIT、

これからは当面、バス旅となるが、

この旅では初のバス移動となるので、まだ気持ちは心持ち軽い・・・今はね。

 

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前橋に到着したKIT。

ただいまの時刻は10時38分だ・・・・・早い!

カラフルなベンチが歓迎してくれてるかのようだ。

 

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前橋といっても、ここは上毛電鉄中央前橋駅だ、赤城からここまで来たぜ!

 

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ホームのすぐ隣には川が流れている、

駅と川などは、どこにでもあるものだが、この組み合わせ(光景)にとても目が惹かれた、なぜだろう?

 

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台風などでホームに浸水など、大丈夫なのだろうか?

少し心配になるが、しかし高度なテクノロジーで解決されているのだろう、

なんせここは群馬の首都なのだから。

 

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駅を出て、近くの陸橋に上がってみた、

もちろん、理由はあるよ。

ここからバスに乗り換えるのだが、接続までの時間が空いてしまった、

だから川沿い散歩でもしようと思ったのだ、それには道路を越えないといけない。

 

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中央前橋駅、群馬の県庁所在地のある場所であり、その最寄り駅だ。

もしかすると、両毛線前橋駅のほうが近いのかもしれないけど、まぁいいかな。

 

中央前橋駅

 

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この川は広瀬川といい、前橋の中心を流れ、伊勢崎にまで及んでいる、

それにしても水流が多い!

見ていて、楽しい気分になるよ!!

 

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広瀬川には遊歩道が整備されており広瀬川 詩の道」がある。

ここを歩けば20以上の詩碑・歌碑に出会うことができる、その途中には前橋文学館や萩原朔太郎記念館などもあるので寄ってみてはどうか。

しかし、今旅の私は大目標に対して邁進中であり、2、3つしか見ることはできなかった。

 

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まず最初に出会うのが東宮七男「花なればこそ」

※前橋出身の詩人です、「とうみやかずお」と読みます。

 

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また書いてしまうが水流がすごい、こんな流れでは鯉はつらいのではないのか?

と考えていると・・・・。

 

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ここに・・いた!!

しっかりと川から隔離されて鯉が優雅に泳いでいた。
なかなか立派な鯉たちだった、20分は見ていられるぐらい、良い光景だった。

 

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次に見えてきたのは・・「これ何??」だった。
不思議なものを発見してしまった。

 

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回り込むと、見たことがあるような模様(顔)が見えてきた、

岡本太郎作の幻の作品「太陽の鐘」というものらしい、ご本人は前橋出身などではなく

こちらは静岡県日本通運が管理するレジャー施設から寄贈されたもの。

「まったく、ゆかりが無いが設置しました・・」ということかな。

※なんでも繋がりも求めるのは悪い癖かもしれないね。

 

「太陽の鐘」

 

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諏訪橋のたもとにある萩原朔太郎の「月夜」詩碑

まだまだ文学の散歩道は続くが、この辺にしてUターンする準備をしないとね。

 

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「街角のたばこ屋さん」を発見!

とっても久しぶりに見たので思わず撮ってしまった。

いいね、前橋!

 

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前橋スズランを発見!!

群馬県民以外は「何それ?」と思うかもしれない、それは正しい反応だ、

スズラン百貨店は前橋と高崎の2店舗しかないのだ、

埼玉県で例えるなら八木橋百貨店といえば、理解してもらえるだろうか。

(これも埼玉県限定か・・・。)

時刻は10時50分、もう営業しているのに・・・。

バスの時間に間に合わなくなってしまうのでここで引き返すことにした。

 

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広瀬川「詩の道」を歩き終え(全てを歩いたわけではない)、中央前橋駅に戻ったきましたよ。

もうバスが停まっているけど、発車時刻まで約10分ほどある、ゆっくり行こう!

※バスは2台停まっているけど、画面右側の側面が見えているほう。

 

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どうしても違和感があるな~(この名前、というか並び・・。)

中央前橋駅

中央から始まる言葉といえば、「中央アジア」「中央競馬」「中央前橋」!!

これを『世界三大中央』と呼ぶ。

 

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上信電鉄バスに乗車、エンジンが切られているので室内はとても暑かった。

中央前橋駅11時15分発、私と運転手の2人で出発!

 

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3分ほどでJR両毛線前橋駅に到着、

中央前橋から高崎へ行く場合、

前橋駅両毛線に乗り換えて、約15分ほどで高崎駅に着くことができる。

しかし私が(JR線を使わず)高崎に着く時間は、その2倍・3倍でも済まない・・・。

運転手さんも、バスを乗り通した私を不思議に思ったに違いない(笑)

 

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こちら、前橋駅でも誰も乗ってこなかった・・・。

あと日本中央というバスが見えたが、群馬は『中央』という言葉が好きなの??

 

勘違いはしないで欲しい!

駅前か閑散としているから、小さな街というわけではない、群馬県車社会の県なのだ、

群馬県の全国一世帯当たりの車保有数は第4位、それに表れている。

その上には福井、富山、山形がいる。

関東圏においては第一位だ!

 

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群馬県庁通過中!

(住所:群馬県前橋市大手町1-1-1)

大多数の人は群馬県庁は高崎駅前にあると思っている・・・。

それは違います! あれはヤマダ電機高崎本店です!!

 

群馬県

 

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違和感を感じる人も多いだろう、

群馬県の県庁が前橋にある?!

高崎は新幹線や高崎線が発着する交通の要所、駅周辺は大変栄えており、いつも多くの人が行き交っている、誰もが認める大都市だ。

人口も駅の乗降客数も今では高崎が上回っている、でも県庁は前橋にある・・・。

 

群馬県庁をめぐる戦い◇

高崎vs前橋

明治維新の後、最初の県庁は高崎に置かれた、そして1年もたたない内に前橋に移転、

再び、高崎へと県庁は移り、その後の激しい誘致合戦により前橋へ再度移転して現在に至る、その戦いは100年以上も続き、今も決着はついていない(?!)

 

人口では、前橋34万人ほど、高崎市は37万人ほどとなっており、

人口数も高崎が上回っている。

 

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このような地方都市バトルは日本の至る所に存在する、

北から見てみようか。

・札幌市VS函館市(北海道の覇権争い)

福島市VS郡山市福島県バトル)

・浦和VS大宮(よくわかんない!)

・新潟VS金沢(日本海・都市バトル)

静岡市VS浜松市静岡ダービー

・高松VS松山(四国の雄争い)

山口県萩市VS福島県会津市(明治維新会津戦争の遺恨)

 

KITとしては『高崎VS前橋』が好きかな・・・。

※好きとか嫌いではない!

 

~そんな感じで利根川を通過中~

 

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新前橋駅に到着、中央前橋を出てから25分近く経っていると思う、

列車に乗れば、今頃高崎に着いている時間なのに・・と少しばかり心で愚痴をいう。

 

車窓から見る車のナンバープレートは高崎や群馬が多かった、たしか数年前に前橋ナンバーが誕生したはず、しかし一台もみることはなかった、そのご当地ナンバーの絵柄は赤城山であり、市内どこからでも見ることができる前橋市民の誇りという。

 

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12時22分、高崎駅(西口)に到着。

バスの時刻表では12時20分だったので、ほぼ定刻通りの到着となった。

 

(6)上毛電鉄バス

11:15発 中央前橋 ⇒ 12:22着 高崎駅 (乗車時間:67分) 

運賃:¥460

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群馬県では10円が不足しているらしい。

バス運賃は460円だったので、100円玉4枚と10円玉6枚を出しましたよ。

KIT「今日も人助けをしてしまった・・・・(ふぅ)」

 

JR線を使わずに太平洋から日本海へ行こう!

(第3章 頂上決戦!!前橋から高崎へ)    完

 

 

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